ドクターズガイド

前立腺肥大症

 

病気の解説

  • 男性特有の臓器「前立腺」が肥大して尿道を圧迫し、排尿障害を起こす病気。肥大が進むと「尿閉」といって尿が出なくなることもある。なぜ前立腺が肥大するのか、はっきりした原因は不明だが、加齢と性ホルモンが関係していると言われている。40代以上になると8割以上に肥大が見られるが、治療が必要な症状がでるのは3割ぐらい。…


    頴川晋医師
    東京慈恵会医科大学附属病院 尿器科診療部長 主任教授

 

病院ランキング(疾病名はDPCに基づいています)

 

実力医師(五十音順)

  • 頴川晋 (えがわしん)
    頴川晋 (えがわしん) 医師

    東京慈恵会医科大学附属病院(東京都) 泌尿器科 診療部長 主任教授

    前立腺がんの腹腔鏡手術の経験が豊富で、放射線治療も得意とする。腹腔鏡下根治的前立腺摘除術をはじめ、永久挿入密封小線源療法、高線量率組織内照射療法など、現行で可能な最先端の治療法すべてを網羅して取り組んで…続きを読む→

  • 遠藤文康 (えんどうふみやす)
    遠藤文康 (えんどうふみやす) 医師

    聖路加国際病院(東京都) 泌尿器科 医長

    専門とする、前立腺肥大症に対するHoLEP(ホルミウムレーザー前立腺核出術)は、メスで切開することなく前立腺肥大を治療する細かな技術を要する内視鏡手術である。本手術は従来の内視鏡手術のように電気メスで切除する方法…続きを読む→

  • 賀本敏行/ (かもととしゆき)
    賀本敏行(かもととしゆき)医師

    宮崎大学医学部附属病院(宮崎県) 泌尿器科 教授

    早くからレーザー治療の研究と実践に取り組むなど、前立腺肥大症の手術療法に積極的で、泌尿器腫瘍学の分野において特に注目度が高い。近年増えつつある前立腺がん、膀胱がんから、腎盂尿管がん、腎がんなど…続きを読む→

  • 川端岳/ (かわばたがく)
    川端岳(かわばたがく)医師

    関西労災病院(兵庫県) 泌尿器科 部長

    泌尿器科部長の川端岳医師は、日本における泌尿器腹腔鏡下手術のパイオニアの1人。現在まで1,350例以上の経験を有し、他施設への手術指導や学会主催の講習会などの講師に招かれる程の技術者…続きを読む→

  • 後藤百万 (ごとうももかず)
    後藤百万(ごとうももかず)医師

    名古屋大学医学部附属病院(愛知県) 泌尿器科 教授

    前立腺肥大症、尿失禁、神経因性膀胱といった排尿障害に対する診療から内視鏡・腹腔鏡・ロボットを使った内視鏡手術、高齢者の排泄ケアまで泌尿器全般を幅広くカバーするこの分野のオーソリティー。その豊富な経験と実績は、さまざまな場面で力を発揮し…続きを読む→

  • 武田正之(たけだまさゆき)
    武田正之(たけだまさゆき) 医師

    山梨大学医学部附属病院(山梨県) 泌尿器科 教授

    1992年に世界ではじめて腹腔鏡下での副腎摘出手術に成功し、その後は小児に対する腹腔鏡下手術、腎腫瘍などの各種泌尿器科悪性腫瘍に対する腹腔鏡下手術、最近では腎移植ドナーに対する後腹膜腔鏡下腎摘出術など…続きを読む→

  • 寺井章人 (てらいあきと)
    寺井章人(てらいあきと) 医師

    倉敷中央病院(岡山県) 泌尿器科 主任部長

    泌尿器科の領域の中でも、とりわけ前立腺がん手術の名手として知られる。豊富な経験をもとに手術法の改良に努め、より低侵襲な開腹手術を実現している。5センチ程度の小さな皮膚切開で行い、手術時間は2.5~3時間。患者の負担が軽減し…続きを読む→

