ドクターズガイド

前立腺がん

 

病気の解説

  • 前立腺がんは、前立腺肥大症とともに、前立腺の病気のひとつである。前立腺がんの発生には男性ホルモンが関与しており、加齢によるホルモンバランスの変化が影響しているものと考えられる。今後日本では、食事の欧米化、高齢人口の増加、腫瘍マーカーであるPSA(前立腺特異抗原)検査の普及に伴い、前立腺がんの患者は急速に増加し、現在男性が罹患する癌でもっとも多い…


    堀江重郎医師
    順天堂大学大学院医学研究科 泌尿器外科学教授

 

記事

  • misonoの夫、精巣がんで闘病生活  Nosukeが精巣がんによる胚細胞腫瘍で闘病中とのこと。精巣がんによる胚細胞腫瘍は10万人に1人という希少がんで…続きを読む→

  • 前立腺がんが急増し2015年にはトップとなった。患者が増えている原因は高齢化だけではない。なぜ増えているのか…
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  • 現在、徐々に増えつつある前立腺がん。現在、前立腺をすべて摘出する手術においては、開腹手術や内視鏡下手術に代わって、手術支援ロボットによる「ロボット手術」が主流になりつつある。…
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実力医師(五十音順)

  • 頴川晋 (えがわしん)
    頴川晋 (えがわしん) 医師

    東京慈恵会医科大学附属病院(東京都) 泌尿器科 診療部長 主任教授

    前立腺がんの腹腔鏡手術の経験が豊富で、放射線治療も得意とする。腹腔鏡下根治的前立腺摘除術をはじめ、永久挿入密封小線源療法、高線量率組織内照射療法など…続きを読む→

  • 遠藤文康 (えんどうふみやす)
    遠藤文康 (えんどうふみやす) 医師

    聖路加国際病院(東京都) 泌尿器科 医長

    専門とする、前立腺肥大症に対するHoLEP(ホルミウムレーザー前立腺核出術)は、メスで切開することなく前立腺肥大を治療する細かな技術を要する内視鏡手術である。本手術は従来の内視鏡手術のように電気メスで切除する方法…続きを読む→

  • 大堀理 (おおほりまこと)
    大堀理 (おおほりまこと)医師

    (仮称)東京国際大堀病院 準備中(東京都) 院長

    アメリカで開発された手術支援ロボット「ダヴィンチ」を日本で初めて導入した東京医科大学で、2014年よりロボット手術支援センター長となり国内で最も多くの前立腺ロボット手術を担当…続きを読む→

  • 賀本敏行/ (かもととしゆき)
    賀本敏行(かもととしゆき)医師

    宮崎大学医学部附属病院(宮崎県) 泌尿器科 科長 教授

    早くからレーザー治療の研究と実践に取り組むなど、前立腺肥大症の手術療法に積極的で、泌尿器腫瘍学の分野において特に注目度が高い。近年増えつつある前立腺がん、膀胱がんから、腎盂尿管がん、腎がんなど…続きを読む→

  • 川端岳/ (かわばたがく)
    川端岳(かわばたがく)医師

    関西労災病院(兵庫県) 泌尿器科 部長

    泌尿器科部長の川端岳医師は、日本における泌尿器腹腔鏡下手術のパイオニアの1人。現在まで1,350例以上の経験を有し、他施設への手術指導や学会主催の講習会などの講師に招かれる程の技術者…続きを読む→

  • 高橋悟 (たかはしさとる)
    髙橋悟 (たかはしさとる) 医師

    日本大学医学部附属 板橋病院(東京都) 泌尿器科 部長

    泌尿器悪性腫瘍、特に前立腺がんの専門家。東京大学在職中に米国メイヨークリニックに留学し、前立腺がん手術を研修、多数の臨床経験を有し、泌尿器科腹腔鏡手術技術認定も取得…続きを読む→

  • 武田正之(たけだまさゆき)
    武田正之(たけだまさゆき) 医師

    山梨大学医学部附属病院(山梨県) 泌尿器科 教授

    1992年に世界ではじめて腹腔鏡下での副腎摘出手術に成功し、その後は小児に対する腹腔鏡下手術、腎腫瘍などの各種泌尿器科悪性腫瘍に対する腹腔鏡下手術、最近では腎移植ドナーに対する後腹膜腔鏡下腎摘出術など…続きを読む→

  • 寺井章人 (てらいあきと)
    寺井章人(てらいあきと) 医師

    倉敷中央病院(岡山県) 泌尿器科 主任部長

    泌尿器科の領域の中でも、とりわけ前立腺がん手術の名手として知られる。豊富な経験をもとに手術法の改良に努め、より低侵襲な開腹手術を実現している。5センチ程度の小さな皮膚切開で行い、手術時間は2.5~3時間。患者の負担が軽減し…続きを読む→

  • 中川健 (なかがわけん)
    中川健 (なかがわけん) 医師

    東京歯科大学 市川総合病院(千葉県) 泌尿器科 部長

    腹腔鏡下手術が一般的にはほとんど知られていなかった1991年から積極的に取り入れ、患者の体への負担をいかに少なくするかをテーマに取り組んできた。腹腔鏡下手術の執刀数は1,000例を超え、国内では他に例を見ない…続きを読む→

  • 堀江重郎 (ほりえしげお)
    堀江重郎 (ほりえしげお)医師

    順天堂大学医学部附属順天堂医院(東京都) 泌尿器科 教授

    男性ホルモンの低下に起因する様々な疾患の診断と治療を行う日本初の男性外来「メンズヘルス外来」を立ち上げるなど、日本の泌尿器科医療をリードする第一人者である…続きを読む→

  • 山中望 (やまなかのぞむ)
    山中望 (やまなかのぞむ) 医師

    山中医院(愛媛県) 院長

    前立腺がん、膀胱がん治療のパイオニア。1983年神鋼病院泌尿器科に一人医長として赴任。米Mayo Clinicにて研修、その後も手術手技の改良と検証を続け、同科の前立腺がん、膀胱がんの手術件数は兵庫県下でトップとなる…続きを読む→

 

学会・研究会