花粉症
病気の解説
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花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などの症状を起こすアレルギー疾患で、季節性アレルギー鼻炎とも呼ばれている。特に日本のスギ花粉症は世界中で最も症状がひどくなる花粉症と言われ、有病率が国民全体の26.5%(4人に1人)と日本で最も罹患者が多い疾患ともいえる。…
大久保公裕医師
日本医科大学付属病院 耳鼻咽喉科 教授
記事
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花粉シーズン到来 今や日本人の4人に1人は花粉症で、国民病と言われ、これから気温がだんだんと暖かくなるにつれて花粉の飛散量も日に日に増していきますので、しっかり対策を、花粉症って本当になくなるのでしょうか?…続きを読む→
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スイカやメロンなど、みずみずしいフルーツがおいしい時季。フルーツや野菜を食べると不快な症状が現れる「果物・野菜アレルギー」と花粉症の不思議な関係は。納豆でもアレルギーに…続きを読む→
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喉がヒリヒリ、イガイガしたりする感じは、誰もが日常的に経験すること。喉のこうした違和感は、風邪や空気の乾燥といった環境の影響でよく起こるが、中には深刻な病気の症状かも…続きを読む→
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今年も花粉シーズンが到来。花粉症の人にとって毎年のことながらくしゃみ、鼻水、眼のかゆみで悩まされるのは辛いもの。日本人の約3人に1人は花粉症で悩んでいるとのこと、今や国民病といっても過言では… 続きを読む→
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花粉症シーズンに突入 気象情報会社「ウェザーニュース」が関東と九州の計6都県が花粉シーズンに入ったと発表。日本気象協会の2017年春の花粉飛散予測によると昨年に比べ…続きを読む→
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過ごしやすい気候になるいっぽう、微熱や鼻水が出たり、喉の調子が悪かったり、「油断して風邪をひいたかな?」という人も多くなっています。しかし1週間以上よくならなかったら、それは風邪でなくアレルギーかもしれません。……続きを読む→
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もはや恒例となった花粉症シーズンに入りました。すでに辛い症状に悩まされている方も多いようです。基本的な対処法の再確認とともに、試してみたい新薬、治療法を検討しましょう。…続きを読む→
実力医師(五十音順)
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石井正則(いしいまさのり)医師
JCHO東京新宿メディカルセンター(東京都) 耳鼻咽喉科 診療部長
神経耳科の専門医でありヨガの公認インストラクターでもある。ストレス疾患の専門治療施設でヨガクラスを定期的に開催。医師としての専門知識を加え低音性耳鳴りに効果的な呼吸法を開発…続きを読む→
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大久保公裕 (おおくぼきみひろ) 医師
日本医科大学付属病院(東京都) 耳鼻咽喉科・頭頚部外科 教授 部長
免疫アレルギー性疾患のエキスパートであり、花粉症治療においては日本を代表する存在。国や企業と共同でアレルギー性鼻炎の新しい免疫療法の開発を積極的に進めている。花粉症の根治治療でもある舌下免疫療法の開発…続きを読む→
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岡野光博(おかのみつひろ)医師
国際医療福祉大学病院(栃木県) 耳鼻咽喉科 教授・部長
アレルギーを引き起こす原因追究とそれに対する最適な医療とは何かを考えながら臨床を重ね、専門性の高い医療を目標としている。症状を抑える薬物療法やアレルゲン免疫療法や内視鏡による手術…続きを読む→
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荻野敏(おぎのさとし)医師
住友病院(大阪府) 耳鼻咽喉科 兵庫県立西宮病院 耳鼻咽喉科 大阪大学名誉教授
耳鼻咽喉科領域のアレルギー疾患の診断・治療におけるスペシャリスト。同時に漢方療法の専門医でもある。年間の患者数は200人以上。荻野医師は患者に対し…続きを読む→
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久保伸夫(くぼのぶお) 医師
多数の内視鏡手術の臨床経験を行ってきた「鼻の専門医」。アレルギー性鼻炎や蓄膿症、睡眠障害などの治療を得意とし、最近はアンチエージングや幹細胞医療の研究・治療を行う。アレルギーや花粉症でも有名な久保医師、花粉のシーズンになると花粉と一緒に全国を飛び回って…続きを読む→
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黒野祐一(くろのゆういち) 医師
鹿児島大学病院(鹿児島県) 耳鼻咽喉科 科長 教授
2008年より日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会理事長を務める鼻アレルギー治療の名医。急増するスギ花粉症に対しては、花粉の飛び始めや症状が出た初期から治療を開始する初期療法を重視。くしゃみ・鼻漏型と鼻閉型など病型を診断し…続きを読む→
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白崎英明(しらさきひであき) 医師
札幌医科大学附属病院(北海道) 耳鼻咽喉科 准教授
花粉症などのアレルギー性鼻炎におけるスペシャリスト、2012年12月、鼻アレルギー治療における研究で国際アレルギー学会年次大会にて賞を受賞するなど、国際的にも認められている。花粉症に対して、症状の消失や緩和に留まらず、根治を目指すための体質改善治療(減感作療法)を…続きを読む→
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鈴木直弘 (すずきなおひろ) 医師
鈴木耳鼻咽喉科・アレルギー科医院(宮城県) 院長
1933年に開院して以後70年以上にわたり地域の耳鼻咽喉科診療に貢献してきた。鈴木医師はその意志を受け継ぎ、2002年から院長を務めている。患者の中には、親子四代にわたり診察するケースも珍しくない…続きを読む→
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野原修(のはらおさむ) 医師
野原耳鼻咽喉科医院(東京都) 院長
耳鼻咽喉科領域全般にわたり診療を行っているが、特に鼻アレルギー・花粉症に対しては、診療ガイドラインに基づいた薬物療法や原因アレルゲンに合わせた適切な生活指導とともに…続きを読む→
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藤枝重治 (ふじえだしげはる) 医師
福井大学医学部附属病院(福井県) 副病院長
主にアレルギー性鼻炎の研究と頭頸部がん治療を行っている。アレルギーがどうして起こるのか、どのしたら治るのかといった治療法の研究や、食品・生活習慣など発症予防も行って…続きを読む→
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増山敬祐(ますやまけいすけ) 医師
山梨大学医学部附属病院(山梨県) 耳鼻咽喉・頭頸部外科 科長 教授
花粉症の薬物・免疫・手術療法を得意とする増山医師は、日本鼻科学会理事も務める鼻科領域のスペシャリスト。難治性鼻炎には手術と急速免疫療法を導入し、根治を目指して…続きを読む→
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松原篤 (まつばらあつし) 医師
弘前大学医学部附属病院(青森県) 耳鼻咽喉科 診療科長 教授
NPO花粉情報協会理事と青森県花粉情報研究会理事を務め、花粉症に対する豊富な知識と臨床経験を持つ。病院ではアレルギー専門外来を担当し、花粉症に対して抗アレルギー薬の飲み薬とステロイドの点鼻薬を併用して個々の患者にとって最適…続きを読む→
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湯田厚司(ゆたあつし) 医師
ゆたクリニック(三重県) 院長
耳鼻咽喉分野のアレルギーの名医。2011年10月に同クリニックを開院し、三重大学病院での経験を活かした高度な医療をより身近な診療で提供している。得意とするスギ花粉の免疫治療では、2005年より全国に先駆けて舌下免疫療法を開始…続きを読む→