ドクターズガイド

上出良一 医師 (かみでりょういち)

上出良一 (かみでりょういち) 医師

ひふのクリニック人形町(東京都)
院長 皮膚科、アレルギー科、形成外科

専門

アトピー性皮膚炎、乾癬、光線過敏症、皮膚がんの手術など

医師の紹介

上出良一医師は、40年間大学病院の皮膚科で診療・教育・研究に携わり、皮膚病全般はもちろん、アトピー性皮膚炎、乾癬、光線過敏症、皮膚がんの手術などを専門に行ってきた皮膚のエキスパートである。現在は、ひふのクリニック人形町の院長で、月に1回、アトピーカフェを開催し、アトピー性皮膚炎の最新情報や患者さんの悩み・質問に対応、患者さん同士のコミュニティーの場所としても提供している。また、敏感肌研究所のアドバイザーを務めている。

診療内容

今や国民病と言っても過言ではない、国民の3割がアレルギー性疾患(アトピー性皮膚炎、花粉症、気管支喘息など)を持っているといわれる。
アトピー性皮膚炎とは、アレルギー体質の人に生じた慢性の痒い湿疹で、症状は痒みを伴い赤くなってジクジクしたぶつぶつができ、皮がむけてかさぶたになる状態のこと。慢性化すると皮膚が厚く硬くなったり硬いしこりができたりする。軽症、中等症、重症、最重症と分類され、治療には、「薬物療法」「スキンケア」「原因・悪化因子の除去」がある。

アトピー性皮膚炎の治療で最も大切なのは薬による治療だ。適切に正しく薬を使うことで、症状を改善し、良い状態を維持することも可能である。外用薬には、ステロイドの塗り薬とステロイド以外の免疫抑制薬の塗り薬がある。ステロイド外用薬に対する一部の偏った情報などもあり、2010年にまとめられたアトピー性皮膚炎治療ガイドラインでは、アトピー性皮膚炎に対する正しい理解と適切な治療を行う必要を述べているが、なかなか一般の方までには浸透できず、上出院長が主催する「アトピーカフェ」では、みずからが最新情報を伝え、参加者の質問や悩みに対応し、また、参加者の互いのコミュニティーの場としてもクリニックを提供している。「アトピー性皮膚炎治療のより良い方向性を見出していければと考えています。スキンケア、薬物療法(ステロイド・タクロリムス・シクロスポリンなど)、ナローバンドUVBによる紫外線療法、TARC(タルク)検査、アレルギーとの関係、かゆみ、睡眠、メンタルケアなど、アトピー性皮膚炎に関して気楽な雰囲気で学べ、いろいろお話ができます」(上出医師)。
予約なしの当日参加でもOKで、参加費は必要ないとのこと。
患者さんやそのご家族、医療関係者や教育関係の方、アトピー性皮膚炎に興味のある方など、どなたでも参加できるとのこと。同クリニックで月1回日曜・祝日に開催している。詳細は、クリニックホームページを参照。


皮膚の病気に関する誤解はなぜ多い?日光に関連する病気を中心に聞いた 詳しくは【⇒ドクターズインタビューを読む⇒】

診療を受けるには

休診日は、土曜の午後、水曜・日曜・祝日。

医師のプロフィール

経歴
1973年 東京慈恵会医科大学附属病院皮膚科と形成外科で研修
1975年 東京慈恵会医科大学皮膚科助手
1980年 東京慈恵会医科大学皮膚科学講座講師
1981年 ニューヨーク大学メディカルセンター・カリフォルニア大学サンディエゴ校メディカルセンター皮膚科研究員として2年間光線過敏症の研究に従事
1987年 東京慈恵会医科大学皮膚科学講座助教授
2005年 東京慈恵会医科大学皮膚科学講座教授
2007年 東京慈恵会医科大学附属第三病院皮膚科診療部長
2014年 ひふのクリニック人形町 開院
2014年 東京慈恵会医科大学客員教授
所属学会・認定・資格

医学博士、日本皮膚科学会認定専門医、日本臨床皮膚科医会、日本アレルギー学会、日本形成外科学会、日本光医学・光生物学会理事、太陽紫外線防御研究委員会理事、光皮膚科学研究会世話人代表、日本褥瘡学会常任理事、日本皮膚科心身医学会監事、慈恵医師会監事、American Academy of Dermatology

予防に心がけたいこと

毎日のスキンケア(清潔・保湿)をしっかりしましょう。
完全に良くなっても保湿外用剤は使用しましょう。
以前、悪かったところは、週に2回はステロイド剤を薄く塗ってください。
アレルギー症状を起こす原因(アレルゲン)となる物質、ダニ、チリ、ほこり、カビ、花粉症、ペット、食物など、原因がわかっている場合はできるだけ除去をすることを心掛けてください。
悪化する要因を究明すると対処法も考えられ、明日に繋がると思います。

費用のめやす

保険診療

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