ドクターズガイド

過敏性腸症候群

 

病気の解説

  • 腹痛・腹部不快感とともに便秘や下痢が慢性的に続く病気。英語ではIrritable Bowel Syndromeといい、略してIBSと呼ぶ。ストレス社会の先進国に多く、一種の文明病と考えられている。大腸や小腸のガン・潰瘍を見つけるための検査では異常は見つからないことから、「死に至る病ではない」と軽んじられているケースが少なくない。しかし社会生活への支障は大きく、総人口の15%が苦しんでいると推定される。…

    福土審医師
    東北大学病院心療内科 科長 東北大学大学院教授 

 

記事

  • 便秘と一口に言っても、普通の慢性的な便秘もあれば、過敏性腸症候群による便秘もあり、便秘のタイプや薬の成分によって…
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  • 体調が悪いのに検査で原因が見つからないとき「自律神経失調症」と診断を受けることが~簡単な言葉で言えば「自律神経」→「自動的に体を外部環境に合わせて調整する機能」が「失調」→「正しく動いていない」… 続きを読む→

  • 猛暑に負けない体力を維持するためには、水分と栄養の取り方をいつにもまして注意が必要です。しかしまたこの季節は食中毒、水分のとりすぎ、冷やしすぎ、寝不足など、肝心の胃腸への負担もとても大きくなるもの… 続きを読む→

 

病院ランキング(疾病名はDPCに基づいています)

 

実力医師(五十音順)

  • 秋穂裕唯 (あきほひろただ)
    秋穂裕唯 (あきほひろただ) 医師

    北九州市立医療センター(福岡県) 消化器科 主任部長

    消化器内科主任部長として食道・胃・十二指腸・小腸・大腸の疾患、IBS・消化管がん・炎症性腸疾患の診療に当たる。中でもIBSは国内外の学会で、IBSにおける免疫異常の関わりについて発表する一方…続きを読む→

  • 天野雄一/ (あまのゆういち)
    天野雄一(あまのゆういち)医師

    川崎幸クリニック(神奈川県) 心療内科

    天野雄一医師は心身医学に関する幅広い分野の論文・学会発表を行うほか「摂食障害と高機能高汎性発達障害の関連性」「プライマリーケアにおけるうつ病・うつ状態の診療実態」等の研究を行う…続きを読む→

  • 伊藤克人 (いとうかつひと)
    伊藤克人 (いとうかつひと)医師

    東急病院(東京都) 心療内科 医長

    内科系の心療内科医として、長年にわたり過敏性腸症候群をはじめとするストレスによる心身の病気を診療。病院で行う通常の診療のほか、産業医・労働衛生コンサルタントとして…続きを読む→

  • 稲森正彦 (いなもりまさひこ)
    稲森正彦 (いなもりまさひこ)医師

    横浜市立大学附属病院(神奈川県) 消化器内科・医学教育学 主任教授

    これまで十数年にわたり、同院において胸やけ外来を開設し、胃食道逆流症、逆流性食道炎の診断・治療・研究に力を注いできた。消化器内科を受診する患者の大部分が…続きを読む→

  • 奥村利勝(おくむらとしかつ)
    奥村利勝(おくむらとしかつ) 医師

    旭川医科大学病院(北海道) 第三内科(消化器内科/血液・腫瘍内科) 科長

    ストレスなどにより腸の動きが不調になる過敏性腸症候群のほか、糖尿病、心身医学を専門とし、日々診察と治療にあたっている。専門領域を持ちつつ、患者がどの診療科を受診すれば良いのか…続きを読む→

  • 金子宏 (かねこひろし)
    金子宏(かねこひろし) 医師

    星ヶ丘マタニティ病院(愛知県) 副院長

    内視鏡診断学など器質的疾患の分野を経て現在に至る、異色な経歴の持ち主。体の異常を身体面と精神面からとらえて正確に診断し、心身両面からの的確なサポートを心がける…続きを読む→

  • 木下芳一 (きのしたよしかず)
    木下芳一 (きのしたよしかず) 医師

    島根大学医学部附属病院(島根県) 副病院長(改革担当) 消化器内科 診療科長 教授

    プライマリ・ケアの現場で診療する機会の多い消化器疾患の薬物治療を専門とする、消化器内科のスペシャリスト。日常の診療に加えて、2009年からは厚生省研究班代表としても活躍…続きを読む→

  • 清水公一/ (しみずこういち)
    清水公一(しみずこういち)医師

    医療法人社団紬愛会 新板橋クリニック(東京都) 院長

    胃がん・大腸がん・肝臓がんを中心に消化器外科医として手術や、肝胆膵系がん・胃がん・大腸がんの癌化学療法を専門に診療。渡米し、腫瘍免疫・がんの集学的治療の研究に取り組む…続きを読む→

  • 鳥居明 (とりいあきら)
    鳥居明 (とりいあきら) 医師

    鳥居内科クリニック(東京都) 院長

    25年間の大学病院勤務を活かした診療を成城でと、便のいい駅ビルにクリニックを開設。「患者の立場に立ったわかりやすく十分な説明と同意による治療」「家族ぐるみで行う健康、医療、福祉の連携」…続きを読む→

  • 福土審 (ふくどしん)
    福土審(ふくどしん) 医師

    東北大学病院 心療内科 科長

    過敏性腸症候群を心療内科の立場から脳と腸の関係を研究し、治療に取り組んでいる第一人者。主な治療法は、最新の脳科学と臨床薬理学に基づく薬物療法、自律訓練法、認知行動療法など…続きを読む→

  • 福永幹彦 (ふくながみきひこ)
    福永幹彦 (ふくながみきひこ) 医師

    関西医科大学附属病院(大阪府) 心療内科 総合診療科 診療部長 教授

    「身体症状に対し、身体と心のいずれかに偏らない態度で診療に臨むことを心掛けている」という福永医師。同科を受診する過敏性腸症候群の患者は社会生活に大きな支障をきたしているケースが多いため…続きを読む→

  • 松枝啓 (まつえだけい)
    松枝啓 (まつえだけい) 医師

    さくらライフ錦糸クリニック(東京都) 院長

    松枝啓医師は、消化器治療の権威。排便コントロール、過敏性腸症候群の研究で世界的な評価を得ており、機能性消化管障害(過敏性腸症候群や機能性ディスペプシアなど)の診断基準や治療方針を決定…続きを読む→

  • 水上健 (みずかみたけし)
    水上健(みずかみたけし) 医師

    国立病院機構 久里浜医療センター(神奈川県) IBS・便秘外来 内視鏡部長

    久里浜医療センター・IBS(過敏性腸症候群)・便秘外来において、消化管がん検診・過敏性腸症候群や便秘などの便通障害に対応。患者に対する的確な診断と併せて、心身ともに安心を運ぶ優しき名医であり…続きを読む→

  • 大和滋 (やまとしげる)
    大和滋(やまとしげる) 医師

    大和内科・消化器内科クリニック(東京都) 院長

    ストレスと関連する消化器疾患の診療に定評がある。なかでもIBSなど機能性消化管障害、潰瘍性大腸炎など炎症性腸疾患に多大な実績を上げている。IBSはその症状から大腸がんや腸に炎症を起こす病気…続きを読む→

 

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