アトピー性皮膚炎
病気の解説
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湿疹や痒みを伴い、よくなったり、悪くなったりを繰り返しながら慢性的に続く難治性の病気。以前は「アトピー性皮膚炎=アレルギー」と考えられていたが、現在では、皮膚のバリア機能低下によるドライスキンをベースに、アレルギー反応や様々な刺激反応によって発症すると理解されている。…
江藤隆史医師
東京逓信病院 副院長 皮膚科 部長
記事
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夏になると「皮膚がんに~」といって日焼けを気にする人が増えるが、本当の皮膚がんの原因は何か…
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アトピー性皮膚炎 広島大グループが原因物質を解明
アトピー性皮膚炎の患者が汗をかくと炎症を引き起こす症状について、人間の皮膚に存在するカビが作り出すたんぱく質が原因と、広島大大学院の秀道広(ひでみちひろ)教授(皮膚科学)らの研究グループが発表した。…続きを読む→
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暖かい季節もいよいよ終わりの時期になると、「痒み」の要因が増えてきます。原因がなんであれ「痒い」という感覚とその辛さは共通しており、誰もが眉をひそめる症状です。…続きを読む→
実力医師(五十音順)
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朝比奈昭彦(あさひなあきひこ) 医師
東京慈恵会医科大学附属病院(東京都) 皮膚科 診療医長
目に触れる疾患を扱うため、患者自身の生活の質や心のあり方にも大きくかかわる。その分、適切な診断と治療ができたときは、患者にとっても医師にとっても大きな達成感が…続きを読む→
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石地尚興 (いしじたかおき) 医師
東京慈恵会医科大学附属病院(東京都) 皮膚科 診療副部長
尖圭コンジローマや子宮頸がんなど、ヒトパピローマウイルスによる感染症の診断・治療を専門とする。日本性感染症学会梅毒委員会委員長を務め、梅毒の診療にも詳しい…続きを読む→
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江藤隆史(えとうたかふみ)医師
東京逓信病院(東京都) 副院長 皮膚科 部長
アトピー性皮膚炎、乾癬の治療のスペシャリスト。アトピーの標準治療が普及していないために起きているさまざまな弊害に着目し、科学的根拠に基づいた診療ガイドラインに沿った治療を…続きを読む→
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大槻マミ太郎(おおつきまみたろう)医師
自治医科大学附属病院(栃木県) 皮膚科 教授
アトピー性皮膚炎と乾癬について、日本皮膚科学会の診療ガイドラインや治療指針の作成と普及に精力的に携わる。ナローバンドUVB照射療法(全身、局所とも)をはじめ、各種レーザー治療に至るまで最新の治療を提供…続きを読む→
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角田和彦(かくたかずひこ) 医師
かくたこども&アレルギークリニック(宮城県) 院長
化学物質とアレルギーを中心に臨床環境医学分野で診療、数百あるアレルギーの原因を突き止め、環境中や食品中の化学物質の影響を調べるため、約200項目に及ぶ問診システムを創案…続きを読む→
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片岡葉子(かたおかようこ) 医師
大阪府立病院機構 大阪はびきの医療センター(大阪府) 皮膚科 主任部長
アトピー性皮膚炎患者が年間3,500人程訪れる、全国でも有数のアレルギー専門施設に15年以上勤務。1990年代のステロイド忌避全盛時代には、不登校やうつ病の合併などアトピー性皮膚炎がQOLに大きな影響を与える…続きを読む→
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上出良一(かみでりょういち) 医師
ひふのクリニック人形町(東京都) 院長
上出良一医師は、40年間大学病院の皮膚科で診療・教育・研究に携わり、皮膚病全般はもちろん、アトピー性皮膚炎、乾癬、光線過敏症、皮膚がんの手術などを専門に…続きを読む→
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川島眞 (かわしままこと) 医師
