歯周病
病気の解説
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歯周病は、歯のまわりの組織が壊れて最後には支えを失い歯が抜けてしまう炎症性の病気。原因は歯に付着する汚れで、細菌の塊であるプラーク(歯垢)。このプラークが歯を溶かすのがむし歯で、歯茎を腫らすのが歯周病。…
沼部幸博歯科医師
日本歯科大学附属病院 総合診療科 生命歯学部 歯周病学講座 教授
記事
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歯を失う原因は、大きくむし歯(う蝕)と歯周病とに分けられる。以前はむし歯のほうが原因として多かったが今は減少し、歯周病が約4割程度になっている。…
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実力医師(五十音順)
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和泉雄一(いずみゆういち)歯科医師
東京医科歯科大学歯学部附属病院(東京都) 歯周病外来
歯周病が全身に及ぼす影響がまだ解明されていなかった頃から、いち早く歯周病の研究を始め、テレビや雑誌のメディアでも熱心に啓発活動を行っている。日本の歯周病研究・治療において中心的な役割を…続きを読む→
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角田正健(つのだまさたけ)歯科医師
東京歯科大学千葉病院(千葉県) 総合診療科 臨床教授
1975年の入局当初より歯周病の臭いを研究。研究成果により、口腔内臭気の主体は揮発性硫黄化合物(VSC)であり、少量の息で口臭の程度を客観的に分析し治療することが可能となった。2001年千葉病院の専門外来の先陣を切って、口臭外来を開設…続きを読む→
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中井利江子(なかいりえこ)歯科医師
アイ歯科(北海道) 歯科 院長
専門的な口臭外来を設置する口臭治療のエキスパート。口臭治療のカリスマと言われる本田俊一歯科医師と同じコンセプトで(ほんだ式)、複数の測定器を使用して口臭ガスを測定し、歯周病等の悪化による病的な口臭を含む口臭症に対応する。治療においてはカウンセリングを主体とし、…続きを読む→
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沼部幸博(ぬまべゆきひろ)歯科医師
日本歯科大学附属病院(東京都) 総合診療科 生命歯学部 歯周病学講座 教授
沼部歯科医師は1983年大学卒業後、大学院にて歯周病学を専門に学ぶ。卒業以来、30年以上にわたって、歯周病の研究・治療に従事する国内の歯周病治療において、オピニオンリーダー的存在である。歯周病学は1958年に学会自体は創設されていたものの、大学3年生から始まる同大学の…続きを読む→
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福田光男(ふくだみつお)歯科医師
愛知学院大学歯学部附属病院(愛知県) 特殊診療科(口臭治療科) 診療部部長 教授
気になりだすと悩んでしまい、時には心理的なケアが求められる口臭治療。ていねいな問診と検査で原因をきちんと見きわめ、耳鼻科など他の診療科とも連携を取りながら、一人ひとりに最適な治療を実践している。口臭に気づいたきっかけなどを記入する問診票をもとにした調査研究を踏まえ、…続きを読む→