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宇津木龍一 医師 (うつぎりゅういち)

宇津木龍一 (うつぎりゅういち) 医師

クリニック宇津木流(東京都)
院長 形成外科、美容皮膚科

専門

しわ・たるみの治療と予防を専門とする形成外科専門医

医師の紹介

日本におけるシワ・たるみ治療の数少ない専門家。特に手術(各種フェイスリフト、眼瞼下垂、上下まぶたのしわとり手術に限定)を最も得意としている。フェイスリフトでは表情筋処理や靭帯縫合などの高度な技術を駆使して、自然な若さを長期間持続する。術前の検討には、手術の2倍以上の時間をかけ、単なるシワの修正のみならず、自然で明るい表情と健康の改善にまでこだわる「手術の職人」。診察では、シミュレーション写真を確認しながら相談し、双方が十分納得した上で手術を行っている。

診療内容

宇津木医師が院長を務めるクリニック宇津木流は、これまでホームページもなく、広告は一切行っていない。にもかかわらず、宇津木医師の腕・経験・美に対する考え・人柄を慕って多くの患者が訪れる。
「ほとんどのゲスト(患者)は紹介とリピーターです」と宇津木医師。
老化予防目的で10年以上スキンケアに通い続けている“年齢不詳”の患者も多いという。
診療項目はしわ・たるみに対する各種治療と予防。特に手術(フェイスリフトと眼瞼下垂、額やまぶたのしわ取り手術に限定)を最も得意としており、日々技を磨いているという。
フェイスリフトでは表情筋処理や靭帯縫合など独自の技を駆使する、日本有数の技術をもつ。皮膚を引っ張らずに、表情筋を引っ張ることで、自然で明るい表情になり、劇的にしわ・たるみを治療するのがその方法。術後の表情がこわばってしまいがちな眼瞼下垂の手術でも、表情が変わらないように配慮した手術を行っている。さらに、シミュレーションや術前の検討にも長時間を費やしており、しわ・たるみの発生原因から治療法までを、図や写真を使ってわかりやすく、時間をかけて説明するのが特徴である。また、手術で培った解剖の知識に基づいたfiller・ボトックス注入や、培養自家線維芽細胞や培養軟骨細胞注入などの再生医療でも良い結果を出しており、高周波・レーザー治療(専門医による外来もあり)など治療はアンチエイジング医療全般に及ぶ。なお、治療法の選択と安全性確保には万全を期しており、欧米主要国の厚生省が認可してから10年以上安全性が確認された方法のみを取り入れているという。
初診では、自然な表情のまま劇的に若返ったたくさんのモニターゲスト(患者)達の術前・術後写真を見ながら、オーダーメイドのフェイスリフトについて説明を受ける。10年以上の長期的効果を持続している驚きの70代の写真など、手術の威力を思い知らされる写真ばかりで驚かされる。
実際の手術においては「術前の検討が非常に重要。術後予想されるシミュレーション画像の作成や、表情を損なわないで最高の効果をあげる調整には、少なくとも手術時間の2倍は時間をかける。実はそれが趣味ですから」と宇津木医師。また「不自然な仕上がりや傷跡が見えてしまうような手術はもちろんのこと、中途半端な効果しかない手術なら受ける価値がない」と一刀両断する。
そのためにも初診の診察は1時間かけて「確実に若返り」「自然な良い表情の仕上がりで」「10年以上もつ」理由と手術内容をじっくり説明する。その後手術までに2~3回来院してもらい、コンピュータ上でシミュレーション写真を見ながら、術後の予想結果を確認してもらう。
「人は他人にはわからないようなほんのわずかな表情の変化でも、気に入らないことがあります。顔の手術にシミュレーションは極めて重要です」(宇津木医師)
手術日には、麻酔医・助手・看護師・美容師など、こだわりのエキスパートチームを結成。「ゲストにとっての快適・安心・確実な満足をとことん追求する妥協をしない医療」を貫いている。「ゲストがいくつになっても女性/男性らしく、はつらつと生きるためのお手伝いをするのが、私たちの使命であり、喜びでもあります」(宇津木医師)
また、最近は手術以外の治療も進化しており、その効果も高まっているそう。よって、最初はなるべく手術以外の治療法から経験してもらい、アンチエイジング治療に慣れながらゆっくり手術を検討することを推奨している。

診療を受けるには

完全予約制で診療時間は9:30~18:00、日祝休診。土曜は隔週で休診。

累積症例数または患者数

現在行っているフェイスリフト手術になってからの症例数は約250例(傷跡を残さない丁寧な縫合など、手術には時間をたっぷりかける。全身麻酔で手術時間は6~8時間、準備も入念に行うため、フェイスリフトは月3人が限界)。同じく、現在行っている手術法になってからの眼瞼下垂手術数(局所麻酔)は約400例。

年間症例数

原則として、外来患者数は1日4~5人まで、フェイスリフトは月に3人まで。その他の手術は1日1人、週3人までに限定。

医師のプロフィール

経歴
1980年 北里大学医学部卒業, 形成外科学教室に所属
1990年 北里大学医学部形成外科専任講師、テキサス大学 Cell Biology & Molecular Science (Surgery)留学
1992年 ペンシルバニア大学 形成外科(Surgery)留学
1994年 ペンシルバニア大学形成外科非常勤講師
1995年 北里研究所病院美容外科・形成外科創設、部長
1999年 北里研究所病院美容医学センター創設、センター長
2007年 アンチエイジング専門形成外科 クリニック宇津木流開設
所属学会・認定・資格

日本形成外科学会認定専門医、日本美容外科学会評議員、日本美容皮膚科学会評議員、日本抗加齢医学会評議員 非常勤講師(北里大学医学部形成外科・美容外科学、横浜市立大学医学部形成外科)

主な著書(編集・共著含む)







他多数

費用のめやす

初診料+検査料:25,000円、再診料:10,000円
●フェイスリフト(ligament to ligament法):280万円~(術前シミュレーション、入院に準じたホテル滞在費3泊、全身麻酔費用、夜間マンツーマン看護師付き添い費用などの諸経費込み)
●表情が変わらない眼瞼下垂手術:85万円~(入院に準じたホテル滞在費2泊分などの経費込み)

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