ドクターズガイド

パーキンソン病

 

病気の解説

  • パーキンソン病は、1817年にイギリスで発見された運動障害疾患のひとつ。200年経った今でもその原因がわかっていない。人口10万人あたり、100~150人の患者がいると言われ、神経難病の中では比較的多い。症状としては、手が震える、筋肉が硬くなる、動作が遅くなる、転びやすい、歩行障害などがあげられる。発症年齢は50歳から60歳、70歳、近年は高齢化し、80歳代くらいの人にも発症する。…


    吉井文均医師
    神奈川県済生会 平塚医療福祉センター長 日本パーキンソン病・運動障害疾患学会前プレジデント

 

記事

  • モハメド・アリ氏が死去  プロボクシングの元ヘビー級王者モハメド・アリ氏(74歳)は、アリゾナ州フェニックスの病院に呼吸器系疾患で入院していたが死去した…続きを読む→

  • パーキンソン病というのは運動障害疾患のひとつで、年齢からいうと50歳から60歳、70歳、最近は高齢化して80歳代くらいの人にも起こる病気。手の震え、筋肉が硬くなる、動作が遅くなる、それから転びやすい原因に……続きを読む→

 

病院ランキング(疾病名はDPCに基づいています)

  • パーキンソン病の治療実績がある病院
 

実力医師(五十音順)

  • 磯部千明/ (いそべちあき)
    磯部千明(いそべちあき)医師

    札幌 いそべ頭痛・もの忘れクリニック(北海道) 院長

    2016年4月から『札幌 いそべ頭痛・もの忘れクリニック』(脳神経内科・リハビリテーション科)を開設し院長として診療を開始…続きを読む→

  • 岩田誠 (いわたまこと)
    岩田 誠(いわたまこと) 医師

    メディカルクリニック柿の木坂(東京都) 神経内科 院長

    継続的に250~300人の認知症患者を受け持つ「日本で一番認知症を診ている医師の一人」。患者の治療から家族・介護者に対するケアの指導まで、個人を大切にし…続きを読む→

  • 卜部貴夫/ (うらべたかお)
    卜部貴夫(うらべたかお)医師

    順天堂大学医学部附属 浦安病院(千葉県) 脳神経内科 教授

    順天堂医院にて脳血管障害の診療チームをつくり上げ、超急性期脳梗塞に対する血栓溶解療法を積極的におこなってきた卜部医師だったが、2011年4月より同院へ異動。最新の医療を迅速かつ安全に提供…続きを読む→

  • 岡本幸市 (おかもとこういち)
    岡本幸市(おかもとこういち)医師

    公益財団法人 老年病研究所附属病院(群馬県) 所長

    片側顔面痙攣の概念・病態に詳しく、日本神経治療学会がまとめた「標準的神経治療:片側顔面痙攣」で執筆を担当している。片側顔面痙攣のほか、眼瞼痙攣・痙性斜頸に対するボツリヌス毒素療法の実績も豊富…続きを読む→

  • 小野賢二郎 (おのけんじろう)
    小野賢二郎 (おのけんじろう) 医師

    昭和大学病院(東京都) 神経内科 診療科長、教授

    神経内科の一般外来、専門外来「もの忘れ外来」にて神経内科医師としてアルツハイマー病(AD)やレビー小体病(LBD)等の疾患の診断、治療を行って…続きを読む→

  • 齋藤博(さいとうひろし)
    齋藤 博(さいとうひろし) 医師

    仙台東脳神経外科病院(宮城県) 名誉院長

    発汗異常など自律神経機能異常に関する権威。「全身多汗症は実に多くの原因が考えられ、その解明には詳しい検査・分析のほか、多くの事例での検討が必要」という観点から、1,000例を越すヨードでんぷん反応を利用した全身の汗の検査…続きを読む→

  • 作田学 (さくたまなぶ)
    作田学 (さくたまなぶ)医師

    日本赤十字社医療センター(東京都) 神経内科 医師(非常勤)

