ドクターズガイド

眼瞼痙攣

 

病気の解説

  • 適切な視覚情報を得るためには眼と脳との間に両方通行のやりとりが必要である。眼を開けるという動作もその1つであるが、眼瞼痙攣はこれに関連する脳の回路に障害が起きて発症する。主な要因として(1)目を開けたいのに開かない、瞬きが増えるなどの「運動障害」、(2)まぶしい、目が乾く、ショボショボ・チクチクするなどの「感覚異常」、(3)抑うつ、不安、焦燥感、不眠といった「精神神経障害」の3つがある。…


    監修:若倉雅登医師
    井上眼科病院 名誉院長

 

実力医師(五十音順)

  • 大野新一郎 (おおのしんいちろう)
    大野新一郎 (おおのしんいちろう) 医師

    ほしあい眼科(埼玉県) 眼科

    日本では、数少ない神経眼科専門医である。眼瞼痙攣においては、ボツリヌス毒素療法をメインとする。視神経疾患・甲状腺眼症・重症無力症の治療に力を入れるほか…続きを読む→

  • 岡部仁/ (おかべひとし)
    岡部仁(おかべひとし)医師

    平成眼科病院(宮城県) 理事長 院長

    岡部仁医師は、眼瞼痙攣だけではなく、片側顔面痙攣、白内障・眼内レンズ手術など幅広い守備範囲を持つ。眼瞼痙攣の治療は、ドライアイに代表される眼表面疾患や、その他の眼疾患の治療を並行して進めるという…続きを読む→

  • 梶龍兒 (かじりゅうじ)
    梶龍兒(かじりゅうじ)医師

    徳島大学病院(徳島県) 神経内科 科長(部長) 医学部主任教授

    梶龍兒医師は、眼瞼痙攣や片側顔面痙攣などの治療法であるボツリヌス治療法を日本に持ち込んだ草分け的存在として知られ、ボツリヌス治療患者数国内で1、2を争う同院には梶医師の診療を求め、全国から多くの患者が訪れる…続きを読む→

  • 清澤源弘(きよさわもとひろ)
    清澤源弘(きよさわもとひろ) 医師

    清澤眼科医院(東京都) 院長

    清澤源弘医師は神経眼科分野のパイオニア。自身の医院では最新鋭機材を揃えあらゆる疾患の診療を行う。眼瞼痙攣や片側顔面痙攣へのボトックス注射療法…続きを読む→

  • 後関利明 (ごせきとしあき)
    後関利明(ごせきとしあき) 医師

    北里大学病院(神奈川県) 眼科 講師

    眼球運動障害、調節機能の障害、視神経疾患を中心とした神経疾患に精通したスペシャリスト。眼瞼痙攣に対するボトックス治療も積極的におこなっており、その数は年間400例を超える…続きを読む→

  • 敷島敬悟 (しきしまけいご)
    敷島敬悟(しきしまけいご) 医師

    東京慈恵会医科大学附属病院(東京都) 眼科 教授

    敷島敬悟医師は、神経眼科疾患・眼腫瘍を専門に担当。これらを専門とする病院は日本でも数少なく、豊富な経験を持つ敷島医師の診療を受けに全国から多くの患者が訪れる。治療法の例として、眼筋型の重症筋無力症に対しては…続きを読む→

  • 中馬秀樹 (ちゅうまんひでき)
    中馬秀樹 (ちゅうまんひでき) 医師

    宮崎大学医学部附属病院(宮崎県) 眼科 副科長 准教授 病院教授

    同科は、眼科領域の各疾患に対して高度かつ特徴的な医療を掲げ、治療成績の向上に努めており、中馬医師は神経眼科・小児眼科・緑内障分野の専門家として治療にあたっている。日本神経眼科学会の眼瞼けいれん診療ガイドライン委員会…続きを読む→

  • 原直人 (はらなおと)
    原直人(はらなおと) 医師

    神奈川歯科大学附属横浜クリニック(神奈川県) 眼科 特任教授

    眼瞼痙攣をはじめ、先天性、脳血管障害による斜視手術治療や眼瞼下垂症に対する手術治療、さらには近年増加傾向にあるIT眼症など、主に神経学的な眼の疾患に関して幅広く…続きを読む→

  • 不二門尚 (ふじかどたかし)
    不二門尚 (ふじかどたかし) 医師

    大阪大学医学部附属病院(大阪府) 眼科 教授

    年間2,488例という手術件数を誇る同院眼科は、角膜、サージカル網膜、メディカル網膜・眼炎症、斜視・神経眼科、緑内障の5大専門クリニックを全国に先駆けて創設…続きを読む→

  • 三村治 (みむらおさむ)
    三村治(みむらおさむ) 医師

    兵庫医科大学病院(兵庫県) 神経眼科治療学 特任教授

    日本神経眼科学会による「眼瞼けいれん診療ガイドライン」「抗アクアポリン4 抗体陽性視神経炎診療ガイドライン」作成にあたり、委員長を務めた実績をもつ神経眼科のエキスパート…続きを読む→

  • 若倉雅登 (わかくらまさと)
    若倉雅登(わかくらまさと) 医師

    井上眼科病院(東京都) 名誉院長

    若倉医師は、視覚情報を伝達する眼と脳の協力関係が壊れて起こる病気を扱う「神経眼科」の第一人者。特に眼瞼けいれん治療におけるスペシャリストであり、日本神経眼科学会の診療ガイドライン編纂にも加わる…続きを読む→

 

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