女性泌尿器(尿失禁)
病気の解説
-
成人女性の4人に一人は経験しているとされる。約70%が咳やくしゃみ、運動などの腹圧時に尿がもれる「腹圧性尿失禁」、15%がトイレに行きたいと思ったら我慢できない「切迫性尿失禁」で、両者を合併する混合性尿失禁も多い。腹圧性尿失禁は出産、肥満、便秘、加齢などによる骨盤底の障害が主な原因。…
巴ひかる医師
東京女子医科大学東医療センター 骨盤底機能再建診療部教授 診療部長
実力医師(五十音順)
-
奥井識仁 (おくいひさひと) 医師
よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック(神奈川県) 院長
女性泌尿器科は、泌尿器科と婦人科の谷間と言われる全国でも珍しい科目。奥井識仁医師は米国でこの分野を米国ハーバード大学ブリガム&ウイメンズ病院にて手術を学んだ…続きを読む→
-
加藤久美子(かとうくみこ)医師
名古屋第一赤十字病院(愛知県) 女性泌尿器科 部長
尿もれや骨盤臓器脱(性器脱)に伴う排尿障害など、女性泌尿器医療のパイオニア。1986年名古屋大学で日本初の女性尿失禁外来を立ち上げ「良性疾患だがQOLに関わる領域を大切にしたい」と…続きを読む→
-
関口由紀(せきぐちゆき)医師
女性医療クリニック・LUNAグループ LUNA骨盤底トータルサポートクリニック(神奈川県) 理事長
骨盤臓器脱と尿失禁の両手術を単一システムで行うTFS(Tissue Fixation System)手術を世界に先駆けて導入し、安定した術後成績を収めてきた。女性泌尿器疾患に欠かせない骨盤底筋トレーニングの…続きを読む→
-
武井実根雄 (たけいみねお)医師
原三信病院(福岡県) 泌尿器科 部長
30年以上にわたって尿失禁、骨盤臓器脱、間質性膀胱炎などの女性泌尿器疾患に取り組んできた、泌尿器科のスペシャリスト。尿失禁に関しては日本に導入されて間もなかった頃から…続きを読む→
-
竹山政美(たけやままさみ) 医師
第一東和会病院(大阪府) 女性泌尿器科・ウロギネコロジーセンター センター長
本邦の女性泌尿器科、ウロギネコロジーの草分け的存在で、尿失禁手術(TVT、TOT手術)や原則的に子宮を温存する骨盤臓器脱手術(TVM手術)のスペシャリスト…続きを読む→
-
巴ひかる(ともえひかる) 医師
東京女子医科大学東医療センター(東京都) 盤底機能再建診療部 教授 診療部長
TVT手術、TOT手術共に豊富な経験を有す女性尿失禁治療の名手。特にTOT手術を日本に広めたことでも知られる。腹圧性尿失禁の治療には、手術、薬物療法、骨盤底筋訓練等、患者のニーズに合わせた…続きを読む→
-
中島のぶよ (なかしまのぶよ) 医師
医療法人社団邦生会 高山病院(福岡県) 泌尿器科 腎臓内科 糖尿病・脂質代謝内科 循環器内科
切迫性尿失禁や腹圧性尿失禁、骨盤臓器脱などの女性泌尿器疾患を専門とする。膀胱や尿道にある頻尿・尿失禁の原因をつきとめ、保存的治療と手術療法を必要に応じて使い分け…続きを読む→
-
中村聡 (なかむらそう) 医師
なかむらそうクリニック(東京都) 院長
東京都済生会中央病院泌尿器科で、尿失禁・骨盤臓器脱の治療を扱う女性泌尿器科外来を設立。中村聡医師は、毎週火曜の午後に同外来で女性泌尿器科疾患の診断・治療を担当。尿失禁は女性に多く…続きを読む→
-
野村昌良(のむらまさよし) 医師
亀田総合病院(千葉県) ウロギネコロジーセンターウロギネ外来(骨盤臓器脱・女性尿もれ外来
ウロギネコロジーセンター長日本ではまだ数少ないウロギネコロジー専門医であり女性泌尿器の名医。大学病院在学中から、一貫してウロギネコロジーの治療に取り組んできた…続きを読む→
-
藤井美穂 (ふじいみほ) 医師
時計台記念病院(北海道) 産婦人科 女性総合診療センター センター長
骨盤臓器脱へのTVM手術を北海道に導入した専門家。道内外から患者が訪れ、2007年の開院以来1,000症例の実績がある。最近では骨盤臓器脱や子宮筋腫、卵巣腫瘍の腹腔鏡下手術症例に加え…続きを読む→
-
藤原敦子 (ふじはらあつこ) 医師
京都府立医科大学附属病院(京都府) 泌尿器科 助教
一般的に泌尿器疾患イコール男性の病気というイメージがあるが、膀胱炎・腎盂腎炎などの炎症性疾患は女性に多く、外来患者の約2~3割を占める。藤原医師の信念は「性別は大きな問題ではなく…続きを読む→
-
嘉村康邦 (よしむらやすくに) 医師
四谷メディカルキューブ(東京都) 泌尿器科 部長
排尿障害を専門とし、30年の研鑽を積んできた。女性泌尿器科一般や前立腺肥大症、神経因性膀胱、夜尿症を得意とする。特に尿失禁や骨盤臓器脱などの、女性泌尿器科領域の手術療法に関しては…続きを読む→