ドクターズガイド

荒木栄一 医師 (あらきえいいち)

荒木栄一 (あらきえいいち) 医師

熊本大学医学部附属病院(熊本県)6病院のクチコミ
代謝・内分泌内科
科長、教授

専門

糖尿病

医師の紹介

荒木栄一医師は、糖尿病を中心とした幅広い生活習慣病の最先端の診療を行っている。1型、2型、糖尿病合併妊娠症など、様々なタイプの糖尿病に対して厳格なインスリン治療を行い、合併症を予防。また、適切なインスリン量を自動的に計算・投与する糖尿病自動治療制御システム・糖尿病性昏睡や糖尿病患者の手術時に使用する人工膵島の開発と応用に携わる。小型化・高性能化を目指した携帯型人工膵島や植込み型人工膵島の開発など、糖尿病を克服する為の最先端の研究・開発に積極的に取り組んでいる。

診療内容

荒木栄一医師は、近年増え続けている糖尿病の治療と合併症の予防に日々全力を尽くしている。治療の際には、糖尿病の成因や病態、合併症の状態を良く把握し、各患者に最適な医療を提供することを心がけている。
糖尿病は、適切な治療がなされないと高血糖で全身の血管が傷み、合併症として網膜症、腎症、神経障害や動脈硬化症などを引き起こす病気だ。これらは初期には明確な自覚症状が出ないため、気がつかない間に進行し、失明や人工透析、あるいは心筋梗塞や脳梗塞につながることもある。
同科では、こうした血管の病気が進行しないよう、症状の無い時から1年に1度血管の検査をすることをすすめている。また、頸動脈エコー検査や心臓CT検査を行い診断に活用。手術が必要な場合には、眼科など他の科と共同で治療にあたる。また、インスリン治療が必要な場合には原則として、インスリン製剤を使う回数やタイミングによって正常なインスリン分泌パターンに近づける「強化インスリン療法」を実施。それでも血糖管理が困難な患者には、インスリン注入ポンプを用いた治療を行う。糖尿病性昏睡や糖尿病患者の手術時には人工膵島を使用するなど、最先端の研究と実践に積極的に取り組んでいる。

診療を受けるには

原則として紹介状が必要。代謝・内分泌内科の初診受付時間は月~金曜の8:30~11:00。診察までの待ち時間は、診察前の検査を含め1~3時間。医師の指名不可。

医師のプロフィール

経歴
1983年3月 熊本大学医学部 卒業
1983年6月 熊本大学体質医学研究所成人科(現代謝内科)研修医
1985年1月 水俣市立病院循環器科 研修医
1985年12月 熊本大学医学部代謝内科 医員
1990年6月 米国ハーバード大学医学部ジョスリン糖尿病センター 研究員
1993年7月 熊本大学医学部代謝内科学講座 助手
1997年3月 熊本大学医学部附属病院代謝内科 講師
2000年8月 熊本大学医学部代謝内科学講座 教授
2008年4月~2009年12月 熊本大学大学院医学薬学研究部 副研究部長 併任
2010年1月~2013年3月 熊本大学大学院生命科学研究部 副研究部長 併任
2009年4月~2015年3月 熊本大学医学部附属病院 副病院長 併任
2010年1月 熊本大学大学院生命科学研究部代謝内科学(組織改組) 教授
2012年4月~2013年3月 熊本大学医学部附属病院医療の質管理センター長 併任
2012年5月 熊本大学医学部附属病院栄養管理部長 併任
2015年4月 熊本大学大学院生命科学研究部 副研究部長 併任 
現在に至る
所属学会・認定・資格

日本内科学会(認定医、指導医、評議員)、日本糖尿病学会(専門医、指導医、常任理事、九州支部長、評議員)、日本内分泌学会(専門医、指導医、評議員)、日本体質医学会(常任理事)、日本病態栄養学会(理事)、日本肥満学会(評議員)、日本生体医工学会(代議員)、日本人工臓器学会(評議員)、日本動脈硬化学会(評議員)、日本臨床分子医学会(評議員)

予防に心がけたいこと

糖尿病の予防には、食生活を見直し運動する習慣をつけよう。エネルギー量や栄養バランスに気をつけ、1日3食規則正しい食生活を送ることが大切だ。食物繊維を多く取り、甘いものを食べすぎないように気をつけよう。運動をすると肥満が解消され、高血圧や脂質異常も改善される。