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谷岡未樹 医師 (たにおかみき)

谷岡未樹 (たにおかみき) 医師

谷岡皮フ科クリニック(京都府)
院長 皮膚科

専門

皮膚悪性腫瘍(皮膚外科)、尋常性白斑、尋常性ざそう、下肢静脈瘤

医師の紹介

谷岡未樹医師は自身がアトピー性皮膚炎であることをきっかけに皮膚科専門医を志した。これまでに、高発がん性遺伝性皮膚疾患や皮膚悪性腫瘍の研究を行い、多数の論文を発表。高い評価を得ている。谷岡医師の専門分野である膚悪性腫瘍については、先進的治療を心がけており、手術件数や患者数も多い。その実績は豊富な経験を物語っている。にきび治療については、年間約150人を診察し、携わってきた症例数も1,000件を超えるという。患者に対しては、コミュニケーションによる信頼性の確保を第一と考え、薬の使用についてなど、十分な説明を行っている。さらに患者の希望にできるだけ沿う形で、医学的エビデンスの高い治療を実践することを目指し、日々の診療に取り組んでいるという。
2014年11月に谷岡皮フ科クリニックを開業し院長となる。京都大学病院をはじめとする地域の基幹病院で、さまざまな皮膚疾患の診断や治療を行ってきた、豊富な経験をクリニックでの診察に当たっている。

診療内容

皮膚悪性腫瘍に対しては最先端の治療を心がけている。センチネル(見張り番)リンパ節を確実に同定するシステムを確立しており、患者の体に負担の少ない検査、治療を行っている。
にきびの治療は角化異常を治すことと、抗菌薬でアクネ菌の増殖を抑えることが重要。
従来は、角化異常治療として、石鹸による洗顔と硫黄ローションなどに限定されていたが、新しい外用薬・ディフェリンゲルは、角化異常を是正し、にきびの始まりである面皰(白にきび、黒にきび)を改善し、炎症性皮疹への進展を抑制する。このためこれまでの抗菌剤の外用・内服薬の治療に加えて、ディフェリンを併用することはとても有効。「すでに炎症が起こったにきびを治すだけではなく、にきびができにくくなる肌に近づけることが可能になったといえるでしょう」(谷岡医師)
しかしディフェリンの注意点として、皮膚の乾燥、赤み、刺激感、痒みなどを伴うことが多い。これには保湿クリーム等を使用したり、量を減らすなどの処置が必要となる。ほとんどが一過性なので、この時期を乗り越えることで本当の効果が出てくるとも言えるだろう。ディフェリンは妊娠、授乳期の使用は禁忌になっている。いずれにしても、専門医と相談のうえ、適切な治療計画を立てることが重要だ。
近年にきびの治療には、レーザー療法、光線療法などのIPL、 PDTなどさまざまな治療機器が導入されている。しかしこれらの安全性評価、比較試験は不十分であり、今後のさらなる評価試験が必要となるだろう。

診療を受けるには

休診日は、木曜・日曜・祭日。診療時間は9:30~12:30 15:00~18:00

累積症例数または患者数

これまでの皮膚悪性腫瘍の累積症例は1,000例以上。皮膚悪性腫瘍に対する外科的治療は年間100例以上。

年間症例数

入院外来合わせて手術数年間200例。成績は病院HPに詳細を掲載中。1年間での個人の手術は150例。皮膚悪性腫瘍の手術数は年間約120例である。

医師のプロフィール

経歴
1999年3月 京都大学医学部 卒業
1999年5月 京都大学医学部附属病院皮膚科研修医 入局
2001年4月 京都大学医学部附属病院皮膚科 医員
2005年6月 京都大学医学部附属病院皮膚科 助手
2006年4月 京都大学医学部附属病院皮膚科 助手 外来副医員
2007~2008年 京都大学 大学院・医学研究科 助教授
2008年4月 京都大学医学部附属病院皮膚科 助教授 病棟副医長
2008年10月 福井赤十字病院皮膚科副部長(副部長)
2011年 京都大学 医学(系)研究科(研究院)  講師、病棟医長
2014年11月 谷岡皮フ科クリニックを開業 院長
所属学会・認定・資格

【所属学会】日本皮膚科学会、日本研究皮膚科学会、日本皮膚悪性腫瘍学会、日本皮膚外科学会(評議員)、International Academy of Cosmetic Dermatology
【資格】日本皮膚科学会皮膚科専門医 指導医

予防に心がけたいこと

汚れや皮脂を残さないように正しい洗顔を心かげる。特に生え際はにきびができやすいので丁寧に洗い、石鹸が残らないようにきちんと洗い流す。タオルで拭くときも水分をゴシゴシと拭き取らず、軽く抑えるようにしてふく。また、皮膚に新たに皮膚のできものができてきたら、悪性かもしれない。皮膚科専門医を受診するようおすすめする。