ドクターズガイド

婦人科がん

 

病気の解説

  • 婦人科領域のがんには、子宮がん(子宮頸がん・子宮体がん)、卵巣がん、外陰がん、腟がん、卵管がんなどがあり、特に子宮がんは、女性がかかるがんの中では、乳房、大腸、胃の次に多い。 子宮頸がんは、婦人科がんの中でも最も罹患者が多いがんで、最近、20~30歳代の若い女性にも増えてきている。性交渉で感染するヒトパピローマウィルス(HPV)がおもな原因といわれており、ワクチンの接種により70%は予防ができることがわかってきた。…

    小西郁生医師
    国立病院機構京都医療センター 院長 産科婦人科

 

記事

  • 布施博さんW介護生活、元妻の古村比呂さんはがん再々発  布施博さん実母がアルツハイマー型認知症、妻の井上和子さん実母は脳出血で倒れ下半身不随。元妻の古村比呂さん子宮頸がんからがんが再々発…続きを読む→

  • 血液1滴でがん早期発見へ  血液1滴で13種類(胃がん・乳がん・大腸がん・卵巣がん・食道がん・前立腺がん・膵臓がん・膀胱がん・肝臓がん・骨軟部腫瘍・胆道がん・神経膠腫・肺がん)のがんを早期発見する新しい検査法を開発…続きを読む→

  • 卵巣がん、新治療法開発か  京都大学の小西郁生教授チームが、がんが免疫細胞の攻撃を抑制する仕組みを壊し、免疫がよく働くようにする新薬「ニボルマブ」を再発卵巣がんの患者に投与し消失・縮小したとの臨床試験結果を発表。新しい治療法の開発が期待できる…続きを読む→

  • 夏目亜季さん子宮頸がん克服 子宮頸がんを発症し克服した、アイドルの夏目亜季さん(24歳)。喉頭がん治療のため、声帯摘出手術も受けていた…続きを読む→

  • 子宮頸がんでシーナさん死亡 4人組ロックバンド「シーナ&ロケッツ」のボーカル:シーナさんが14日午前4時47分、子宮頸がんのため、東京都内の病院で亡くなった……続きを読む→

   

実力医師(五十音順)

  • 青木大輔 (あおきだいすけ)
    青木大輔 (あおきだいすけ) 医師

    慶應義塾大学病院(東京都) 産婦人科 教授 診療部長

    日本を代表する子宮がんのエキスパート。婦人科の病気には子宮筋腫、子宮内膜症、子宮頸がん、子宮体がんなどの子宮の病気や、卵巣がんなど…続きを読む→

  • 伊藤公彦/ (いとうきみひこ)
    伊藤公彦(いとうきみひこ)医師

    関西労災病院(兵庫県) 産婦人科 部長

    婦人科がんの中でも、特に「卵巣がん」を専門とする権威である。同院産婦人科の部長として業務を遂行しながら、悪性腫瘍の良い治療法を求めて臨床試験にも取り組んでいる…続きを読む→

  • 榎本隆之 (えのもとたかゆき)
    榎本隆之 (えのもとたかゆき)医師

    新潟大学医歯学総合病院(新潟県) 産科婦人科 科長 産科婦人科学主任教授

    婦人科がん、とくに子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん、外陰がんの名医として知られる。妊娠・出産を希望する早期子宮頸がん患者に対する妊よう性温存治療(広汎子宮頸部摘出手術)を積極的に行い…続きを読む→

  • 片渕秀隆(かたぶちひでたか)
    片渕秀隆(かたぶちひでたか) 医師

    熊本大学医学部附属病院(熊本県) 婦人科・産科 教授 科長

    婦人科腫瘍治療で日本をリードする存在で、婦人科病理診断学のエキスパートとしての正確な診断に裏打ちされた治療により子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん、絨毛性疾患、子宮内膜症・子宮腺筋症の名医…続きを読む→

  • 吉川史隆 (きっかわふみたか)
    吉川史隆(きっかわふみたか) 医師

    名古屋大学医学部附属病院(愛知県) 産婦人科 教授 科長

    子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がんなどの婦人科がん治療の豊富な実績を持つ。手術療法・化学療法・ホルモン療法・放射線療法を病気の種類や進行期に応じて適切に組み合わせ、良好な治療成績を…続きを読む→

  • 小西郁生 (こにしいくお)
    小西郁生 (こにしいくお) 医師

    国立病院機構 京都医療センター(京都府) 院長 産科婦人科

    婦人科がんのスペシャリスト。正確な診断が正しい治療のために重要であると考え、丁寧な医療面接後、綿密な病理組織診断と画像診断を行う。小西医師自身、婦人科の病理を専門として…続きを読む→

  • 櫻木範明 (さくらぎのりあき)
    櫻木範明 (さくらぎのりあき) 医師

    北海道大学病院(北海道) 婦人科 教授 科長

    婦人科グループをリードしている。婦人科のエキスパートとして「社会的にも大きな貢献を果たす」という使命感のもと、がんの治癒をめざすだけでなく、患者の心身両面のQOL(生活の質)を考慮した患者に優しい治療を…続きを読む→

  • 塩沢丹里 (しおざわたんり)
    塩沢丹里(しおざわたんり) 医師

    信州大学医学部附属病院(長野県) 産科婦人科 教授 科長

    女性の生涯にわたる悩みに対応する、地域の中核病院として同科を率いる。正確な病態診断と徹底した治療前カンファレンスにより、個別化した医療の提案を心がける。周産期、婦人科、不妊症の各分野において…続きを読む→

  • 杉山徹 (すぎやまとおる)
    杉山徹 (すぎやまとおる) 医師

    岩手医科大学附属病院(岩手県) 産婦人科 主任教授 診療科部長

    女性の一生を通じた医療を提供する同科を率いる。婦人科がんに関しては、関係機関と協力した化学療法を実施し、新しい薬剤を導入するなど最先端の治療を行っている。中でも杉山医師の卵巣がん治療には…続きを読む→

  • 永野忠義 (ながのただよし)
    永野忠義 (ながのただよし) 医師

    関西電力病院(大阪府) 婦人科 部長

    子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんの診断と治療を専門とするスペシャリスト。特に積極的に施行しているのはセンチネルリンパ節検索。子宮頸がんに対してはセンチネルリンパ節同定を用いた広汎性子宮全摘術を施行…続きを読む→

  • 平松祐司 (ひらまつゆうじ)
    平松祐司 (ひらまつゆうじ) 医師

    岡山市立市民病院(岡山県) 産婦人科 臨床顧問

    女性の一生涯に関わる幅広い医療を提供する同科を率いる。平松医師がすべての初診患者を診断し、治療方針を決定。周産期、腫瘍、内分泌、女性ヘルスケアの4つの専門外来に分かれるが…続きを読む→

  • 吉川裕之 (よしかわひろゆき)
    吉川裕之 (よしかわひろゆき) 医師

    茨城県立中央病院 茨城県地域がんセンター(茨城県) 病院長

    婦人科がん治療の高い技術と豊富な経験で多くの患者と向き合ってきた。妊娠・出産を希望している患者への妊孕性温存(妊娠のため機能を残す)療法には定評があり、国内トップレベルの症例数を誇る。がんの他、子宮筋腫・子宮内膜症…続きを読む→