ドクターズガイド

痛風

 

病気の解説

  • ある日突然関節が腫れあがり、激痛に襲われる病気。特に親指の付け根の関節に起きる率が高い。初期においては、いくつもの関節が同時に痛くなることはほとんどなく単関節炎であるのが特徴だ。また、たいていの場合、痛みは1週間から10日で徐々に治まり、しばらくするとまったく症状がなくなる。しかし、半年から1年経つと再び同じような発作が起こり、腫れる部位が増え、発作の間隔も短くなってくる上に、腎臓などの内臓も侵されてしまう。…

    細谷龍男医師
    東京慈恵会医科大学名誉教授 慢性腎臓病病態治療学 教授

 

記事

  • 「秋は痛風に注意」ということは、あまり知られていないようです。しかし痛風の大きな原因が食生活である以上、味覚の秋が危険なのはもっともなことでしょう。 また痛風というと、中年以降の男性が暴飲暴食の結果患ってしまうという、ちょっと不名誉な印象があります。…続きを読む→

  • ある日突然関節が腫れあがり、大の男も痛くて歩けないほどの激痛に襲われる病気、痛風。特に親指の付け根の関節に起きる率が高いと言われており、一般的に、最初はいくつもの関節が同時に痛くなることはほとんどなく単関節炎であるのが特徴だ。…続きを読む→

 

病院ランキング(疾病名はDPCに基づいています)

 

実力医師(五十音順)

  • 上田孝典 (うえだたかのり)
    上田孝典(うえだたかのり) 医師

    福井大学医学部附属病院(福井県) 理事・副学長 血液・腫瘍内科

    痛風・高尿酸血症の治療や血液疾患の合併症としての腫瘍融解症候群などの治療・研究のスペシャリスト。福井大学病院にて、副学長として後進の育成に尽力しながら…続きを読む→

  • 大山博司 (おおやまひろし)
    大山博司(おおやまひろし)医師

    両国東口クリニック(東京都) 理事長

    前任の田島病院時代より痛風外来を開設し、痛風・高尿酸血症のプロフェッショナルとして活躍している。1997年には「痛風ホームページ」開設し5,000件を越える痛風・高尿酸血症医療相談を行ってきた。厚生労働省の委託研究としてインターネットヘルスケアと医療関連のセキュリティについての…続きを読む→

  • 納光弘 (おさめみつひろ)
    納光弘(おさめみつひろ)医師

    今村病院分院(鹿児島県) 公益財団法人慈愛会 会長

    2001年、59歳の時にみずからが専門とする疾患のひとつ、痛風にかかったのをきっかけに、自分の体を実験台にしてアルコールと痛風の関連性を研究。「痛風はビールを飲みながらでも治る!」という本を出版して注目を集める。2007年に鹿児島大学病院を定年退職後、現職につき、夢だった日曜日にも…続きを読む→

  • 清水徹(しみずとおる)
    清水徹(しみずとおる) 医師

    みどりヶ丘病院(大阪府) リウマチ科、痛風外来 痛風外来専任

    痛風・高尿酸血症の患者には、生涯にわたる尿酸コントロールが必要となる。清水医師は、一人ひとりの尿酸代謝の状態や合併症の有無を調べて、その人に最も適した治療法を選択。その上で、できる限り少ない薬量で治療することを大切にしている。また、体内で過剰になっている尿酸をコントロール…続きを読む→

  • 谷口敦夫 (たにぐちあつお)
    谷口敦夫(たにぐちあつお) 医師

    東京女子医科大学附属 膠原病リウマチ痛風センター(東京都) 膠原病リウマチ内科 教授

    東京女子医科大学病院で研修後、現在の同院膠原病リウマチ痛風センターに入局。1991年より米国カリフォルニア大学サンディエゴ校に研究員として留学。帰国後、現在は東京女子医科大学の教授として、後進医師の育成にあたりながらリウマチ性疾患の臨床や研究に従事。…続きを読む→

  • 寺井千尋 (てらいちひろ)
    寺井千尋 (てらいちひろ) 医師

    サクラビア・クリニック(東京都) 副院長

    東京大学、虎ノ門病院で腎臓病、膠原病の研修後、東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センターにてリウマチ学の診療と研究に従事。1988年より3年間米国スクリプス研究所およびUCSDでプリン代謝の研究。帰国後、東京女子医大で講師、助教授の後…続きを読む→

  • 長瀬満夫 (ながせみつお)
    長瀬満夫 (ながせみつお) 医師

    長瀬クリニック(東京都) 院長

    30年来、痛風の研究・治療に取り組んできた長瀬医師は、1999年にクリニックを開設。痛風は通常、足指の発赤や腫れ、疼痛を伴う発作、または尿酸値7mg/dl以上の高尿酸血症により診断される。長瀬医師は、痛風は症候性尿酸塩結晶沈着症であるという視点から、結晶の同定を診断の最重要基準に…続きを読む→

  • 久留一郎(ひさとめいちろう)
    久留一郎(ひさとめいちろう) 医師

    鳥取大学医学部附属病院(鳥取県) 教授 (再生医療学部門)

    大学時代に学んだ生化学の分野に興味を持ち、尿酸代謝について学ぶ。低尿酸血症の解析に始まり、家族性低尿酸血症の尿酸代謝についての研究を開始。米国ノースウェスタン大学、米国ペンシルバニア大学で最新の心臓と尿酸代謝の研究を行なった後、鳥取大学医学部准教授を経て…続きを読む→

  • 藤森新/(ふじもりしん)
    藤森新(ふじもりしん) 医師

    帝京大学医学部附属新宿クリニック(東京都) 院長

    藤森新医師は日本痛風・核酸代謝学会の「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」作りに参画するなど、わが国における高尿酸血症の診断・治療のスペシャリスト。尿酸は痛風を引き起こす物質でありながら、抗酸化作用があるなど、人間の身体に必要なもの…続きを読む→

  • 細谷龍男(ほそやたつお)
    細谷龍男(ほそやたつお) 医師

    東京慈恵会医科大学附属病院(東京都) 東京慈恵会医科大学名誉教授 慢性腎臓病病態治療学 教授

    細谷医師はさまざまな腎疾患や高尿酸血症に対する治療ガイドラインの策定にかかわっており、この分野では日本におけるリーダー的存在。トップを務める同科では、蛋白尿・血尿などの腎臓病の早期発見から、IgA腎症を代表とする糸球体疾患、高血圧による腎硬化症、糖尿病性腎症、痛風・高尿酸血…続きを読む→

  • 嶺尾郁夫 (みねおいくお)
    嶺尾郁夫(みねおいくお) 医師

    市立豊中病院(大阪府) 内分泌代謝内科 内科主任部長 糖尿病センター長

    嶺尾医師が痛風の治療・研究をはじめたのは1985年のこと。30年近くの年月を費やしてきた。そんな嶺尾医師がモットーとしているのが、患者に対して痛風がどんな病気なのかを根気よく伝えることである。「痛風は適切に尿酸値をコントロールすれば、必ず関節炎から免れる疾患であること。…続きを読む→

   

専門医・医療機関

 

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