ドクターズガイド

不整脈

 

病気の解説

  • 不整脈とは病名ではなく、心臓のリズムが乱れたり、速くなったり遅くなったりする症候をさす。もっとも多い期外収縮(1拍だけドキッとする)は特に心配ないが、拍動のリズムが遅くなったり、一時的に止まったりする徐脈性不整脈と、拍動が速くなる頻脈性不整脈は生命を脅かす可能性があり危険。なかでももっとも恐いのが心室細動。この不整脈で皇族が急死したのをきっかけに、自動体外式除細動器(AED)が一気に普及した…続きを読む→

 

記事

  • お笑いタレント前田健氏、急死  心肺停止の状態で病院に救急搬送され、ICUで治療を受けたが息を引き取った…続きを読む→

  • 2011年に新しい薬剤、新規抗凝固薬(NOAC)が立て続けに発売されて以来、心房細動の治療は大きな転換期を迎えた。薬剤の選択肢が増えたことで、医師主導で薬を決める時代から、患者さんが一緒に選ぶ時代へと代わってきている…続きを読む→

  • 心筋梗塞・脳梗塞 9月からの水分補給

    「寒いときに起こる」イメージのある「心筋梗塞」「脳梗塞」ですが、6月~8月がピークというデータがあるそうです。またこれとは別に8月末~9月がピークであるという説もあり、いずれにせよ暑い季節には血管が詰まりやすい……続きを読む→

  • 今ではもっとも手軽な調味・保存料として各地域の食文化に浸透し、毎日口にする塩分は良くも悪くも人間の健康への影響が大きくなっています。なかでも日本の伝統的な食事はひときわ塩分が多く、これは近年の日本人特有の健康不安要因のひとつです。…
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病院ランキング(疾病名はDPCに基づいています)

 

実力医師(五十音順)

  • 相澤義房 (あいざわよしふさ)
    相澤義房 (あいざわよしふさ) 医師
    立川綜合病院(新潟県) 循環器科 部長 新潟大学 名誉教授

    不整脈・突然死の治療、研究におけるスペシャリスト。原因不明の突然死をきたす特発性心室について世界に先駆けて心電図の特徴に注目し報告した。これは最近になって世界的な共同研究で確認されたが、その研究にも共同研究者として名を連ね…続きを読む→

  • 青沼和隆 (あおぬまかずたか)
    青沼和隆 (あおぬまかずたか)医師

    筑波大学附属病院(茨城県) 循環器内科 教授

    統括する循環器内科は、不整脈カテーテルアブレーションの分野で全国の大学でトップの症例数と治療成績を有す。高度最新医療を国内でもいち早く導入し、新たなアブレーション法の開発も行っている…続きを読む→

  • 家坂義人 (いえさかよしと)
    家坂義人 (いえさかよしと)医師
    総合病院 土浦協同病院(茨城県) 名誉院長

    日本の不整脈治療における専門家。頻拍の原因となる異常な興奮の起源や興奮が旋回する異常な回路を見つけ出し、高周波電流により同部を選択的に焼灼し、頻拍を根治するカテーテルアブレーション治療を専門とし、国内でいち早くこの治療法を導入…続きを読む→

  • 井上耕一 (いのうえこういち)
    井上耕一 (いのうえこういち) 医師
    桜橋渡辺病院(大阪府) 循環器内科 不整脈科 部長

    循環器専門医・不整脈専門医。頻脈性不整脈に対する根治療法であるカテーテルアブレーション(心筋焼灼術)、ペースメーカー(ICD,CRT)治療を専門とし、高い評価を受ける。不整脈への薬物療法にも詳しく、抗凝固療法の最前線…続きを読む→

  • 沖重薫 (おきしげかおる)
    沖重薫 (おきしげかおる) 医師
    横浜市立みなと赤十字病院(神奈川県) 循環器内科 主任部長

    不整脈の根治療法である「カテーテル・アブレーション」のほか、薬物療法に関しても積極的に取り組み、高い評価を得ている。同科は「カテーテル・アブレーション」を日本で初めて成功させ、その後も他施設において…続きを読む→

