COPD(慢性閉塞性肺疾患)
病気の解説
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肺に慢性的な炎症が起き、呼吸困難になる病気。日本の推定患者数は500万~700万人にのぼるが、正しく診断され、必要な治療やアドバイスを受けている患者はわずか20数万人しかいない。患者の90%以上は男性、9割は喫煙者、喫煙者であれば2割は罹患しているといわれていることから『タバコ病』の異名を持つ。…
木田厚瑞医師 日本医科大学呼吸ケアクリニック 所長
記事
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落語家の桂歌丸さん死去 慢性閉塞性肺疾患で死去。最近は、呼吸器の病気で体を動かすと息切れをし、腰の病気もあってあまり歩けない状態だった…続きを読む→
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喉がヒリヒリ、イガイガしたりする感じは、誰もが日常的に経験すること。喉のこうした違和感は、風邪や空気の乾燥といった環境の影響でよく起こるが、中には深刻な病気の症状かも…続きを読む→
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COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、主として喫煙習慣が原因で発症し、呼吸機能が低下していく肺の病気。患者の90%以上は男性で、喫煙者。喫煙者であれば2割程度は罹患するといわれていることから『タバコ病』の異名を持つ。…続きを読む→
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肺がんと診断された方のうち、治るのはわずか20%程度。手術ができる方が約30%。手術によって治る方は60~70%。30%×60%=18%で、だいたい20%ぐらい。ただこの頃は、抗がん剤や放射線治療等の治療結果もよくなっています…続きを読む→
病院ランキング(疾病名はDPCに基づいています)
実力医師(五十音順)
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青柴和徹 (あおしばかずてつ) 医師
東京医科大学茨城医療センター(茨城県) 内科(呼吸器) 教授
呼吸器疾患の専門医として同科の診療にあたる中心的な存在である。特にCOPD(慢性閉塞性肺疾患)や気管支喘息、間質性肺炎などの慢性の呼吸器疾患や高齢者における呼吸器疾患の診断…続きを読む→
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石原英樹 (いしはらひでき)医師
医療法人徳洲会 八尾徳洲会総合病院(大阪府) 呼吸器内科 部長
COPD(慢性閉塞性肺疾患)の治療に関して数多くの実績を誇るエキスパートである。現在は、救急疾患から慢性疾患まで、集中治療から在宅医療までを守備範囲として…続きを読む→
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一ノ瀬正和 (いちのせまさかず)医師
東北大学病院(宮城県) 呼吸器科 医学部教授
呼吸器内科では、気管支喘息などのアレルギー性疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、各種間質性肺炎などのびまん性肺疾患、肺炎など種々の呼吸器感染症、肺がんなど、広範囲にわたる呼吸器疾患全般についての…続きを読む→
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木田厚瑞 (きだこうずい)医師
日本医科大学呼吸ケアクリニック(東京都) 所長
COPDの国内の患者数は推定700万人以上と言われているが、正しく診断され、必要な治療やアドバイスを受けている患者はわずか20数万人。「放置されて重症化し、寝たきりにいたるケースを…続きを読む→
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久保惠嗣(くぼけいし) 医師
地方独立行政法人 長野県立病院機構(長野県) 理事長
信州大学名誉教授。前信州大学医学部附属病院呼吸器・感染症内科・科長(教授)及び呼吸器センター長。モットーの一つに掲げる「国内のどの施設にも負けない優れた呼吸器診療をおこなう」…続きを読む→
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瀬山邦明(せやまくにあき) 医師
順天堂大学医学部附属順天堂医院(東京都) 呼吸器内科 先任准教授
慢性閉塞性肺疾患(COPD)リンパ脈管筋腫症やBHD症候群などの希少肺疾患の診療に携わる専門医。COPDに対して呼吸リハビリテーション(呼吸リハビリ)や栄養指導を含む包括的治療を実践…続きを読む→
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巽浩一郎 (たつみこういちろう) 医師
千葉大学医学部附属病院(千葉県) 呼吸器内科 教授
大学病院では研究マインドを持った臨床が必要と考え、チームワークを大切に、幅広く呼吸器に関係する病気の診断と治療を行っている。とくに専門であるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、間質性肺炎…続きを読む→
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蝶名林直彦 (ちょうなばやしなおひこ) 医師
聖カタリナ病院(東京都) 院長 呼吸器内科
呼吸器疾患全般を診るが診療の機会が多いのは肺炎やCOPDである。重症度の高い慢性呼吸器疾患に適応となる…続きを読む→
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永井厚志 (ながいあつし) 医師
新百合ヶ丘総合病院(神奈川県) 呼吸器疾患研究所 所長
呼吸器疾患治療において日本を代表する医師。肺がんやぜんそく、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、間質性肺炎などさまざまな呼吸器疾患の病態の解明や治療法の開発に取り組んで…続きを読む→
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長瀬隆英 (ながせたかひで) 医師
東京大学医学部附属病院(東京県) 呼吸器内科 科長 教授
呼吸器疾患全般の診療・研究実績を豊富に持ち、老年医学の視点も取り入れたCOPD診療を実践。同病院の呼吸器内科では科長として、温故知新をモットーにチームを牽引し、診療科の充実を図って…続きを読む→
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西村正治 (にしむらまさはる) 医師
北海道大学病院(北海道) 第一内科 教授
呼吸器疾患を主に診療する内科Iを率いる。日本を代表する高い臨床レベルを自負し、思いやりを持って患者に接する。とくに、慢性閉塞性肺疾患(COPD)についてはスペシャリスト…続きを読む→
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平田一人 (ひらたかずと) 医師
大阪市立大学医学部附属病院(大阪府) 呼吸器内科 教授
慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療のエキスパート。日本呼吸器学会の役員を務めており、COPD診断と治療のためのガイドラインの作成にも尽力した。COPDの主な原因は喫煙であり…続きを読む→
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村田朗 (むらたあきら) 医師
医療法人財団日睡会 御茶ノ水呼吸ケアクリニック(東京都) 理事長 院長
クリニックでは、睡眠時無呼吸症候群と慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性呼吸不全、外来呼吸リハビリテーションの専門医院として、積極的な呼吸ケアを行って…続きを読む→
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山口佳寿博 (やまぐちかずひろ) 医師
東京女子医科大学病院(東京都) 睡眠科
大学病院では珍しい外来専門の日暮里クリニック長を10年務めた。大学病院の形態ではむずかしい、各分野の慢性疾患に対する先端・専門医療をきめ細かに行い、患者個々人にあった長期の医療計画を確立し…続きを読む→
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山谷睦雄 (やまやむつお) 医師
東北大学病院(宮城県) 呼吸器内科 先進感染症予防学寄附講座 教授
COPD(慢性閉塞性肺疾患)に関して世界トップレベルの実績を誇るエキスパート。気管支炎などに用いるマクロライド系抗菌薬が、COPDの急速な悪化(増悪)の予防に対しても有効であることを発見した。この「マクロライド療法」の作用は…続きを読む→