ドクターズガイド

子宮内膜症・子宮筋腫

 

病気の解説

  • 子宮筋腫も子宮内膜症も、共に子宮の良性疾患。子宮筋腫は良性腫瘍で、自覚症状が少ないため、婦人科検診で見つかる場合が多い。主な症状は、月経痛や月経血量の増加で、貧血症状がでることもある。内腔に発育する粘膜下筋腫では小さくても症状が強くでる。また、筋腫が大きくなると腹部膨満、頻尿、便秘などの圧迫症状や血栓を引き起こす。…

    竹田省医師
    順天堂大学医学部附属順天堂医院 産科・婦人科 特任教授

 

病院ランキング(疾病名はDPCに基づいています)

 

実力医師(五十音順)

  • 明楽重夫 (あきらしげお)
    明楽重夫 (あきらしげお) 医師

    日本医科大学付属病院(東京都) 女性診療科・産科 教授

    子宮内膜症、子宮筋腫、不妊症などの生殖医学、腹腔鏡手術を中心とした婦人科手術、腹腔鏡下仙骨腟固定術などの骨盤底再建外科が専門。子宮内膜症のホルモン治療、腹腔鏡手術のスペシャリストであり、日本子宮内膜症啓発会議実行委員…続きを読む→

  • 安藤正明/ (あんどうまさあき)
    安藤正明(あんどうまさあき)医師

    倉敷成人病センター(岡山県) 院長 理事

    日本産科婦人科内視鏡学会常務理事を務める婦人科腹腔鏡下手術のエキスパート。1980年以降18,000例を超す手術執刀経験がある。深部子宮内膜症に対して、腹腔鏡下手術で病変の剥離、切除や組織・臓器の再建を行うことができる日本で唯一の医師…続きを読む→

  • 伊熊健一郎 (いくまけんいちろう)
    伊熊健一郎 (いくまけんいちろう)医師

    淀川キリスト教病院(大阪府) 産婦人科 内視鏡手術 特別顧問

    1980年代初め、当時、特に生殖医療においては最先端の治療を行っていたオーストラリアにて1981年から1年間留学をした。その間に、臨床面では腹腔鏡と体外受精の技術などを学び、1983年より兵庫医科大学において体外受精のプロジェクトを立ち上げた…続きを読む→

  • 大須賀穣 (おおすがゆたか)
    大須賀穣 (おおすがゆたか)医師

    東京大学医学部附属病院(東京都) 女性診療科 女性外科 教授

    患者数が急増している子宮内膜症や子宮筋腫を専門とし、それらを原因とした不妊症の治療にも積極的にあたっている。治療は、妊娠希望の有無、年齢、症状などを考慮し、対症療法・ホルモン療法・手術療法の中から各患者に最善の方法を選択している…続きを読む→

  • 北脇城(きたわきじょう)
    北脇城(きたわきじょう) 医師

    京都府立医科大学附属病院(京都府) 病院長

    最初は女性ホルモンの研究と手術にあこがれて産婦人科医を志した。米国留学後に女性ホルモンであるエストロゲンと子宮内膜症の研究成果を発表したことがきっかけで、この原因不明の疾患にのめりこんでいったという…続きを読む→

  • 小林浩 (こばやしひろし)
    小林浩(こばやしひろし) 医師

    奈良県立医科大学附属病院(奈良県) 産婦人科 教授

    ハイリスク妊婦の出産など緊急性や難易度の高い治療を含め、圧倒的な症例数と質をベースに多くの患者と向き合ってきた小林浩医師。子宮内膜症・子宮筋腫といった良性疾患の治療にも定評があり…続きを読む→

  • 竹田省 (たけださとる)
    竹田省 (たけださとる) 医師

    順天堂大学医学部附属順天堂医院(東京都) 産科・婦人科 特任教授

    内視鏡手術手技の高度な専門技術を持った医師で構成されたチームを率い、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、卵巣嚢腫等の治療を行っている。巨大筋腫の核出、腸管子宮内膜症、子宮体がんの腹腔鏡手術など「難易度の高い症例」に挑み…続きを読む→

  • 堂地勉 (どうちつとむ)
    堂地勉 (どうちつとむ) 医師

    鹿児島大学病院(鹿児島県) 地域医療連携センター

    堂地勉医師は、日本産科婦人科学会の女性ヘルスケア委員会・初代委員長でもあり、あらゆるアプローチから産婦人科医療の発展に大きく貢献し…続きを読む→

  • 原田省 (はらだたすく)
    原田省(はらだたすく) 医師

    鳥取大学医学部附属病院(鳥取県) 
    女性診療科群(女性診療科・婦人科腫瘍科) 主任診療科長 教授

    原田省医師は、研究と日々の臨床に直結した治療を実践。子宮内膜症の細胞の増殖に炎症反応が関与することを解明し、これに基づいた治療薬への検討を続けている…続きを読む→

  • 深谷孝夫 (ふかやたかお)
    深谷孝夫 (ふかやたかお) 医師

    東北薬科大学病院(宮城県) 産科婦人科 顧問

    深谷孝夫医師は日本産科婦人科学会理事や日本産科婦人科内視鏡学会副理事長を務める女性疾患の専門医。外来では初診を担当し、患者の病状を迅速かつ的確に把握。最先端の治療法に関する豊富な知識を活かし、個々の治療の特性や効果を十分に…続きを読む→

  • 百枝幹雄 (ももえだみきお)
    百枝幹雄 (ももえだみきお) 医師

    聖路加国際病院(東京都) 女性総合診療部 部長 副院長

    子宮内膜症治療の新薬の臨床試験に関わり、世界に先駆け日本での使用を可能にした立役者のひとり。一方で、内視鏡手術の名手としても知られ、聖路加病院が2011年に導入した手術支援ロボット・ダヴィンチを用いた手術でも中心的役割を担う…続きを読む→

  • 若槻明彦 (わかつきあきひこ)
    若槻明彦 (わかつきあきひこ) 医師

    愛知医科大学病院(愛知県) 産科・婦人科 主任教授 部長

    女性医学の中でも、とくに女性のホルモン療法については1990年代から数多くの研究を行ってきた。多数の欧文著名論文を報告し、世界的にも注目されている。子宮筋腫や子宮内膜症のホルモン療法ではピルや黄体ホルモン、GnRHアナログ療法…続きを読む→