    専門は神経内科。特に、喫煙によるニコチン依存症が起こるメカニズムに詳しい。日本禁煙学会の理事長を務める…続きを読む→

  • 篠原幸人 (しのはらゆきと)
    篠原幸人(しのはらゆきと) 医師

    共済立川病院(東京都) 神経内科 顧問

    45年以上、脳卒中の患者に向き合い、数多くの臨床経験を積んできたことから、日本人特有の脳卒中に対する予防・診断・治療に詳しい。日本脳卒中学会前理事長、アジア大洋州脳卒中学会前理事長…続きを読む→

  • 下村登規夫 (しもむらときお)
    下村登規夫 (しもむらときお) 医師

    国立病院機構 さいがた病院(新潟県) 院長

    「名医が推す名医」の一人に選ばれたこともある神経内科のエキスパート。外来ではパーキンソン病や脊髄小脳変性症をはじめとする神経難病の診療のほか、頭痛外来、睡眠時無呼吸外来、慢性疲労症候群を中心…続きを読む→

  • 竹島多賀夫 (たけしまたかお)
    竹島多賀夫 (たけしまたかお) 医師

    富永病院(大阪府) 副院長

    2010年より竹島医師を頭痛センター長として招聘し開設されたもの。最新の検査機器を備え、頭痛全般の診断と治療を行っている。まずはどういった種類の頭痛であるかを正確に把握することを重要…続きを読む→

  • 武田篤 (たけだあつし)
    武田篤 (たけだあつし) 医師

    国立病院機構 仙台西多賀病院 院長

    武田篤医師のグループは、嗅覚検査によってパーキンソン病における認知症発症を予測できる事を明らかにし、嗅覚検査を行うことで認知症の早期診断・早期治療が可能になることを突き止め、国際科学雑誌「Brain」に発表するなど、パーキンソン病や認知症の研究…続きを読む→

  • 立岡良久 (たつおかよしひさ)
    立岡良久 (たつおかよしひさ) 医師

    医療法人 立岡神経内科(京都府) 院長

    2011年7月で開院10年を迎えた。神経内科は精神的な問題からではなく脳や神経、筋肉に問題があり、実際に身体に出る症状を内科的に扱う。頭痛の原因疾患に応じて、かつ個々の患者に対してオーダーメイド治療…続きを読む→

  • 中島健二(なかしまけんじ)
    中島健二(なかしまけんじ) 医師

    独立行政法人国立病院機構松江医療センター(島根県) 院長

    アルツハイマー病をはじめとする認知症や、神経変性疾患(パーキンソン病など)・脳血管障害に対する専門医として、その早期発見や早期治療・発症予防に積極的に取り組んでいる。これらの疾患は慢性化する傾向も高く…続きを読む→

  • 中村雄作/(なかむらゆうさく)
    中村雄作(なかむらゆうさく) 医師

    和泉市立総合医療センター(大阪府) 病院長代行

    痙性斜頸、眼瞼痙攣、顔面痙攣の診療・治療に詳しい医師。日本神経治療学会がまとめた治療のガイドライン「標準的神経治療:片側顔面痙攣」では薬物療法に関して執筆者に加わるなど、片側顔面痙攣の診療…続きを読む→

  • 野元正弘/(のもとまさひろ)
    野元正弘(のもとまさひろ) 医師

    愛媛大学医学部附属病院(愛媛県) 薬物療法・神経内科 臨床研究支援センター 客員教授

    1984年からパーキンソン病などの研究分野の中心的役割を担っているロンドン大学キングズ・カレッジ校へ留学し「神経疾患についての研究を行いながら最先端の治療法の開発に携わる…続きを読む→

  • 林明人(はやしあきと)
    林 明人(はやしあきと) 医師

    順天堂大学医学部附属 浦安病院(千葉県)リハビリテーション科 科長 教授

    2008年に11月に誕生した同院リハビリテーション科において科長としてチームをまとめている。神経内科とリハビリテーション医学の専門医であり、脳血管障害などの神経疾患の診療を扱うほか、特別外来では脳卒中に…続きを読む→

  • 吉井文均(よしいふみひと)
    吉井文均(よしいふみひと) 医師

    神奈川県済生会 平塚医療福祉センター(神奈川県) センター長

    日本パーキンソン病・運動障害疾患学会前プレジデント。パーキンソン病をはじめとし、脳卒中から認知症まで、高齢化社会で増え続ける疾患に対して、オールマイティーに取り組んでいる。とくにパーキンソン病や脊髄小脳変性症…続きを読む→