ドクターズガイド

外反母趾

 

病気の解説

  • 親指の先端が外側を向き(外反)、付け根の骨(中足骨頭)が内側にせり出した状態を言う。症状はまず、変形による見た目の問題と痛み(ただし、靴をあまり履かない生活なら、痛みを訴える人は少ない)が起きてくる。さらに外反が進むと、親指が隣の指(第2趾)の底側に入りこみ、第2・3趾の付け根の底側に強い痛みを伴うタコができることがあり、裸足で歩いても痛むようになる。…

    須田康文医師 
    国際医療福祉大学 塩谷病院 病院長

 

実力医師(五十音順)

  • 生駒和也 (いこまかずや)
    生駒和也 (いこまかずや) 医師

    京都府立医科大学附属病院(京都府) 整形外科 講師

    日本足の外科学会に所属する足の外科の専門医。週1回、足・足関節の専門外来を担当し、外反母趾、変形性足関節症、足関節外側靭帯損傷を中心に診療している。外反母趾や扁平足に対しては適切な靴の指導と足底挿板などの装具治療…続きを読む→

  • 井上敏生/ (いのうえとしお)
    井上敏生(いのうえとしお)医師

    福岡歯科大学医科歯科総合病院(福岡県) 整形外科 教授 科長

    大学卒業後、九州大学医学部整形外科に入局し、整形外科の研修を受ける。その後、福岡市立こども病院で小児整形外科の研修を受けたあと、福岡大学医学部整形外科に移り、小児整形外科と足部疾患の診断・治療に取り組み…続きを読む→

  • 宇佐見則夫(うさみのりお)
    宇佐見則夫(うさみのりお)医師

    うさみ整形外科(東京都) 院長

    足の外科のスペシャリストとして名高い。足関節・足部に生じる外傷・変形・スポーツ障害・リウマチ・糖尿病足などによる障害を画像検査や病態から解析(歩行・筋肉の動き・足底圧)し、装具や靴での保存的治療、手術的治療、リハビリやフットケアに…続きを読む→

  • 大関覚 (おおぜきさとる)
    大関覚(おおぜきさとる)医師

    獨協医科大学 越谷病院(埼玉県) 整形外科 主任教授

    膝や股関節、足関節の人工関節手術、肩、膝、足関節の関節鏡視下手術、足関節や膝の靱帯再建術、創外固定器による四肢の変形矯正、外反母趾などの足の外科、マイクロサージャリーを応用した組織移植を積極的に行う。現職においては「基礎研究を臨床に応用し…続きを読む→

  • 奥田龍三(おくだりゅうぞう)
    奥田龍三(おくだりゅうぞう) 医師

    清仁会シミズ病院(京都府) 副院長 足の外科センター長

    日本では数少ない足の外科の専門医として30年にわたって診療を行っている。これまでに3,500例以上の足の外科手術数を誇り、豊富で確かな臨床実績は本邦のみならず海外においても評価が高い…続きを読む→

  • 倉秀治(くらひでじ)
    倉秀治(くらひでじ) 医師

    悠仁会 羊ヶ丘病院(北海道) 院長 整形外科

    整形外科の専門病院の院長として率いる。足や膝を専門とし、外来では「足・膝・スポーツ・小児専門外来」を担当。治療が難しいといわれる重度外反母趾の治療には、まずは矯正装具を使って外反母趾の進行の速度を遅らせ、消炎鎮痛剤を併用するなど、保存的治療を実践…続きを読む→

  • 桑原靖 (くわはらやすし)
    桑原靖(くわはらやすし) 医師

    足のクリニック表参道(東京都) 院長

    日本で足に特化した医療機関がほとんどない時代、その必要性に着目して2013年にクリニックを開業。大学病院形成外科での経験を活かし院長を務める…続きを読む→

  • 佐本憲宏 (さもとのりひろ)
    佐本憲宏(さもとのりひろ) 医師

    市立東大阪医療センター(大阪府) 副院長 整形外科

    足の外科、中でも外反母趾の治療に定評がある。外科手術の中でも難易度の高い外反母趾手術で論文や国内外の学術集会での発表や手術などの実績をもつ…続きを読む→

  • 須田康文 (すだやすのり)
    須田康文(すだやすのり) 医師

    国際医療福祉大学 塩谷病院(栃木県) 病院長

    外反母趾に対する手術の効果と限界について熟知した、外反母趾手術の名手である。外反母趾については2,000例を超える手術実績があり…続きを読む→

  • 田中康仁 (たなかやすひと)
    田中康仁(たなかやすひと) 医師

    奈良県立医科大学附属病院(奈良県) 整形外科 部長 教授 リウマチセンター長

    足の診療を中心に、スポーツ傷害ならびに関節リウマチの治療を専門とする。担当する足の外科外来には、外反母趾の矯正術や変形性足関節症に対する人工足関節置換術などを受けるために、全国から患者が集まっている…続きを読む→

  • 仁木久照 (にきひさてる)
    仁木久照(にきひさてる) 医師

    聖マリアンナ医科大学病院(神奈川県) 整形外科 主任教授 整形外科部長

    病院では専門外来である「足の外来」をチーフとして率い、年間平均300例前後の手術を行う。外反母趾の治療には、装具、足底板、運動療法による保存療法を行い、効果が見られない場合は骨切りによる変形矯正を行う…続きを読む→

  • 野口昌彦 (のぐちまさひこ)
    野口昌彦(のぐちまさひこ) 医師

    東京女子医科大学病院(東京都) 整形外科 客員教授

    同院足の外科グループの代表であり、日本屈指の足部・足関節疾患のスペシャリスト。日本足の外科学会理事と日本靴医学会評議員を兼任、関東足の外科研究会の事務局を担当している。米国留学での足の外科専門医Dr.Manoliとの出会いと、雑誌に紹介され患者数が急増…続きを読む→

  • 羽鳥正仁(はとりまさひと)
    羽鳥正仁(はとりまさひと) 医師

    東北公済病院(宮城県) 診療部部長 整形外科統括部長

    外反母趾、内反小趾などの足部、足趾変形の治療を得意とする。拡大鏡を使った丁寧な手術を心がけている。手術療法のみならず扁平足や外反母趾など個々の足の変形に応じたインソールを作成し保存療法でも好成績をあげて…続きを読む→

  • 町田英一(まちだえいいち)
    町田英一(まちだえいいち) 医師

    高田馬場病院(東京都) 整形外科 医師

    巻き爪、陥入爪、外反母趾などの足の治療におけるエキスパート。イギリスのロンドン病院、スウェーデンの大学で生体工学を研究、ドイツやアメリカにも研究のためにしばしば訪れ、1996年から、整形外科の知識に基づいてつくられた靴、オートペディシューを日本に…続きを読む→