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池江璃花子選手、白血病で休養

競泳女子の池江璃花子選手(18歳)が、白血病の診断を受け、自身のツイッターで公表、前向きな言葉がつづられていた。当分の間、休養と治療に専念し、今後は治療の経過を見ながら医師と相談して復帰の時期などを判断するとのこと。

白血病とは、血液のがんで、血液中の白血球が腫瘍性の異常な増殖を起こす病気。血液細胞には赤血球、血小板、白血球があり、これらの血液細胞が骨髄でつくられる過程でがんになる。がん化した細胞(白血病細胞)は、骨髄内で増殖し、骨髄を占拠してしまい、正常な血液細胞が減少し、貧血や免疫系のはたらきの低下、出血傾向、脾臓の肥大などの症状があらわれる。

治療は、抗がん剤を用いた化学療法で、急性骨髄性白血病(AML)の第一の治療法になる。近年、急性骨髄性白血病(AML)の治療は劇的に進歩しており、治療の基本は、骨髄中に増えた白血病細胞を死滅させ、正常な血液細胞を増やすやりかた。 現在の慢性骨髄性白血病の生存率・予後は、分子標的療法を受けた患者の85%以上が長期生存ができており8年生存率90%超ともいわれる。また、造血幹細胞移植やインターフェロン療法を受けた患者も50~70%が8年生存率70%以上と長期生存可能としている。


(2019.02.13.)



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