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劇症型溶連菌が増加している

◆「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」患者が増加傾向にある。この病気は、発病から数日で手足の壊死や多臓器不全に陥ると言う。今年は11月9日までに227人と、前年より48人上回っている(国立感染症研究所)。咽頭炎を起こした子供ののどから検出されることが多い「溶連菌(溶血性レンサ球菌)」が原因で、のどに感染した菌が血液の中に入ったり、手足の傷口から菌が深く侵入したりすると、劇症型になる場合がある。発熱して急に手足が腫れて痛むなどの異変を感じたら、早めに病院を受診。患者の中心は60歳代で、比較的高齢者が多いとのこと。

症状が進行すると、血液に入り込んだ菌で敗血症を起こし、多臓器不全を併発。がんや糖尿病などで免疫力が落ちている人は劇症型になりやすい。早期に適切な治療を受けることが大切である。


(2014.11.25.)



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