ドクターズガイド

糖尿病

 

病気の解説

  • 糖尿病はインスリンの作用の低下によって、体内に取り入れられた栄養素がうまく利用されずに、血液中のブトウ糖の血糖値が持続的に上昇し、放置したり治療が上手く行かないと、合併症を起こしてくる病気。インスリンの作用の低下には、膵臓からのインスリンの分泌不足(インスリンが足りない状態)と、肥満などによるインスリンの作用(効果)が出にくい場合(インスリンが出ていも血糖値が下がらない状態=インスリン抵抗性)とがある。…

    門脇孝医師
    東京大学大学院医学系研究科代謝栄養病態学(糖尿病・代謝内科) 教授 

 

記事

  • 健診が多い時期。健診に備えて生活改善に取り組んだりしている人も多いのでは?定期健康診断は、いわば年に一度のカラダの総点検。健康づくりに生かすためには結果の見方、対処法を知って…続きを読む→

  • なぜ、がん・糖尿病が増えているのか?  がんは日本人の死亡原因の1位で、先進国の中でがんで亡くなる人が増え続けている唯一の国でもある。糖尿病になると血液中のインスリンの濃度が高くなり…続きを読む→

  • 日本でも普及してきてはいますが、まだそれほど一般的ではない、定義的には「2本のポール(ストック)を使って歩行運動を補助し、運動効果をより増強するフィットネスエクササイズの一種」とされ、杖をつきながら歩く…続きを読む→

  • 落語家:林家こん平さん、原因不明の難病に!!脳や脊髄の炎症で手足がまひする原因不明の難病「多発性硬化症」で倒れ、持病の糖尿病…続きを読む→

  • 糖尿病防ぎ医療費を抑制 首都圏で糖尿病の悪化で人工透析治療を受ける患者数は計約7万9000人。全国の総患者数の約4分の1を1都3県が占め、人工透析治療の年間医療費は500万円規模と高額の医療費が…続きを読む→

  • 梅干しは古くから健康的な食べ物として知られています。風邪をひかない、疲労回復にいい、食中毒の予防など。また、最近、こうした梅干しの効能が科学的に証明されるとともに、新しい健康効果が発見されている…続きを読む→

  • 「糖質制限」という言葉がポピュラーになり始めました。美しく痩せたいという希望から生活習慣病の予防や対策まで、糖質をコントロールすることで対応するというコンセプトです。文字だけ見ると「甘いものを食べない」という印象が強い言葉ですが、意外に複雑で奥の深い事情があります。…続きを読む→

   

実力医師(五十音順)

  • 渥美義仁 (あつみよしひと)
    渥美義仁(あつみよしひと) 医師

    永寿総合病院(東京都) 糖尿病・内分泌内科 糖尿病臨床研究センター センター長

    1950年代から糖尿病の専門的治療に取り組んできた東京都済生会中央病院で糖尿病臨床研究センター長を務め、2013年より糖尿病臨床研究センター長…続きを読む→

  • 荒木栄一 (あらきえいいち)
    荒木栄一(あらきえいいち)医師

    熊本大学医学部附属病院(熊本県) 代謝・内分泌内科 科長 教授

    糖尿病を中心とした幅広い生活習慣病の最先端の診療を行って。1型、2型、糖尿病合併妊娠症など、様々なタイプの糖尿病に対して厳格なインスリン治療を…続きを読む→

  • 宇都宮一典 (うつのみやかずのり)
    宇都宮一典 (うつのみやかずのり)医師

    東京慈恵会医科大学附属病院(東京都) 糖尿病・代謝・内分泌内科 診療部長 主任教授

    特に糖尿病性腎症を中心とする合併症の診断と治療を専門。診療部長を務める同院糖尿病・代謝・内分泌内科の糖尿病診療は本邦で屈指の伝統と…続きを読む→

  • 小川佳宏 (おがわよしひろ)
    小川佳宏(おがわよしひろ) 医師

    九州大学病院(福岡県) 内分泌代謝・糖尿病内科、肝臓・膵臓・胆道内科 診療科長、教授

    九州大学大学院医学研究院で病態制御内科学分野の教授を務めるほか、九州大学病院で内分泌代謝・糖尿病内科および肝臓・膵臓・胆道内科の診療科長として診療に従事…続きを読む→

