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エコノミークラス症候群に注意

大阪北部を震源とした地震は依然、余震への警戒が続き、車中泊や避難所での寝泊まりによって、または自宅にいる方はエレベーターの故障や外出への恐怖心などから閉じこもりがちになるなどで、エコノミークラス症候群(肺塞栓症:はいそくせんしょう)が発生するおそれがある。

エコノミークラス症候群とは、ふくらはぎなどの血管内にできた血のかたまりが肺の血管につまって起こり、胸の痛みや息苦しさを感じ、死亡することもある。足を動かさないことや脱水、足のけががあると発症しやすくなる。

日本循環器学会と日本静脈学会は、足首を曲げ伸ばししたり散歩をしたりして、足の血行をよくすることや水分を意識して取るようにする、弾性ストッキングを使うなどの予防策を呼びかけている。

2016年4月に発生した熊本地震では発生直後から患者が相次ぎ多くの人が重症化した。避難生活で数日、からだを動かしづらい状況になっただけでも、元気な人が突然発症するケースもあるため注意が必要とされる。


(2018.06.21.)



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