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野生のフェレットに咬まれ死亡

17年前に、大分市内の公園で、フェレット(イタチ科)を捕獲中に手を咬まれて蜂窩織炎を発症し、感染症の治療を続けていた大分県警察本部の男性警察官41歳が、今年1月に亡くなっていたことがわかった。警部補は、大分駅前交番に勤務していた2002年当時、通報を受けてフェレットの捕獲を試みていた。咬まれた3カ月後に蜂窩織炎を発症して以降、入退院を繰り返して治療を続けていた。地方公務員災害補償基金県支部は7月、警部補の死亡を公務災害として認定。

フェレットは犬や猫などの哺乳類と同じように歯がとがっており、咬まれると皮膚の奥まで細菌が入る可能性があるとのこと。野良のフェレットは野良犬などと同じように細菌を持っているので外で見かけたときは近づかずに、万が一、咬まれたりひっかかれたりした場合は、すぐに病院に行くことを勧める。

蜂窩織炎(ほうかしきえん)とは、皮膚とそのすぐ下の組織に生じる、広がりやすい細菌感染症のこと。 患部の皮膚に発赤、痛み、圧痛がみられるほか、発熱や悪寒が生じたり、より重篤な症状が現れることもある。 この感染症の治療には抗菌薬が必要。


(2019.11.20.)



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