  • 加来浩平(かくこうへい)
    加来浩平(かくこうへい) 医師

    川崎医科大学総合医療センター(岡山県) 総合内科 特任部長 特任教授

    2型糖尿病を中心とした生活習慣病の専門医として、安全かつ有効性の高い最先端の薬物療法を実践。個々の患者をとりまく様々な状況を把握し、最適な治療…続きを読む→

  • 片桐秀樹 (かたぎりひでき)
    片桐秀樹(かたぎりひでき) 医師

    東北大学病院 糖尿病代謝科 教授

    トップレベルの生活習慣病のエキスパート。生活習慣病克服のためその早期発見・早期治療を目指し、また合併症の予防と病気の進行阻止を心がけつつ、地域の医療…続きを読む→

  • 下村伊一郎 (しもむらいいちろう)
    下村伊一郎 (しもむらいいちろう) 医師

    大阪大学医学部附属病院(大阪府) 糖尿病・内分泌・代謝内科 教授 科長

    肥満症研究のプロフェッショナル。内科疾患のうちでも特にメタボリックシンドローム、糖尿病、高脂血症、動脈硬化症などの成因解明と、その新たな診断・治療…続きを読む→

  • 清野裕 (せいのゆたか)
    清野裕 (せいのゆたか) 医師

    関西電力病院(大阪府) 総長

    アジア人として初めて米国内分泌学会賞、ノバルティス糖尿病賞(スイス)を受賞するなど、国内だけでなく世界に認められた糖尿病研究のスペシャリスト。国内ではベルツ賞1等賞…続きを読む→

  • 寺本民生 (てらもとたみお)
    寺本民生(てらもとたみお) 医師

    寺本内科歯科クリニック(東京都) 院長 内科

    脂質異常症や動脈硬化、糖尿病など生活習慣病全般を長く診療。現在も帝京大学の理事・名誉教授、臨床研究センター長を兼任し、クリニックでは患者一人一人と向き合う…続きを読む→

  • 戸邉一之 (とべかずゆき)
    戸邉一之(とべかずゆき) 医師

    富山大学附属病院(富山県) 代謝・内分泌内科 診療科長 教授

    糖尿病、メタボリックシンドロームを中心に、脂質異常症などの代謝疾患や、下垂体疾患・甲状腺疾患などの内分泌疾患全般の診療に携わっている…続きを読む→

  • 西村理明 (にしむらりめい)
    西村理明(にしむらりめい) 医師

    東京慈恵会医科大学附属病院(東京都) 糖尿病・代謝・内分泌内科 診療副部長 教授

    糖尿病の中でも、特に1型糖尿病、および小児糖尿病を専門とする。大学では疫学研究グループのリーダーを務め、1型糖尿病や薬物を使っていない2型糖尿病患者の血糖変動パターンに関する研究…続きを読む→

  • 弘世貴久/(ひろせたかひさ)
    弘世貴久(ひろせたかひさ) 医師

    東邦大学医療センター大森病院(東京都) 糖尿病・代謝・内分泌センター センター長 教授

    糖尿病治療のうちでも、特に薬物療法、インスリン療法に詳しい。2型糖尿病に対して単に血糖値を下げるのではなく、病態に応じた介入が必要であるとし…続きを読む→

  • 牧田善二(まきたぜんじ)
    牧田善二(まきたぜんじ) 医師

    エージーイー牧田クリニック(東京都) 院長

    30年以上にわたって糖尿病とその合併症の治療に携わる。2003年開院の同クリニックには毎月1,000人以上もの患者が訪れ、これまでに診た延べ患者数は優に10万人を超える…続きを読む→

  • 松久宗英 (まつひさむねひで)
    松久宗英(まつひさむねひで) 医師

    徳島大学病院(徳島県) 糖尿病 糖尿病臨床・研究開発センター長 教授

    広く世界に目を向け、糖尿病予防と対策に尽力する。徳島県内はもとより全国から糖尿病患者が訪れる同センターにおいて、検診による早期発見と予防、診察…続きを読む→

  • 山田悟 (やまださとる)
    山田悟(やまださとる) 医師

    北里大学 北里研究所病院(東京都) 糖尿病センター長 内分泌・代謝内科部長、医療連携室長

    一般社団法人「食・楽・健康協会」設立、代表理事を務める。食楽健康協会のテーマ「おいしく、楽しく食べて、健康に」で、無理の無いゆるい糖質制限「ロカボ」を薦め…続きを読む→

  • 吉岡成人 (よしおかなりひと)
    吉岡成人(よしおかなりひと) 医師

    NTT東日本札幌病院(北海道) 院長

    糖尿病治療30年余。「血糖値」を管理することは糖尿病の治療にとって重要ではあるが「血糖値」に異常をきたす背景となっているものを見逃さないことが重要で…続きを読む→

 

学会・研究会

 

専門医・医療機関

 

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