ドクターズガイド

性感染症

 

病気の解説

  • 性感染症(STD)は性交渉によってうつる病気の総称。STDに含まれる病気には梅毒、HIV感染症、後天性免疫不全症候群またはエイズ、性器クラミジア、トリコモナス、性器パピローマウイルス、性器ヘルペス、淋菌感染症、尖圭(せんけい)コンジローマ、軟性下疳(なんせいげかん)などがある。複数のSTDを混合感染しているケースも少なくない。…


    古川恵一医師
    総合病院 国保旭中央病院 感染症センター長

 

記事

  • 梅毒感染者5000人超え  梅毒の感染報告者数が昨年5824人に続いて5000人超え。都道府県別では、東京1284人、大阪874人、愛知338人など、都市部で多い傾向が…続きを読む→

  • 九州でエイズ感染が急増中  福岡県を中心にエイズ患者やエイズウイルス(HIV)感染者が2年連続で増加傾向にある。その原因の一つには感染者の多いアジアとの往来が…続きを読む→

  • 梅毒感染者が4倍に急増  梅毒感染者が4000人超え。平成22年~27年までの5年間で4倍に急増。特に若い女性の感染者が多い。同性、異性間を問わず不特定多数との性行為が原因の一つでは…続きを読む→

  • 梅毒感染者が急増している  梅毒感染が急増、女性はなんと倍増。妊娠中なら胎児に悪影響が心配。パートナーと一緒に検査を受けよう。また、コンドームを使うなど予防を…続きを読む→

 

実力医師(五十音順)

  • 荒川創一 (あらかわそういち)
    荒川創一 (あらかわそういち) 医師

    三田市民病院(兵庫県) 院長

    感染制御部長として大学病院に勤務するかたわら、兵庫県下にある地域病院の感染対策チームの支援にも尽力する感染制御学のスペシャリスト。クラミジア感染症をはじめとする…続きを読む→

  • 石地尚興 (いしじたかおき)
    石地尚興 (いしじたかおき) 医師

    東京慈恵会医科大学附属病院(東京都) 皮膚科 診療副部長

    尖圭コンジローマや子宮頸がんなど、ヒトパピローマウイルスによる感染症の診断・治療を専門とする。日本性感染症学会梅毒委員会委員長を務め、梅毒の診療にも詳しい…続きを読む→

  • 岩破一博/ (いわさくかずひろ)
    岩破一博(いわさくかずひろ)医師

    京都府立医科大学附属病院(京都府) 産婦人科 診療副部長 教授

    全国でも数少ない性感染症の専門外来を設け、予防・診断・治療と3段構えで診療を行う。特に女性の性感染症についての造詣が深く、初発症状が顕著に見られない感染症に対し…続きを読む→

  • 大里和久 (おおさとかずひさ)
    大里和久(おおさとかずひさ)医師

    大里クリニック(大阪府) 院長

    1872年に性感染症の専門医療機関として設立され、国内唯一の公的な性感染症の総合医療機関として知られる「大阪府立万代診療所(2002年3月末閉院)」。大里医師は13年間にわたって所長を…続きを読む→

  • 尾上泰彦(おのえやすひこ)
    尾上泰彦(おのえやすひこ) 医師

    プライベートケアクリニック東京(東京都) 院長

    日本性感染症学会の功労会員を務め、厚生労働省のHIV研究に協力するなど、わが国における性感染症予防・治療を牽引している。クリニックには、日々多くの悩める患者が来院し…続きを読む→

  • 川名敬 (かわなけい)
    川名敬(かわなけい) 医師

    日本大学医学部附属板橋病院(東京都) 産婦人科 主任教授 教育診療部長

    HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)研究のスペシャリスト。性感染症学会の理事やWHO(世界保健機構)のGlobal HPV Laboratory Network西太平洋地域ラボ代表の経験を持つ…続きを読む→

  • 澤村正之 (さわむらまさゆき)
    澤村正之(さわむらまさゆき) 医師

    新宿さくらクリニック(東京都) 院長

    クラミジア、淋菌、尖圭コンジローマ、性器ヘルペスの治療実績では日本一の症例数を誇る。また性感染症を「性病」としてではなく、尿路性器の感染症として科学的にとらえて治療しているのが特徴…続きを読む→

  • 西井修 (にしいおさむ)
    西井修 (にしいおさむ) 医師

    帝京大学医学部附属 溝口病院(神奈川県) 産婦人科 教授 科長

    不妊症における内視鏡下手術やクラミジア感染症などの性感染症が専門であり、科長を務める同科は、婦人科良性疾患に対して内視鏡下手を積極的に行っていることで広く知られて…続きを読む→

  • 広瀬崇興 (ひろせたかおき)
    広瀬崇興(ひろせたかおき) 医師

    JCHO北海道病院(北海道) 副院長

    日本性感染症学会の理事であり、北海道支部の支部長もつとめる。全国の医師が指針とする「性感染症 診断・治療 ガイドライン」改訂の執筆者にもなっており、性感染症の専門家としての信頼は厚い…続きを読む→

  • 古川恵一 (ふるかわけいいち)
    古川恵一 (ふるかわけいいち) 医師

    総合病院 国保旭中央病院(千葉県) 感染症センター長

    日本における感染症医療のパイオニア的存在。国内でもいち早く開設された聖路加国際病院「感染症科」の部長を務めるとともに、東京大学医学部感染症内科講師として…続きを読む→

  • 三鴨廣繁 (みかもひろしげ)
    三鴨廣繁 (みかもひろしげ) 医師

    愛知医科大学病院(愛知県) 感染症科 主任教授

    感染症の専門家として「診断」と「治療」を主目的とする『感染症学』と、医療施設内での発症の「予防」を主目的とする『感染制御学』の双方の見地から、院内外の感染症治療および感染予防に取り組んでいる…続きを読む→

  • 山中晃 (やまなかこう)
    山中晃 (やまなかこう) 医師

    新宿東口クリニック(東京都) 院長

    新宿で40年間診療を行っており院長の山中晃医師は3代目。東京医科大学臨床検査医学大学院にて血友病やHIV感染症の臨床・研究に携わり、血友病の遺伝子解析で博士号を取得…続きを読む→

 

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