ドクターズガイド

松崎純一 医師 (まつざきじゅんいち)

松崎純一 (まつざきじゅんいち) 医師

特定医療法人慈啓会大口東総合病院(神奈川県)
副院長 泌尿器科
部長

専門

尿路結石

医師の紹介

松崎純一医師は、尿路結石の研究・治療のエキスパートであり『尿路結石症診療ガイドライン2013年版』(第2版)の作成に携わる。
大学時代はがんの遺伝子について研究し、学位は膀胱がんで取得。2002年から大口東総合病院勤務のときも、当初は膀胱がん治療を希望していたが、同院は尿路結石の患者さんが多いことに気づき尿路結石の治療を多く行うようになったと言う。現在は「高度な難しい手術は私が行いますが、比較的簡単な手術は、若手医師に任せて途中から交代で私が入ったりしています」(松崎医師)
後輩の育成にも力を入れている。松崎医師は、年間1200~1300程度の手術に関わっており、自身でも月間50位の手術をこなしている。また、臨床の傍ら、手術デバイスの開発にも携わっている。国際学会では尿路結石のパネリストを務めるなど、尿路結石治療・研究の第一人者と言えよう。

診療内容

大口東総合病院泌尿器科は、経皮的結石破砕術(PNL)という、背中から内視鏡を入れる手術が圧倒的に多いのが特徴である。厚生労働省が定めるDPC(入院患者に対する診療報酬評価制度)でPNLは1位、尿道から入れる経尿道的結石破砕術(TUL)も全国で2位の実績がある。
「大きな結石ならほぼ1回の手術で終わらせるようにしています」(松崎医師)
たくさんの症例件数を経験しているからこそできる技である。他の医療機関でトラブルとなった症例も紹介されて来院すると言う。PNLは年間150~200例で、国内のPNL手術のうち約1割を担っていることになる。患者さんは、関東以外の地方からも来院し、全国から集まってくる。
体外衝撃波結石治療(ESWL)は土曜日の日帰り治療も行っている。
セカンドオピニオンは松崎医師が担当し、遠くの他県から意見を求めて来院する人も多いと言う。

尿路結石について、詳しくは【⇒ドクターズインタビューを読む⇒】

診療を受けるには

松崎医師の外来は、水曜の午前、土曜の午前。紹介状は持参した方が検査・診断がスムーズである。

累積症例数または患者数

体外衝撃波結石治療(ESWL)3700例、経尿道的結石破砕術(TUL)2800例、経皮的結石破砕術(PNL)900例

年間症例数

2016年:体外衝撃波結石破砕術(ESWL)223例、内視鏡的結石破砕術(経尿道的治療、TUL)344例、内視鏡的結石破砕術(経皮的治療、PNL)164例

医師のプロフィール

経歴
1989年 横浜市立大学医学部卒業
1995年~1998年 横須賀共済病院
1998年~2000年 神奈川県立がんセンター
2000年~2002年 藤沢市民病院
2002年 大口東総合病院泌尿器科部長(現職)
2015年 大口東総合病院副院長
所属学会・認定・資格

医学博士、日本泌尿器科学会 指導医・専門医、日本泌尿器内視鏡学会 評議員、日本泌尿器内視鏡学会 尿路ステント部会委員、日本泌尿器内視鏡学会 尿路結石内視鏡治療標準化委員会PNL+TULグループチーフ、日本尿路結石症学会 評議員、尿路結石症診療ガイドライン第2版作成委員

予防に心がけたいこと

尿路結石は生活習慣病の一つであり、メタボリック症候群の人にできやすいと言われています。カロリーの取り過ぎ、過度な飲酒を避けることが予防に大切です。十分な飲水(1日2リットル以上)や適度な運動が再発防止に有効です。また非常に再発が多いため、泌尿器科専門医での定期的な検査をおすすめします。

費用のめやす

体外衝撃波結石破砕術(ESWL)費用は8万円前後(3割負担の方)
経尿道的結石破砕術(TUL)17万円前後(3割負担の方)
経皮的結石破砕術(PNL)25万円前後(3割負担の方)
(限度額認定を行うと、一般世帯では9万から10万円前後)事前に要確認。