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病原性アメーバ感染で死亡

ベス・ナイトさん(24歳)は、アメリカ・オクラホマ州の湖で泳いだ時に病原性アメーバ「ネグレリア・フォーレリ」に感染したとみられる。激しい頭痛に襲われ、約1週間後に脳の機能が停止して死亡。また先月には、米テキサス州ヒューストンで「ネグレリア・フォーレリ」に感染した少年マイケル・ジョン・ライリー・ジュニア君(14歳)も死亡している(CNN)。
ライリー君はチームメートたちと公園のプールで泳いだ時に感染したとみられ、激しい頭痛に見舞われた数日後に脳の機能が停止し、死亡。一緒に泳いでいたチームメートたちへの感染はない。なぜ一人だけが感染するのか、その理由は解明されていない。

脳をむしばむ病原性アメーバ「ネグレリア・フォーレリ」は、原発性アメーバ性脳髄膜炎(PAM)の原因となる単細胞の病原体。温かい淡水に生息し、鼻から人体に入って脳に到達。湖・池・温泉などにみられるが、感染するケースは非常にまれ。過去53年間の患者数は133人。大半がテキサス、フロリダ、アーカンソー、アリゾナ、カリフォルニアの各州に集中。致死率は高く、感染した患者の内、生存者は3人とのこと。


(2015.09.03.)



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