ドクターズガイド

女性不妊症

 

病気の解説

  • 一般的に、2年以上避妊なしで性交しても妊娠しない場合を不妊症という。原因は、女性にある場合(30~40%)、男性にある場合(30~40%)、両方にある場合(15~30%)、原因不明(5~10%)に大別される。女性側が原因の不妊は、晩婚化・晩産化との関係が深い。高齢になると子宮内膜症や子宮筋腫をもつ率が増えたり、卵巣の働きが衰えて、良好な卵ができにくくなるからだ。…

    田中温医師
    セントマザー産婦人科医院 院長

 

記事

 

実力医師(五十音順)

  • 浅田義正 (あさだよしまさ)
    浅田義正 (あさだよしまさ) 医師

    浅田レディース名古屋駅前クリニック(愛知県) 院長

    高度生殖医療を中心とした診療を行う不妊治療の専門家である。米国最初の体外受精専門施設に留学し、主に顕微授精の基礎的研究に従事した経験があることから、顕微授精に関して豊富な経験と実績を持つ…続きを読む→

  • 苛原稔/ (いらはらみのる)
    苛原稔(いらはらみのる)医師

    徳島大学病院(徳島県) 産婦人科 教授 科長

    体外受精を日本で3番目に成功させるなど、不妊治療で全国的に高い評価を得ている同科を率いる。同科は先進的な医療と研究に定評があり、とくに排卵誘発、生殖補助医療、腹腔鏡下手術では全国でも…続きを読む→

  • 宇津宮隆史 (うつのみやたかふみ)
    宇津宮隆史 (うつのみやたかふみ)医師

    セント・ルカ産婦人科(大分県) 院長

    国内でいち早く不妊治療に取り組んだパイオニアであり、今も第一線で活躍する権威として知られている。1970年代から不妊治療に携わり、大分県立病院がんセンター第二婦人科部長を経て…続きを読む→

  • 北出真理 (きたでまり)
    北出真理 (きたでまり)医師

    順天堂大学医学部附属順天堂医院(東京都) 産科・婦人科 准教授

    子宮筋腫のほか、子宮内膜症、月経異常など、婦人科全般にわたる診療を行っている。手術としては腹腔鏡手術を専門とし、患者の体への負担が少なくて済む低侵襲の手術を心がけて…続きを読む→

  • 京野廣一(きょうのこういち)
    京野廣一(きょうのこういち) 医師

    京野アートクリニック高輪(東京都) 理事長

    1983年チームの一員として日本初の体外受精での妊娠出産に成功したパイオニア。「生殖医療はチーム医療」と明言。スタッフ一丸となって治療を行う。人工授精や体外受精、射出精子や精巣内精子…続きを読む→

  • 蔵本武志 (くらもとたけし)
    蔵本武志(くらもとたけし) 医師

    蔵本ウイメンズクリニック(福岡県) 院長 理事長

    大学院時代より生殖内分泌学に取り組んできた不妊治療のスペシャリスト。1990年よりオーストラリア、PIVETメディカルセンターへ体外受精を中心とした不妊治療研修のため留学。その後も世界各国の体外…続きを読む→

  • 塩谷雅英 (しおたにまさひで)
    塩谷雅英 (しおたにまさひで) 医師

    英ウィメンズクリニック(兵庫県) 理事長 産婦人科

    他人には理解しにくい不妊症の悩みをもつ患者の立場に立ち、心を込めたきめ細かい治療で、心身両面からサポートすることを方針とし、患者から絶大な信頼を得ている。多くの夫婦に朗報が…続きを読む→

  • 辰巳賢一 (たつみけんいち)
    辰巳賢一 (たつみけんいち) 医師

    梅ケ丘産婦人科(東京都) 院長

    できる限り自然に近い妊娠、すなわち、必要最小限の治療で妊娠することを目指している。そのため、患者にとって最も負担の少ない治療から開始し、妊娠するまで、徐々に強い治療へとステップアップして…続きを読む→

  • 田中温 (たなかあつし)
    田中温(たなかあつし) 医師

    セントマザー産婦人科医院(福岡県) 院長

    1985年、国内で初めてギフト法(受精前の卵子と精子とを一緒に卵管内に戻す体外受精)による妊娠・出産に成功した、高度生殖医療の第一人者。特に、難治性高齢者不妊(高齢卵子)の治療においての実績が…続きを読む→

  • 堤治 (つつみおさむ)
    堤治 (つつみおさむ) 医師

    山王病院(東京都) 病院長

    東京大学医学部産婦人科教授を経て、2008年4月から山王病院院長に就任。東宮職御用掛として、雅子妃殿下のご出産を担当。生殖医療全般を広く行う国内の不妊治療における専門家であり、なかでも…続きを読む→

  • 森本義晴 (もりもとよしはる)
    森本義晴 (もりもとよしはる) 医師

    医療法人 三慧会 HORACグランフロント大阪クリニック(大阪府) IVF JAPAN CEO  理事長 院長

    アジア太平洋生殖医学会の理事長を務めるなど、国際的な視野を持つ不妊治療のエキスパート。豊富な経験から編み出された独自の体外受精プログラムを用い「出来るだけ自然に近い形で無理せず治療すること」を…続きを読む→