  • 奥村謙 (おくむらけん)
    奥村謙 (おくむらけん) 医師
    済生会熊本病院(熊本県) 心臓血管センター循環器内科 不整脈先端治療部門 最高技術顧問

    日本の不整脈治療と医師教育を長年に渡って牽引してきた。特にカテーテル・アブレーション治療では30年以上のキャリアを有するパイオニアである。カテーテル治療、薬物療法、植込み型除細動器治療(ICD)、心臓再同期療法(CRT)など…続きを読む→

  • 熊谷浩一郎 (くまがいこういちろう)
    熊谷浩一郎 (くまがいこういちろう) 医師
    福岡山王病院(福岡県) ハートリズムセンター長

    不整脈のなかでも特に心房細動をテーマに、ライフワークとして基礎的・臨床的研究を行う。心房細動に対するカテーテルアブレーション(心筋焼灼術)をわが国で初めて臨床導入した医師であり、高い成功率を維持してきた…続きを読む→

  • 高橋淳 (たかはしあつし)
    高橋淳 (たかはしあつし) 医師
    横須賀共済病院(神奈川県) 副院長 循環器内科

    世界で初めて心房細動に対するカテーテル手術が開始したフランス・ボルドー大学に留学し、帰国後、国内に導入した不整脈カテーテル治療のエキスパート。工夫を重ね、上と下の肺静脈をまとめて焼く独自の方法を考案し…続きを読む→

  • 夛田浩 (ただひろし)
    夛田浩 (ただひろし) 医師
    福井大学医学部附属病院(福井県) 循環器内科 科長 教授

    循環器疾患のどの領域の疾患に対しても広い見識と高い診療担当能力を有するが、特に臨床不整脈領域の名医と目されている。不整脈は突然の動機、眩暈、失神を引き起こし、時には突然死をももたらすが、…続きを読む→

  • 内藤滋人 (ないとうしげと)
    内藤滋人 (ないとうしげと) 医師
    群馬県立心臓血管センター(群馬県) 院長 循環器内科

    不整脈治療に定評があり、中でもカテーテルアブレーション症例においては国内トップクラスである。カテーテルアブレーション(心筋焼灼術)は心房細動をはじめとする頻脈性不整脈を根治できる可能性が高く、体の負担が少ない治療として近年成果をあげ…続きを読む→

  • 比嘉聡 (ひがさとし)
    比嘉聡 (ひがさとし) 医師
    牧港中央病院(沖縄県) 理事 副院長

    頻脈性不整脈に対する薬物療法、植え込み型徐細動器挿入術、カテーテルアブレーション、心不全に対する両心室ペースメーカー挿入術を国内でも先駆的に導入。心房細動研究の世界的権威…続きを読む→

  • 山下武志 (やましたたけし)
    山下武志 (やましたたけし) 医師
    公益財団法人 心臓血管研究所付属病院(東京都) 所長

    不整脈診療の第一人者であり、たくさんの著書や講演活動でも広く知られている。同院の母体である心臓血管研究所は、設立当時、国民死亡の首位を占める循環器疾患の専門研究を強化するために…続きを読む→

  • 山根禎一 (やまねていいち)
    山根禎一 (やまねていいち) 医師
    東京慈恵会医科大学附属病院(東京都) 循環器内科 診療副部長 教授

    狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患から、心臓弁膜症、心筋症、心不全、先天性心臓病、不整脈、肺塞栓症、大動脈疾患、末梢血管疾患など多肢にわたる疾患を診療している。さらに、予防医学の観点から高血圧、高脂血症など…続きを読む→

  • 吉田幸彦 (よしだゆきひこ)
    吉田幸彦 (よしだゆきひこ) 医師
    名古屋第二赤十字病院(愛知県) 第一循環器内科 部長

    難治性の不整脈・心不全治療のエキスパート。心房細動に対するカテーテル・アブレーション(心筋焼灼術)の実績を数多くもっている。心不全に対する心臓再同期療法(両心室ペーシング)にも詳しく、安全・確実かつスピーディな治療をめざす…続きを読む→