ドクターズガイド

片側顔面痙攣・三叉神経痛・顔面神経麻痺

 

病気の解説

  • 実は顔面神経痛という病名はない。片側の顔面が激しく痛む病気を「三叉神経痛」、顔面がビクビクとけいれんしたり引きつったりして、止めようとしても止められない病気を「顔面けいれん」と呼ぶ。まったく異なる症状の病気だが、主として脳の動脈が顔面の神経を圧迫することによって起こる、という発症のメカニズムは似ている。…

    大澤美貴雄医師
    医療法人財団健貢会 東京クリニック ボツリヌス神経治療外来 部長

 

病院ランキング(疾病名はDPCに基づいています)

 

実力医師(五十音順)

  • 尼崎賢一 (あまがさきけんいち)
    尼崎賢一 (あまがさきけんいち) 医師

    社会福祉法人 三井記念病院 脳神経外科 科長

    2012年に部長が退職した後に同疾患群に対する治療を継続して行っている。初診外来から入院治療に至るプロセス、手術及び術後の管理、退院後の全ての過程において中心となって関わる…続きを読む→

  • 有田和徳 (ありたかずのり)
    有田和徳 (ありたかずのり) 医師

    鹿児島大学病院(鹿児島県) 副院長 脳神経外科学 教授

    有田和徳医師が、脳神経分野の中で最も得意としているのは、脳腫瘍、機能性疾患、脳血管障害などである。間脳下垂体疾患については、国内で最も早く経鼻手術・内視鏡手術を導入し、数多くの実績を残している。合わせて、ホルモンの温存と回復にも配慮した手術も行っている。…続きを読む→

  • 大澤美貴雄 (おおさわみきお)
    大澤美貴雄 (おおさわみきお) 医師

    医療法人財団健貢会 東京クリニック ボツリヌス神経治療外来 部長

    片側顔面痙攣、眼瞼痙攣、痙性斜頸など、本人の意志とは関係なく、不随意運動を引き起こす疾患をボツリヌス毒素(片側顔面痙攣、眼瞼痙攣にはA型のボトックス、痙性斜頸にはA型のボトックスとB型のナーブロック)の局所注射によって治療するスペシャリスト…続きを読む→

  • 岡本幸市/ (おかもとこういち)
    岡本幸市(おかもとこういち)医師

    公益財団法人 老年病研究所附属病院(群馬県) 所長

    岡本医師は片側顔面痙攣の概念・病態に詳しく、日本神経治療学会がまとめた「標準的神経治療:片側顔面痙攣」で執筆を担当している。片側顔面痙攣のほか、眼瞼痙攣・痙性斜頸に対するボツリヌス毒素療法の実績も豊富である。…続きを読む→

  • 栢森良二 (かやもりりょうじ)
    栢森良二(かやもりりょうじ) 医師

    帝京大学医学部附属病院(東京都) リハビリテーション科 客員教授

    顔面神経麻痺など、「顔面」に関連する神経生理学的診断・治療、およびそのリハビリテーションに精通する栢森良二医師。病気のメカニズムや原因を踏まえ、いかに後遺症を残さないかに主眼を置いた治療・リハビリテーションを…続きを読む→

  • 清水克悦 (しみずかつよし)
    清水克悦 (しみずかつよし)医師

    昭和大学病院(東京都) 脳神経外科 准教授

    主に良性腫瘍(髄膜腫、下垂体腺腫、聴神経腫瘍など)、 頭蓋底腫瘍の手術治療、並びに顔面けいれん・三叉神経痛などの手術(微小血管減圧術)を担当し、鍵穴手術、頭蓋底手術手技を駆使した繊細な手術を得意としている。…続きを読む→

  • 高宮清之(たかみやきよし)
    高宮清之(たかみやきよし) 医師

    東邦大学医療センター大橋病院(東京都) 神経内科 ボツリヌス療法外来

    ボツリヌス毒素治療の国内承認前(1990年台の初頭)から、日本における同治療について諸治験に携わってきた医師である。同治療の保険承認後は、80回以上にわたりボトックス講習・実技セミナーの講師を務めるなど、全国でのボツリヌス毒素治療の普及に尽力してきた。…続きを読む→

