ドクターズガイド

話題のキーワード

マダニ感染症、全国に分布

2013年1月、国内初の患者が確認されたマダニが媒介するSFTS(重症熱性血小板減少症候群)ウイルスはこれまで西日本だけの報告に限られていたが、北海道や東北、関東も含む計23道府県で採取されたマダニからも見つかった事が国立感染症研究所の調査で分かった。調査は、全国26道府県で実施。新たに確認されたのは三重、滋賀、京都、長野、岐阜、栃木、群馬、岩手、宮城、北海道の10道府県で、全国に広がっていることが判明した。 SFTSは、マダニに刺されることで感染し、高熱や倦怠感、腹痛、嘔吐、下痢、意識障害、口の中や消化管の出血などの症状などが出る。潜伏期間は6日~2週間。特効薬はない。これまでに西日本で53人の患者が報告され、うち21人が死亡。

マダニは野山に生息し、血を吸うと体長1㎝以上にふくれあがる。春から秋にかけて活動が活発になるため、全国に広く分布していると考えられウイルスを持つマダニが確認されていない地域でも、山や草むらなどに入るときは、肌を出さないよう注意してほしい(厚生労働省)。

(2014.02.26.)



これまでの記事→