ドクターズガイド

神尾友信 医師 (かみおとものぶ)

神尾友信 (かみおとものぶ) 医師

神尾記念病院(東京都)22病院のクチコミ
院長、理事長 耳鼻咽喉科

専門

鼻副鼻腔手術、耳鼻咽喉科一般

医師の紹介

1911年創業で100年を超える歴史を持つ耳鼻咽喉科専門病院である、神尾記念病院の理事長・院長。創業者である曾祖父・神尾友修から祖父、父が院長を受け継ぎ4代目となる。
専門は内視鏡下副鼻腔手術、鼻中隔矯正術、下甲介粘膜切除術などの、鼻腔と副鼻腔の手術。中でも慢性副鼻腔炎に対する内視鏡下副鼻腔手術は、同院へ入職後、約850例・1,400側の実績がある。同院は、内視鏡下副鼻腔手術のほか、慢性中耳炎や真珠腫性中耳炎に対する鼓室形成術にも注力しており、雑誌の手術数ランキングでは毎年上位に位置している。

診療内容

創業100周年を迎える神尾記念病院は、歴史と伝統を有する国内屈指の耳鼻咽喉科専門病院。
患者さんが安心感・信頼感ならびに満足感の得られる医療を提供することを基本理念とし、数多くの臨床実績を重ねてきた。人工内耳の手術を日本で最初に行ったのは、先代院長であった。現院長である神尾友信医師もまた、鼻領域を専門とし、多くの患者さんの治療を行っている。例えば、外来での通院治療で改善しない慢性副鼻腔炎(ちくのう症)に対して施される、内視鏡下副鼻腔手術。慢性副鼻腔炎は炎症によって副鼻腔内の粘膜が腫れ、鼻の穴の中と副鼻腔の空気の通り道がふさがっている状態である。手術では、その空気の通り道を広く開け、また病的に腫れた粘膜(ポリープ)を切除。併せて、鼻のもつ自浄機能の回復を図る。全身麻酔下で細いファイバースコープと鉗子類を使用しながら1回の手術で左右両側の手術を実施。術後は出血を防ぐためのガーゼや柔らかいゼリー状のタンポンを数日間詰めるためその間は鼻閉が継続するが、退院時には鼻の通りは改善する。
手術は約2時間。入院期間は術後約1週間。術後も定期的に外来を受診し、抗生剤や消炎剤の内服を数ヶ月間行う。注目すべきは、同院が副鼻腔炎の手術に当時の耳鼻咽喉科では珍しかった「ナビゲーションシステム」を採用した点である。副鼻腔は非常に複雑な構造を有し、脳や眼球・視神経などと接している。また、個人差もあるので、執刀医は解剖学的に正確な位置を確認しながら進めることが必要となる。
ナビゲーションシステムは、内視鏡下で副鼻腔手術を行う際に、CT画像のモニター上に手術鉗子の位置と内視鏡からの映像をリアルタイムで表示するもので、執刀医が状況を詳細に把握することができ、安全性・正確性の更なる向上を図れるものである。
同院ではこのシステムを他の医療機関に先駆けて2001年から導入した。以来、手術が困難な再手術症例や高度病変症例、また、鼻内から確認しにくい副鼻腔のう胞症例などでも安全に手術が行えるようになり、疾病の治癒率を高めるに留まらず、患者の不安も軽減・解消へと導き、鼻副鼻腔手術の分野に多大な貢献を果たしてきたのである。こういった専門性が高く良質な医療サービスを求めて、首都圏近郊に留まらず北海道や九州・沖縄といった他道府県や、時には海外からも患者が来院する。神尾医師は、次のように語っている。「数多くの臨床実績がある耳鼻咽喉科の専門病院としての誇りを持って、患者さんの最後の砦となるべく前進してまいります。そのために現在、より専門性の高い治療を行うべく最新医療機器の導入を行うほか、医師の学会出席も推奨しており、そこで得ることのできた技術や知識を臨床の場に積極的に活用しています。今後も、患者さんを治すこと癒すことに真剣に取り組み、また専門病院としての矜持を持って診療に臨んでまいります。」(病院HPより)

診療を受けるには

一般外来は予約不要(一部、インターネットでの予約枠あり)。再診時には医師の選択が可能。神尾院長の診察を希望される場合は、再診時に受付に申し出て頂きたい。

累積症例数または患者数

【神尾院長の累積症例数または患者数】
内視鏡下副鼻腔手術 約850例・1,400側

年間症例数

【神尾記念病院全体での実績】
2009年:200例・317側。2010年:176例・281側。 2011年:189例・313側。

2012年:224例・366側。 2013年:217例・353側。
※「例」は慢性副鼻腔炎の手術人数。「側」は左右両側の手術を行った場合「2側」とカウント。

医師のプロフィール

経歴
1993年 帝京大学医学部 卒業
1993年 日本医科大学付属病院 耳鼻咽喉科
1995年 山形県北村山公立病院 耳鼻咽喉科
1997年 日本医科大学付属病院 耳鼻咽喉科
1999年 日本医科大学付属千葉北総病院 耳鼻咽喉科
2001年 神尾記念病院
所属学会・認定・資格

【所属学会】日本耳鼻咽喉科学会、日本聴覚医学会、日本鼻科学会、日本耳科学会、日本めまい平衡医学会
【専門医・認定医・学位】日本耳鼻咽喉科学会認定専門医、日本耳鼻咽喉科学会認定補聴器相談医、医学博士