  • 寺地敏郎 (てらちとしろう)
    寺地敏郎(てらちとしろう) 医師

    医療法人別府玄々堂 上人病院(大分県) 名誉院長 腎泌尿器外科外来

    泌尿器科における腹腔鏡手術のパイオニア。京都大学医学部付属病院に在任中、1991年に腎がんの腹腔鏡手術を手がける。92年には副腎の腹腔鏡手術、99年には日本初の前立腺がんの腹腔鏡手術を実施する。世界最先端の腹腔鏡の手術法を…続きを読む→

  • 中川健 (なかがわけん)
    中川健 (なかがわけん) 医師

    東京歯科大学 市川総合病院(千葉県) 泌尿器科 部長

    腹腔鏡下手術が一般的にはほとんど知られていなかった1991年から積極的に取り入れ、患者の体への負担をいかに少なくするかをテーマに取り組んできた。腹腔鏡下手術の執刀数は1,000例を超え、国内では他に例を見ない…続きを読む→

  • 永井敦 (ながいあつし)
    永井敦(ながいあつし) 医師

    川崎医科大学附属病院(岡山県) 泌尿器科 部長 教授

    前立腺肥大症をはじめ泌尿器科学、さらには男性更年期障害や性機能障害、精索静脈瘤の専門家として活躍する永井医師のもとには、地元だけではなく京阪神、九州、中四国など、幅広いエリアから患者が集まってくる。それは実績に対する信頼の証…続きを読む→

  • 増田裕 (ますだひろし)
    増田裕 (ますだひろし)医師

    医療法人 恒昭会 藍野病院(大阪府) 泌尿器科 部長

    2001年から大阪医科大学不妊グループのリーダーとなり、2009年より非閉塞性無精子症の人を対象にmicro-TESE(マイクロテセ)」(顕微鏡下精巣内精子採取術)手術も行っている 。2012年に生殖医療専門医を取得している…続きを読む→

  • 舛森直哉 (ますもりなおや)
    舛森直哉 (ますもりなおや) 医師

    札幌医科大学附属病院(北海道) 泌尿器科 教授

    泌尿器科では、増加傾向にある前立腺疾患患者への専門的な対応をしている。そのチームを牽引しているのが前立腺肥大症、前立腺がん、泌尿器がんのスペシャリストである舛森医師だ。副腎、腎、前立腺の手術に関しては1996年より腹腔鏡を…続きを読む→

  • 持田蔵 (もちだおさむ)
    持田蔵(もちだおさむ) 医師

    西南泌尿器科クリニック(福岡県) 院長

    わが国における「ホルミウム・レーザーによる前立腺摘除術(HoLP)」の第一人者。30年以上にわたって標準術式とされてきた電気メスによる従来の切除手術と比べて、出血量や術後の痛みが少なく、患者の負担が小さくて済む…続きを読む→

  • 山中望 (やまなかのぞむ)
    山中望 (やまなかのぞむ) 医師

    山中医院(愛媛県) 院長

    前立腺がん、膀胱がん治療のパイオニア。1983年神鋼病院泌尿器科に一人医長として赴任。米Mayo Clinicにて研修、その後も手術手技の改良と検証を続け、同科の前立腺がん、膀胱がんの手術件数は兵庫県下でトップとなる…続きを読む→

  • 山西友典 (やまにしとものり)
    山西友典 (やまにしとものり) 医師

    獨協医科大学病院(栃木県) 排泄機能センター センター長 教授

    排尿障害・尿閉、頻尿・尿失禁など、下部尿路障害治療において第一線で治療を行うエキスパート。蓄尿・排尿機能障害は、特に高齢者の場合、さまざまな原因が重なりあう。高齢者の生活の質の上で最も重要とされる排尿障害の改善のために…続きを読む→