東京女子医科大学病院(東京都) 皮膚科 主任教授
アトピー性皮膚炎の患者に共通する皮膚の乾燥とバリア機能の低下は、角層間を埋めている脂質、とりわけセラミドの減少によることを解明。ステロイドなどの外用薬により炎症を鎮静化させる…続きを読む→
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斎藤博久 (さいとうひろひさ) 医師
国立研究開発法人 国立成育医療研究センター(東京都)研究所長補佐
長年にわたってアレルギー疾患の診療に携わり、アレルギー研究の第一人者として知られる。厚生労働科学研究や環境省による大規模疫学調査など、さまざまな場で責任者として研究を牽引し…続きを読む→
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須藤一 (すとうはじめ) 医師
須藤皮膚科医院(山形県) 院長
難治性皮膚疾患であるアトピー性皮膚炎(AD)の専門家。ADに対して常に最新の診断と的確な治療 を行えるように心掛けている。また、ステロイド外用薬の使用方法にも習熟しており…続きを読む→
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戸倉新樹(とくらよしき) 医師
浜松医科大学医学部附属病院(静岡県) 皮膚科 診療科長 皮膚科学教授
30年にわたり皮膚免疫・アレルギー疾患を中心に、アトピー性皮膚炎、皮膚リンパ腫、乾癬、光線過敏症、薬疹などを重点的に研究してきた。アトピー性皮膚炎では、根拠に基づく医療に根差した治療を行って…続きを読む→
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根本治(ねもとおさむ) 医師
医療法人社団 廣仁会 札幌皮膚科クリニック(北海道) 院長
日本皮膚科学会代議員や日本臨床皮膚科医会北海道支部ブロック長を務め、豊富な臨床経験を持つ。乾癬に対しては外用療法から生物学的製剤まで使用し、アトピー性皮膚炎に対して…続きを読む→
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秀道広(ひでみちひろ) 医師
広島大学病院(広島県) 皮膚科 教授
アトピー性皮膚炎における重要な悪化因子として汗に注目し、その対処方法を開発するとともに、アレルギーの発症因子が存在しても病気にならずに暮らすための予防法の開発を…続きを読む→
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古江増隆(ふるえますたか) 医師
九州大学病院(福岡県) 皮膚科 教授
アトピー性皮膚炎の研究・治療におけるスペヤリスト。日本皮膚科学会のガイドラインの作成に携わり、2000年からは厚生労働省のアトピー性皮膚炎の治療法の普及や評価に関する研究班の班長を…続きを読む→
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古川福実(ふるかわふくみ) 医師
高槻赤十字病院(大阪府) 病院長 皮膚科
30年以上のキャリアを持つアトピー性皮膚炎のエキスパート。アトピー性皮膚炎の診療ガイドラインの作成にも関わり、2011年より日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会理事長を務めるなど、標準治療の確立に大きな役割を果たして…続きを読む→
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本田まりこ(ほんだまりこ) 医師
ウイルス性皮膚疾患(水痘、単純ヘルペス、帯状疱疹、帯状疱疹後神経痛、ウイルス性疣贅)診療のスペシャリストである。抗ウイルス薬を中心に治療しながら、予防として水痘ワクチンの接種も…続きを読む→
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向井秀樹(むかいひでき)医師
東邦大学医療センター大橋病院(東京都) 皮膚科 教授
専門はアトピー性皮膚炎。従来の標準治療に加え、重症患者が多いことから、症例ごとに原因を究明し、生活指導やスキンケア、メンタルケアまで、患者との信頼関係を構築しながらきめ細やかな診療を…続きを読む→
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渡辺晋一(わたなべ しんいち) 医師
アトピー性皮膚炎治療・皮膚真菌症研究のスペシャリスト。その他湿疹・皮膚炎群や感染症、膠原病、良性・悪性腫瘍などにも詳しい。さらに、レーザーを使った最先端医療をハーバード医科大学で学び…続きを読む→