ドクターズガイド

体を中から温める あなたはそのやり方で大丈夫?(1)

年明けから2月にかけて、もっとも寒さの厳しい季節となります。風邪やインフルエンザの流行を警戒するためにも、ますます「冷え」対策が必要です。過去の記事(冷えないために 体温36℃の理由)でもご紹介したように、人間は36℃以上の体温がなければ、基本的な機能も外的からの防御も弱まってしまいます。気温がどれほど低くくても、なんとか体温を36度以上にして、それを維持しなければなりません。

■必要なのは「体温維持力」

近年、夏の猛暑も初めての経験、冬の極寒もこれまでにないと、気象の変化が激しさを増しています。またそれに対応するための衣服の素材や冬の暖房など、外的な環境を整える方法は年々進歩しています。

しかしそれらに頼りすぎて、軽装で外出したら帰りにいきなり気温が変わって体調を崩してしまった、などということを繰り返さないためにも、自分自身の体温を「維持する力」が必要です。

「冷えはよくない」というのはすでに常識となっていますから、いろいろな工夫や対策の情報はたくさん出回っています。しかし、どれでもが誰にでも適しているわけではありません。

今回は、一年のうちでもっとも寒いこの時期、体を中から温めるための仕組みを把握し、自分に適さない方法を知る、ということを考えます。

■問題は「血行」

体の機能を維持するのに本当に必要なのは体の内部が温まることです。体温は暖かい血が体をめぐることで保たれるわけですから、まずは血流がいい状態、いわゆる「血行」をよくしなければなりません。血流がいいというのは

  • 血液が勢いよくたくさん循環している
  • 血管が拡張している
  • 血液の粘度が低い(サラサラである)

という状態で、これを満たす工夫を考えればいいわけです。

■なぜ血流がよくなったか、が問題

しかし体の状態も体質も、人それぞれ。目的が「血流の改善」であっても、体に変化を起こさせる行為には違いありませんから、手段の選択を間違えば、人によっては害になる可能性もあります。

上記の条件を満たそうとするとき、体内で何が起きているのかを知っておきましょう。

 

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