  • 田草川豊 (たくさがわゆたか)
    田草川豊(たくさがわゆたか) 医師

    総合病院 厚生中央病院(東京都) 脳神経外科 部長

    三叉神経痛、顔面痙攣、舌咽神経痛に対する手術(神経血管減圧術)のエキスパートとして知られる。顔面痙攣へのボツリヌス毒素療法にも精通し、日本神経治療学会のガイドライン(標準的神経治療:片側顔面けいれん)でも手術療法に関して執筆を担当している。…続きを読む→

  • 中村雄作 (なかむらゆうさく)
    中村雄作 (なかむらゆうさく) 医師

    和泉市立総合医療センター(大阪府) 病院長代行

    痙性斜頸、眼瞼痙攣、顔面痙攣の診療・治療に詳しい医師。日本神経治療学会がまとめた治療のガイドライン「標準的神経治療:片側顔面痙攣」では薬物療法に関して執筆者に加わるなど、片側顔面痙攣の診療に精通した医師である。…続きを読む→

  • 林明人 (はやしあきと)
    林 明人 (はやしあきと) 医師

    順天堂大学医学部附属 浦安病院(千葉県) リハビリテーション科 科長、教授

    林医師は、2008年に11月に誕生した同院リハビリテーション科において科長としてチームをまとめている。神経内科とリハビリテーション医学の専門医であり、脳血管障害などの神経疾患の診療を扱うほか、特別外来では脳卒中にともなう痙縮やジストニア(痙性斜頸、眼瞼痙攣)、顔面痙攣などに対する…続きを読む→

  • 林基弘 (はやしもとひろ)
    林 基弘(はやしもとひろ) 医師

    東京女子医科大学病院(東京都) 脳神経外科 講師

    1994年よりガンマナイフ治療に従事。総計8,800症例におよぶ経験と技術力を持ち、同治療法の普及に力を注いできた。特に「三叉神経痛」に対しては造詣が深く、薬物療法も含め独自の診療より患者個々の状況に合わせて1,000人以上の診療を担当した。 …続きを読む→

  • 平田和彦 (ひらたかずひこ)
    平田和彦 (ひらたかずひこ) 医師

    福岡大学筑紫病院(福岡県) 麻酔科 診療科長 医局長

    三叉神経痛や急性帯状疱疹痛など痛みに関する数々の臨床や研究を行うほか、論文を執筆。急性痛と異なり、慢性痛を消失させることは困難。今ある痛みをできるだけ少なくして日常生活に影響しないレベルで維持することを目標とし、気長に治療を続けている。…続きを読む→

  • 藤巻高光 (ふじまきたかみつ)
    藤巻高光 (ふじまきたかみつ) 医師

    埼玉医科大学病院(埼玉県) 脳神経外科 科長 教授

    三井記念病院で「ゴッドハンド」福島孝徳医師より鍵穴手術習得の修了証を受けた、顔面痙攣・三叉神経痛の外科手術の名手。これまでにガレーヌス賞(日本脳神経外科学会奨励賞)、武田先端知計測財団研究奨励賞等を受賞…続きを読む→

  • 堀内正浩 (ほりうちまさひろ)
    堀内正浩 (ほりうちまさひろ) 医師

    川崎市立多摩病院(神奈川県) 神経内科 部長

    堀内医師は神経内科の中でも、特にジストニアや神経変性疾患の治療が専門。同院のジストニア外来、運動障害外来を担当。NPO法人ジストニア友の会代表。片側顔面痙攣、ジストニア、痙縮に対するボツリヌス毒素療法を行なっている。…続きを読む→

  • 目崎高広 (めざきたかひろ)
    目崎高広(めざきたかひろ) 医師

    榊原白鳳病院(三重県) 神経内科 診療顧問

    神経内科疾患の専門医である。神経筋疾患の電気生理検査のほか、運動異常症、なかでも眼瞼痙攣・痙性斜頸などのジストニアや、片側顔面痙攣など、ボツリヌス療法の対象となりうる疾患の症候学、およびボツリヌス療法の基礎・実践に精通することで知られている。…続きを読む→

 

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