ドクターズガイド

野原 修 医師 (のはらおさむ)

野原 修 (のはらおさむ) 医師

野原耳鼻咽喉科医院(東京都)
院長

専門

鼻アレルギー・花粉症・副鼻腔炎

医師の紹介

耳鼻咽喉科領域全般の診療を行っており、特に鼻アレルギー・花粉症・副鼻腔炎の治療に力を入れている。これらの診療においては、薬剤による治療のみならず、手術治療あるいは免疫療法(減感作療法)などを症状のタイプや重症度に応じて積極的に行い、患者さんの希望やライフスタイルも考慮してQOLの向上に努めている。また、ご高齢の方の難聴については、補聴器相談も行っている。同院は1961年開設以来、先代院長より数えて50年以上にわたりこの地で診療にあたっており、安心して受診できる地域密着型の医院として貢献している。

診療内容

耳鼻咽喉科(みみ・はな・のど)領域全般にわたり診療しているが、特に鼻アレルギー・花粉症に対しては、診療ガイドラインに基づいた薬物療法や原因アレルゲンに合わせた適切な生活指導とともに、アレルゲン免疫療法や手術療法も実施している。
薬物療法については、一般的には抗ヒスタミン薬が最も使用されているが、現在では治療薬のバリエーションが増え、症状のタイプや重症度、副症状の出やすさなど、個々の状況に応じた処方が可能となっている。
また、免疫療法では従来の皮下注射による方法に加えて、現在ではスギ花粉症およびダニの舌下免疫療法が行われている。
「免疫療法の効果により、抗アレルギー薬の使用量を減らせたり、場合によっては全く使用しなくても過ごすことができるようになる可能性があります」(野原医師)
鼻アレルギーの治療は選択肢の広がりとともに、その効果がより高まることが期待されているという。

診療を受けるには

紹介状不要、予約制は日帰り手術以外基本的に行っていない。月曜~金曜 9:00~13:00、15:00~19:00まで。土曜 9:00~13:00 (いずれも受付時間は診療終了の15分前まで)、水曜・日曜・祝祭日は休診。

累積症例数または患者数

これまでの累積症例数はカルテベースでおよそ32,000人、日帰り手術も行っている。手術の内訳としては鼻アレルギーに対するアルゴンプラズマ凝固手術が最も多く、その他内視鏡下鼻副鼻腔手術や鼻茸摘出術など、主として鼻関連手術で占められている。

年間症例数

年間およそ2,000人(カルテベースとして)の患者さんが新規に受診されている。

医師のプロフィール

経歴
1988年 東京慈恵会医科大学卒業
1991年 東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科助手
1997年 学位(医学博士)取得
1997~1999年 カナダアルバータ大学医学部肺疾患研究所に留学
2000年 東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科講師
2003年 同愛記念病院耳鼻咽喉科部長
2007年 野原耳鼻咽喉科医院院長
所属学会・認定・資格

日本耳鼻咽喉科学会・専門医、日本アレルギー学会・専門医、日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医

主な著書(編集・共著含む)

原著論文
『スギ花粉からの主要抗原溶出に対する鼻汁の影響ーIn vitroにおける抗原溶出に影響を与える諸因子についてー』(耳展 1996 ; 39:483-95)
『スギ花粉粒子の形態的変化と主要抗原の溶出との関係』 野原 修,今井 透,遠藤朝彦,実吉健策,大森剛哉,斉藤三郎 ほか (アレルギー 1997;46:1235-42) 等多数
症例報告
『van der Hoeve症候群の2症例.』野原 修,森山 寛(耳展 1991 ; 34 : 481-4)など
総説
『耳鼻咽喉科の日帰り手術』(からだの科学 2003;229:54-57)
『スギ花粉症についての最近の話題』(健康教室 2004;55:8-9)など
著書(共著)
『耳鼻咽喉科エキスパートナーシング(改訂第2版)』(2015年 南江堂)amazonでみる⇒
など

予防に心がけたいこと

鼻アレルギーは生活環境やライフスタイルが症状に影響するところも大きく、なるべく原因となる物質から回避することと十分な睡眠、温度や湿度の調節、規則正しい生活を心がけることが大切です。

費用のめやす

鼻アレルギーに対するアルゴンプラズマ凝固手術の費用は、自己負担割合が3割の場合およそ6,300円程度。舌下免疫療法の費用は、クリニックおよび薬局での自己負担額(3割の場合)は、概算で年間35,000~45,000円(原因アレルゲンの種類により異なる)