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ジカ熱の感染が拡大する可能性が

蚊が媒介する「ジカ熱」感染が、アメリカ大陸諸国(カナダとチリを除く)に拡大する可能性があると世界保健機関(WHO)が発表。
米国本土でまだ確認はされていないが、ハワイ州で小頭症の赤ちゃんを出産した女性がブラジルでジカウイルスに感染していたことが分かった。2015年11月にブラジル保健省は、ジカ熱と小頭症の関連性を指摘し、小頭症の疑いのあるケースとして3893例報告している。

◆ジカ熱について(厚生労働省)
「中南米を中心に、ジカ熱の感染が多数報告されています。ジカ熱はデング熱及びチクングニア熱と同様、蚊を媒介して感染します。また、ジカ熱は感染しても症状がないか、症状が軽いため気付きにくいこともあります。海外の流行地において、蚊に刺されてから数日後に、軽度の発熱、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠感、頭痛等の症状が見られた場合は、医療機関を受診してください。海外の流行地へ出かける際は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊に刺されないよう注意してください。厚生労働省では、引き続き、ジカ熱に関する注意喚起を行うとともに、情報収集や調査研究を実施し、適切な対応を行ってまいります」ホームページに掲載し、ジカ熱に関するQ&Aも掲載している。

ジカ熱に関するQ&A:http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109899.html

ジカ熱とは、蚊が媒介する感染症で、感染すると、発熱や発疹など風疹やはしかに似た症状が現れる。アフリカやアジア、西太平洋、南太平洋の一部の地域で流行が確認されており、2013年にはポリネシア諸島で400人を超える集団感染が発生した。一般に症状は軽度で、短期間に回復するとされるが、ワクチンや治療薬がない、厚生労働省が注意を呼びかけている。


(2016.01.27.)



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