ドクターズガイド

永野忠義 医師 (ながのただよし)

永野忠義 (ながのただよし) 医師

公益財団法人 田附興風会 医学研究所 北野病院(大阪府)30病院のクチコミ
産婦人科
主任部長

専門

産婦人科腫瘍学、腫瘍超音波診断(子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん)

医師の紹介

永野忠義医師は子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんの診断と治療を専門とするスペシャリスト。特に積極的に施行しているのはセンチネルリンパ節検索。子宮頸がんに対してはセンチネルリンパ節同定を用いた広汎性子宮全摘術を施行。すでにこの頸がんではセンチネルリンパ節が見つかり、ここに転移がなければ他のリンパ節は郭清しない方針となっている。さらに、近年、子宮体がんに対するセンチネルリンパ節検索も開始。また、妊娠の可能性を残す広汎性子宮頸部摘出術(トラケレクトミー)も熱心に取り組み、関西圏で最も多数の症例を実施している。
既にリンパ節転移を生じている子宮頚がん患者に対しては、放射線科とのカンファレンスを通じて、効果的かつ線密な集学的治療の計画をたてる。どんな病状の患者に対しても、常に女性のQOLを考え、最先端の医療技術を生かして治療にあたっている。

今春4月から関西電力病院に転勤予定。

診療内容

同院は、京都大学医学部関連病院として京大病院と連携しつつ、大阪の中核病院として先進医療を実践する病院。産婦人科は、近畿では唯一センチネルリンパ節検索を実施している。センチネルリンパ節とは、がん細胞がリンパ液の流れに乗って最初に到達するリンパ節のこと。このセンチネルリンパ節を調べることで、がんの転移の有無を診断することが可能になり、早い対処をとることができる。
さらに、近畿最多数のトラケレクトミー、またこのトラケレクトミーにセンチネルリンパ節検索を施行し、症例によってはこれに腹腔鏡手術を組み合わせるなど、当科でなければ受けることのできない最先端の治療を患者に提供している。抗がん剤治療や放射線治療も行っているが、基本的に手術で根治できるものは、手術を勧める、主任部長の永野医師は、手術の技術、上手さには定評がある。
産科医療、良性悪性婦人科疾患、骨盤臓器脱の治療総数は、大阪府でもトップレベルを誇る。

診療を受けるには

紹介医から病院の地域医療サービスセンターを通じて予約を取る。

累積症例数または患者数

産科実績…総分娩数(22週以降):847例(うち帝王切開:175 例)、周産期搬送症例:96 例
婦人科実績…婦人科手術総数(帝王切開、子宮内容除去術、円錐切除術は除く):612 例
腹式単純子宮全摘術: 107例、腟式単純子宮全摘術: 29例、開腹付属器/卵巣腫瘍摘出術: 31例、腹式筋腫核出術: 41例、広汎子宮全摘術: 28例(広汎子宮頚部摘出術含む)、 広汎以外にリンパ節郭清を含む悪性腫瘍手術:26 例、腹腔鏡下手術: 290例(うちTLH 21 例)
悪性腫瘍初回治療症例数…子宮頸癌(Ib期以上):48例、子宮体癌:41例、卵巣癌:46例

年間症例数

子宮頸がん(Ib期以上):48例、子宮体がん:41例、卵巣がん:46例

医師のプロフィール

経歴
1954年1月生まれ
1979年 兵庫医科大学 卒業
1979年 第67回医師国家試験合格
1979年 兵庫医科大学大学院(衛生学)入学
1980年 兵庫医科大学大学院中退
1980年 国立大阪病院臨床研修医
1981年 国立大阪病院レジデント
1984年 国立大阪病院厚生技官産科医師
1994年 国立大阪病院産婦人科院内医長
2003年 国立病院大阪医療センター婦人科医長
2005年10月1日 北野病院産婦人科副部長
2007年5月1日 北野病院産婦人科部長となり現在に至る
所属学会・認定・資格

医学博士、産婦人科専門医、母体保護法指定医、超音波指導医・専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本婦人科腫瘍学会専門医、日本がん治療認定医機構暫定教育医、日本周産期・新生児医学会母体・胎児暫定指導医、関西医科大学臨床教授、Best Doctors in Japan 2014-2015

主な著書(編集・共著含む)

『産婦人科の実際 Vol.58 No.3 (2009) 増大号 妊孕能温存の婦人科がん治療p337-342』(2009年 金原出版)amazonでみる⇒ 
「女性生殖器疾患」 『臨床病態学 改訂第4版』(2011年 南山堂)