ドクターズガイド

肝炎

 

病気の解説

  • 肝臓に炎症が起こる病気「肝炎」。放置していると「肝硬変」や「肝臓がん(肝がん)」に進行してしまう。日本では多くがウイルス感染によって起こり、C型肝炎とB型肝炎を合わせて感染者は推計で350万人。また、そのなかには、感染に気づいていない人が100~200万人いると推定される。C型肝炎ウイルスは主に血液を介して感染する。…

    泉並木医師
    武蔵野赤十字病院(東京都) 院長

 

記事

  • 小室哲哉さんの引退会見、自身の体調不良やストレスとの闘い、介護と病気を解説…続きを読む→

  • E型肝炎が過去最多、動物の生食で感染  動物(豚やシカ、イノシシなど)の肉を生で食べると感染するE型肝炎患者が、既に今年227人…続きを読む→

  • C型肝炎薬、米国で死亡報告  C型慢性肝炎治療薬「ヴィキラックス」で、米国の患者に死亡を含む重い副作用が出たとして、治療による改善が難しい「非代償性肝硬変」の患者には全面的に使用しないよう…続きを読む→

  • 春という季節は、気候的にも社会的にも「変化のとき」です。入学や就職など、それまでとはまったく違う生活環境に入ることも多くなり、気候はこの数ヶ月とは逆方向に向かいはじめ、体の活動の状態も「休」から「活」へと…続きを読む→

  • C型肝炎はC型肝炎ウイルス(HCV)の感染によっておこる肝臓の病気。C型肝炎に感染した人のうち約70%の方が持続感染者となり、慢性肝炎・肝硬変・肝がんと進行。現在、日本ではC型肝炎にかかっている人は~、年間で約3万人が肝がん…続きを読む→

   

実力医師(五十音順)

  • 泉並木 (いずみなみき)
    泉並木 (いずみなみき) 医師

    武蔵野赤十字病院(東京都) 院長

    20年以上肝臓専門医として従事。インターフェロン治療に早くから取り組み、肝がんのラジオ波熱凝固療法の第一人者として世界的にも知られている…続きを読む→

  • 上野義之/ (うえのよしゆき)
    上野義之(うえのよしゆき)医師

    山形大学医学部附属病院(山形県) 第二内科(消化器内科) 科長 教授

    第二内科では、肝臓疾患・消化管疾患・膵臓胆道疾患の3つの分野において、それぞれ専門スタッフが最新の治療を提供している。科長である上野医師は、肝炎をはじめ肝疾患の専門医…続きを読む→

  • 榎本信幸 (えのもとのぶゆき)
    榎本信幸 (えのもとのぶゆき)医師

    山梨大学医学部附属病院(山梨県) 消化器内科(第一内科) 科長 教授

    専門は消化器と肝臓の疾患で、研究テーマはウイルス肝炎、肝細胞がん、消化器疾患の分子生物学。今日まで国際肝臓学会Sherlock賞、日本内科学会奨励賞、日本消化器病学会奨励賞など多くの賞を受賞…続きを読む→

  • 熊田卓(くまだたかし)
    熊田卓(くまだたかし) 医師

    大垣市民病院(岐阜県) 副院長 消化器内科部長

    肝疾患、とくにウイルス性慢性肝炎についての専門医として名高い。肝細胞がんの治療では局所凝固法(LAT)であるラジオ波焼灼療法の名医。ラジオ波焼灼療法は肝切除に比べて侵襲が少なく…続きを読む→

  • 熊田博光 (くまだひろみつ)
    熊田博光(くまだひろみつ) 医師

    虎の門病院分院(神奈川県) 分院長(兼部長)

    虎の門病院では30代で消化器グループのリーダーに抜擢。大学並みの研究室を作り「臨床に役立つ研究」を推進してきた。B型肝炎において薬を急に中止しその反動でウイルスを殺す…続きを読む→

  • 島田紀朋 (しまだのりとも)
    島田紀朋 (しまだのりとも) 医師

    おおたかの森病院(千葉県) 消化器肝臓内科 部長

    東京慈恵会医科大学第一内科・虎の門病院消化器科(肝臓科)等で肝疾患に対する研鑚を積み、その後、肝臓病において全く実績のなかった一般病院において肝臓科を立ち上げ…続きを読む→

  • 高口浩一 (たかぐちこういち)
    高口浩一 (たかぐちこういち) 医師

    香川県立中央病院(香川県) 院長補佐 肝臓内科 診療科長

    2008年4月より香川県の肝疾患診療連携拠点病院となった同院でB型・C型肝炎をはじめ肝硬変、肝細胞がんまで幅広く診断・治療をしている。臨床で多くの患者と向き合い…続きを読む→

  • 茶山一彰 (ちゃやまかずあき)
    茶山一彰(ちゃやまかずあき) 医師

    広島大学病院(広島県) 消化器・代謝内科 教授

    ウィルス性肝炎治療のスペシャリストである。中でも難治性B型肝炎・C型肝炎の先進的治療に意欲的に取り組んでいる。C型肝炎ウィルスのタイプを研究し、インターフェロン導入治療を積極的に…続きを読む→

  • 豊田成司 (とよたじょうじ)
    豊田成司 (とよたじょうじ) 医師

    JA北海道厚生連 札幌厚生病院(北海道) 名誉院長

    名誉院長として多忙を極める一方、第3消化器科においてウイルス性肝炎の治療に力を注いでいる。臨床試験に携わったC型肝炎に対するプロテアーゼ阻害剤が2011年に承認され、高い治療効果を示す…続きを読む→

  • 野村秀幸 (のむらひでゆき)
    野村秀幸 (のむらひでゆき) 医師

    新小倉病院(福岡県) 副院長 肝臓病センター長

    北九州地区はC型肝炎ウイルスの高浸淫地区であり、肝臓がんの死亡率が全国でも有数の高さ。同院の肝臓病センターはそんな状況を打破しようと2006年6月に新設された。センター長を務める…続きを読む→

  • 林紀夫 (はやしのりお)
    林紀夫 (はやしのりお) 医師

    労働者健康安全機構 関西労災病院(兵庫県) 病院長

    肝炎、肝がんを専門分野として治療に当たる一方、発症機構の研究や病態の解明、治療法の開発に取り組んできた。日本肝臓学会の理事長、厚生労働省の肝炎治療戦略会議の座長を…続きを読む→

  • 溝上雅史 (みぞかみまさし)
    溝上雅史 (みぞかみまさし)医師

    国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(千葉県) ゲノム医科学プロジェクト プロジェクト長

    肝炎ウイルスを分子進化学的手法でデータベース化し、いち早く世界に情報発信してきた肝炎研究の第一人者…続きを読む→

  • 八橋弘 (やつはしひろし)
    八橋弘 (やつはしひろし) 医師

    国立病院機構 長崎医療センター(長崎県) 臨床研究センター長

    ウイルス性肝炎治療のエキスパート。最先端の検査・治療を誇る同センターの肝臓病専門病棟は’90年以降入院した肝臓病患者の1万人を越えるデータベースを持つ。これをもとにB型・C型肝炎の診断と…続きを読む→