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梅毒患者が急増している

梅毒患者の報告数が、昨年を上回るペースで増えている。今年の患者報告数(7月27日現在)は、前年同期比4割増の888人。都道府県別の患者報告数は、東京:278人、大阪:124人、愛知:73人、神奈川:63人、千葉:39人、北海道:30人、福岡:26人、埼玉:25人、栃木:22人、静岡:16人、兵庫:15人、沖縄と茨城:14人、宮城:11人の順~~
東京都は、患者の83%が男性。推定感染経路は、同性間の性的接触が50%、異性間33%。病型別では早期顕症梅毒(2期)が42%、無症候梅毒が36%を占めた。

梅毒は性交渉時の接触感染が主流で、感染すると2~3週間後からリンパ節炎や皮膚症状が現れてくる。早期発見で治療をすれば完治できるが、治療しないと症状が段階的に進行し、中枢神経が侵され死に至ることもある病気。妊婦が梅毒に感染した場合、流産や死産の原因となることもある。また、梅毒などの性感染症に感染しているとHIVに数倍感染しやすくなる。感染の心配がある人は、検査を受けることを勧めている。保健所などで無料の性感染症検査も実施している。

(2014.08.06.)



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