コラム
- 第1回 速く歩いて血管を鍛える
- 今、日本人の死因の1位はがんですが、2位と4位は心臓や脳の血管の障害によるもので、合わせればがんを上回る勢いになっており、働き盛りの年代の命を奪いかねない怖い病気です。現代では8割以上は救命で助かるともいわれますが、後遺症が残ることも多く、その後の人生に大きく支障をもたらす可能性もあります。…
- 第2回 人の老化は血管の老化
- 働き盛りの人にとって、血管を強くすることが大命題であり、そのために効果的なのが「速く歩くこと」ということはわかりました。しかし、現時点で顕著な症状を感じていない場合、ただそうすればいいと思っているだけでは、意識を持ち続けるのは難しいものです。…
- 第3回 速く歩ける体をつくる
- ここまでで、歩くこと、特に「速く」歩くことが、健康を維持するうえでとても有効なことがわかりました。あとはこれを実行していきたいところです。しかし「それならさっそく速く歩こう」といっても、人によっては簡単にできない体になっていることもあります。 …
シリーズ再生医療:一覧 →
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iPS細胞の登場以来、従来は治せないとされていた疾患やケガの治療に大きな光が差し込んでいる。その1つが脊髄損傷の治療だ。…
心臓の病気で亡くなる人は年間約19万人(2012年調べ)で、がんに次ぐ2位。そのうちの約4割が心筋梗塞を含めた虚血性心疾患によるものといわれる。…
再生医療を普及・実用化させるにあたっての現状と課題について、日本再生医療学会理事長である、東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 所長 岡野光夫教授にお話をうかがいました。…
- 9割の人は肩こりをカン違いしている
- 「毎日12時間以上もパソコン作業をしています。夕方になると、首や肩がガチガチ。硬くなって、気分も悪くなってきます……」「毎朝7時発の電車に乗って通勤しています。座っていけるのはいいのですが、駅に着くまでに寝てしまうせいか、会社に着くと首まわりがバリバリになって、頭痛もおさまりません……」…
- たった3秒で弱った身体をよみがえらせます
- 実は肩こりだけではなく、パソコン作業からくる倦怠感や頭痛、起きても疲れがとれないだるさには、「共通の原因」があります。…
- 「首が」あなたの人生を変える
- 「首」はすべての不調の原因になっていて、首姿勢を変えれば人生が変わる。そんなことを急にいわれてもピンとこないかもしれません。…
- この痛みはどこから?
- 首姿勢の大切さを実感できたところで、あらためて「首」と関係している症状を一つずつ見ていきましょう。…
- しつこい頭痛の本当の原因
- 実は、首姿勢の悪さが頭痛の原因だった、というケースもよくあります。女性に多いのは「“片頭痛”で悩んでいる」という人です。…
- 「気分がすぐれない」はうつのはじまり
- 次に関係してくるのが、気分が晴れないという「うつ」の症状です。うつ病は、今や日本人の国民病とも呼ばれます。…
- 「めまい」も首こりのサイン
- 首姿勢が悪いということは、「脳のポジションが悪い状態」でもあるのです。考えたり、感じたり、身体全体のバランスをとっているのが、脳です。…
- 美容と若さのカギも首にあり!
- 首姿勢は普段の気分だけでなく、美容や若さなどのアンチエイジングのカギも握っています。そうすると、どんなことが起こるでしょうか?…
- 首姿勢はちょっとした心がけで変わる
- ここまでで首姿勢の大切さはわかってもらえたと思います。「でも、そんな長い期間かかって、悪くなったクセを直すことなどできるのでしょうか。…
- 放っておくと大変なことに!
- を重ねるほど、骨の状態は悪くなります。子どものころの骨の質を満点とするなら、青年期の骨、成人期の骨、中年期の骨、年配期の骨……年を追うごとに状態は悪くなります。…
- 第1話 卵子は急激に老化する
- 日本の不妊症治療には、体外受精を含む高度生殖医療(ART)の治療者を対象に、国から助成金が支給されています。日本産婦人科学会が義務付けた個別調査票によると、31万1804例の症例の集計の平均年齢が39歳です。これは世界一高齢で、40歳以上が全体の34.3%、38歳以上が50%。これだけ高齢化しているということです。けれども、40歳を超えると、妊娠率は一気に下がります…
- 第2話 卵子提供という選択
- 欧米では40歳以上の治療者は卵子提供の対象となります。日本は卵子提供を正式には容認していません。私はJISART(日本生殖補助医療標準化機関)やOD-NET(卵子提供登録支援団体)に関わっていますが、ここで卵子提供が受けられるのは、女性は登録時に40歳未満で、卵子の老化による不妊については対象となっていません。…
- 第1回 胸が痛いと感じたら・・・
- 心臓の病気はいろいろありますが、皆さんは動脈硬化についてご存知でしょうか?動脈硬化と言う言葉はおそらく1度は耳にした事があるかと思いますが、実際に身近で体験された方以外はす…
- 第2回 胸が痛む動脈硬化による心臓疾患の検査法
- 第1回の「胸が痛いと感じたら・・・」読んで頂けましたでしょうか?前回、ご紹介した胸が痛む動脈硬化の代表的心臓疾患、(1)狭心症、(2)心筋梗塞、(3)急性解離性動脈瘤の症状…
- 第3回 治療法
- 今回は、(1)心筋梗塞 (2)狭心症 (3)急性解離性動脈瘤 の治療法についてお話させて頂こうと思います。心筋梗塞、狭心症には、メスを使用せず、カテーテルによる治療と、胸を開け…
- 第4回 腹部大動脈瘤と閉塞性動脈硬化症
- 動脈硬化による血管変化は血管の内腔が細くなる狭窄と動脈壁全体が拡大する動脈瘤があります。腹部大動脈瘤は腹部大動脈が拡大する疾患であり、閉塞性動脈硬化症は血管の内腔が細く…
- 第5回 食事療法について
- これまでにお話してきた動脈硬化で起こる病気の大きな原因は肥満(内臓脂肪型肥満)です。肥満は、脂肪代謝異常、高血圧、糖代謝異常などを引き起こし、食生活の改善や定期的な運動によ…
- 第6回 運動療法について
- 日常生活に於いて、65歳以上の人で一日に1万歩歩いた人と歩いてない人を比較すると歩いた人は長寿であり認知症の発症率は低いとの報告が以前になされています。心疾患のある人は、…