ドクターズガイド

 

病気の解説

  • 痔は肛門から奥行3cmていどの範囲に出来る疾患の総称。さまざまな病態があるが、痔核(じかく)、裂肛(れっこう)、痔ろうが「3大痔疾患」で、これらだけで全体の8割を占める。痔核は別名いぼ痔。肛門にいぼ状の腫れができた状態で、痔の半分以上はこのタイプだ。直腸と肛門の皮膚部分との境目である歯状線より上にできる内痔核と、歯状線より下の肛門上皮にできる外痔核があり、脱出、出血、痛み等を伴う。…

    佐原力三郎医師
    東京山手メディカルセンター(東京都) 副院長 大腸肛門病センター長

 

記事

  • 3大痔疾患といえば、痔核(イボ痔)、裂肛(キレ痔)、痔瘻(アナ痔)だが、いずれも低侵襲の治療が進化して選択肢が増えている。それぞれ利点・欠点があるが、痔の治療の特徴について聞いた…
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病院ランキング(疾病名はDPCに基づいています)

 

実力医師(五十音順)

  • 石山勇司 (いしやまゆうじ)
    石山勇司 (いしやまゆうじ) 医師

    札幌いしやまクリニック(北海道) 名誉院長

    1977年に直腸肛門疾患の専門病院を開院。以来、研究を重ねて、痔核に対するALTA注射療法、痔の手術の中で最も困難とされる複雑な痔瘻の肛門機能温存法、硬膜外麻酔など、痛みが少なく肛門機能を損なわない独自の治療法を確立…続きを読む→

  • 岩垂純一 (いわだれじゅんいち)
    岩垂純一 (いわだれじゅんいち) 医師

    岩垂純一診療所(東京都) 所長

    日本臨床肛門病学会の理事長を務める、痔・肛門疾患の第一人者。30年以上にわたり痔・肛門疾患の治療に携わり年間2,000例以上の手術を執刀した豊富な経験を持つ…続きを読む→

  • 梅枝覚 (うめがえさとる)
    梅枝覚(うめがえさとる) 医師

    独立行政法人 地域医療機能推進機構 JCHO四日市羽津医療センター(三重県) 
    副院長 兼任 大腸肛門病センター長 三重大学医学部 臨床教授

    痔核、痔瘻、裂肛手術において1,000例以上の経験を持つ大腸肛門領域のプロフェッショナル。梅枝医師がセンター長をつとめる大腸肛門センターには、経験豊かな専門スタッフが集結…続きを読む→

  • 菊田信一 (きくたしんいち)
    菊田信一 (きくたしんいち)医師

    仙台青葉クリニック 肛門科(宮城県) 院長

    菊田信一医師は、4段階注射法、温熱療法、低周波療法など駆使してできるだけ手術を避け、保存的療法を心がけているが、いざ手術になれば熟練の手技により短時間で正確な手術がおこなわれ…続きを読む→

  • 國本正雄(くにもとまさお)
    國本正雄(くにもとまさお) 医師

    くにもと病院(北海道) 理事長

    30年にも及ぶ肛門疾患診療のベテランでありながら、切らずに治す「ALTA硬化療法」をはじめとする最新医療技術の習得に努めるなど、常に患者にとって最善の医療を求めようとする姿勢への評価は高い。大腸肛門疾患の専門病院の理事長として日々の診療をおこなう…続きを読む→

  • 栗原浩幸 (くりはらひろゆき)
    栗原浩幸(くりはらひろゆき) 医師

    所沢肛門病院(埼玉県) 院長

    肛門および大腸疾患を専門に扱う同院に勤務して18年。栗原医師の肛門疾患手術件数はすでに9,000件、大腸内視鏡検査も30,000件を超える。その豊富な経験から後方複雑痔瘻の病態や手術術式、また痔瘻の新しい分類を提唱したり、大腸内視鏡挿入法の講演を行なうなど…続きを読む→

  • 佐原力三郎 (さはらりきさぶろう)
    佐原力三郎 (さはらりきさぶろう) 医師

    東京山手メディカルセンター(東京都) 副院長 大腸肛門病センター長

    痔の名医として全国的に知られている。センター長を務める大腸肛門病センターには、技術を習得するため医師たちが見学や長期研修に訪れ、全国各地に戻っては大腸肛門病の専門医として活躍している。日本大腸肛門病学会の肛門疾患部門でも中心的な役割を…続きを読む→

  • 高野正博 (たかのまさひろ)
    高野正博 (たかのまさひろ) 医師

    高野病院(熊本県) 会長

    1981年、当時はまだ医療界の対応が不十分であった大腸・肛門の分野で、より充実した医療サービスを提供すべく同院を設立。今日まで22万人に上る診療実績を誇っている。全国にさきがけて大腸肛門のはたらき(機能)の障害による排便障害等の診断・治療に…続きを読む→

  • 瀧上隆夫 (たきうえたかお)
    瀧上隆夫(たきうえたかお) 医師

    チクバ外科・胃腸科・肛門科病院(岡山県) 院長

    まだ、今ほど大腸疾患が増加していなかった30年も前から、苦痛の少ない消化器内視鏡検査を研究・実践してきた瀧上医師。大腸内視鏡検査の実績は今までに約7万5,000例を超える。「大腸がんの早期発見のためには、肛門から診ること」と提唱する…続きを読む→

  • 日高久光 (ひだかひさみつ)
    日高久光 (ひだかひさみつ) 医師

    日高大腸肛門クリニック(福岡県) 院長

    肛門手術20,000例大腸手術1,500例もの実績を持つ大腸肛門手術の権威。暖かく優しい環境で、少しでも楽に、より完全に、一日でも早く治し、早く日常生活に戻っていただく」を目標にクリニックを設立。「患者さんに優しい医療を、スタッフ一同で提供する」を…続きを読む→

  • 松島誠 (まつしままこと)
    松島誠 (まつしままこと) 医師

    松島病院(神奈川県) 理事長・総院長

    肛門疾患専門病院として、創業89年。豊富な経験と全国的な信頼を得ている同院。特に痔瘻と痔核・裂肛の手術では年間5,000件以上の実績を誇り、大腸・肛門病の領域に限定した質の高い専門医療を追求している。院長を務める松島医師は専門病院として培ってきた経験…続きを読む→

 

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