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性同一性障害に悩む児童606人

文部科学省の調査で「性同一性障害」を悩み、学校に相談している児童生徒が全国で606人いることが分かった。本人が自認する性別の制服着用を認めるなど特別な配慮をしている事例は6割。年度内に、専門家の意見を聞き、対応・指導の資料を作成する予定。各都道府県教委を通じ2013年4~12月、全ての国公私立の小中学校・高校・特別支援学校を対象に調査を実施。学校が把握した事例だけのため、実際に同障害に悩んでいる児童生徒はより多いとみられる。606人中、257人が医療機関で受診、165人が性同一性障害と診断されていた。戸籍上は男性で「女性」を自認する児童生徒は237人。戸籍上は女性で「男性」を自認するのは366人。

◇性同一性障害とは、身体的な性別と心理的な性別が一致せず、強い違和感に苦しむ疾患のこと。2004年に特例法が施行され、複数の医師に基づく診断が必要としている。精神科的治療だけでは改善は困難とされ、多くが男性・女性ホルモンの投与を受けている。成人は条件を満たせば戸籍の性別変更が認められる。

(2014.06.16.)



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