ドクターズガイド

沼部幸博 歯科医師 (ぬまべゆきひろ)

沼部幸博 (ぬまべゆきひろ) 歯科医師

日本歯科大学附属病院(東京都)
総合診療科
生命歯学部 歯周病学講座 教授

専門

歯周病学

歯科医師の紹介

沼部幸博歯科医師は1983年大学卒業後、大学院にて歯周病学を専門に学ぶ。卒業以来、30年以上にわたって、歯周病の研究・治療に従事する国内の歯周病治療において、オピニオンリーダー的存在である。歯周病学は1958年に学会自体は創設されていたものの、大学3年生から始まる同大学の歯周病学の講義はまだ3年目、大学の講義としての歴史が浅かった。歯周病の原因はわかっていたものの、講義として体系化されるのに時間がかかったという。現在、研究の中で力をいれていることは、喫煙と歯周病との関係。ヘビースモーカーの人は歯周病が悪くなりやすいということを明らかにし、喫煙をしている人とそうじゃない人、辞めた人との関係を調べて研究している。全身疾患と歯周病との関連の解明や啓蒙活動にも力を入れている。

診療内容

日本歯科大学附属病院の総合診療科歯周治療チームでは、進行した歯周病に対して、歯周外科と呼ばれる外科手術や、失われた歯の周りの組織を再生させる組織再生誘導法(GTR法)など、専門的な治療を行っている。また、歯茎が下がってしまった場合や、歯を抜いた後の歯茎の形態が悪い場合などにそれらを改善する目的でおこなう歯周形成外科といわれる治療なども行う。

歯周病について 詳しくは【⇒ドクターズインタビューを読む⇒】

診療を受けるには

沼部歯科医師は現在、新患の診療を受けていない。進んだ歯周病の治療を希望する場合は、本学附属病院や近医の日本歯周病学会歯周病認定医、専門医への受診をすすめる。また軽度の歯周病は病状判断が難しいため、まずはかかりつけの歯科医師への早めの相談が重要。

歯科医師のプロフィール

経歴
1958年5月 栃木県に生まれる
1983年3月 日本歯科大学歯学部 卒業
1987年3月 日本歯科大学大学院修了、歯学博士
1989年4月 日本歯科大学歯学部歯周病学教室専任講師
1989年9月 カリフォルニア大学サンフランシスコ校歯学部歯周病科客員講師
1991年4月 日本歯科大学歯学部附属歯科専門学校歯科技工士科講師(併任)
1993年4月 日本歯科大学歯学部歯周病学教室助教授
2005年6月 日本歯科大学歯学部歯周病学講座教授
2006年4月 日本歯科大学生命歯学部歯周病学講座教授(学部名変更)
2018年4月 日本歯科大学生命歯学部 学部長
所属学会・認定・資格

日本歯周病学会指導医、日本歯科保存学会指導医、日本レーザー歯学会指導医、厚生省外国人臨床修練指導歯科医、日本歯周病学会常任理事、日本歯科保存学会理事、国際歯科研究学会(IADR)会員
World Federation for Laser Dentistry (WFLD) certificated of accreditation

主な著書(編集・共著含む)

『歯周病学サイドリーダー 第5版』(2017年 学建書院)amazonでみる⇒
『新・歯周病をなおそう』(2009年4月 砂書房) amazonでみる ⇒
『新・命をねらう歯周病―歯周病が全身疾患を引き起こす』(2007年6月 砂書房) amazonでみる ⇒
『絵で見る歯医者さん』(2004年5月クインテッセンス出版) amazonでみる ⇒
『禁煙 あなたのお口と全身の健康』』(2012年2月クインテッセンス出版) amazonでみる ⇒
『禁煙前後の歯周組織変化の多角的解析』
『唾液および歯肉溝滲出液成分変化の歯周病診断への応用』
『歯周病に対する遺伝因子の影響』
『歯周領域における多形核白血球機能の変化』
『歯周治療を困難にする要素の分析とその対応に関する研究』

予防に心がけたいこと

歯周病は、食習慣、喫煙と関連する生活習慣病の中に位置付けられている。
歯周病や齲蝕(むし歯)の原因であるプラークは砂糖によって作られるので、食後のブラッシング(プラークコントロール)の励行は重要。また、喫煙は口の中の免疫抵抗力を低下させ、歯周病を引き起こす病因菌の活動を後押しするので、歯周病予防やきちんとした治癒を得るためには、禁煙が必要。

費用のめやす

基本的には歯周治療は保険診療の範囲内で受ける事ができる。

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日本歯科大学生命歯学部-歯周病学講座HP: