ドクターズガイド

磯部千明 医師 (いそべちあき)

磯部千明 (いそべちあき) 医師

札幌 いそべ頭痛・もの忘れクリニック(北海道)
院長 脳神経内科・リハビリテーション科

専門

頭痛、パーキンソン病(神経変性疾患)、認知症、脳卒中

医師の紹介

磯部千明医師は院長として、2016年4月から『札幌 いそべ頭痛・もの忘れクリニック』(脳神経内科・リハビリテーション科)を開設し診療を開始。神経内科は、心の病気を診療する心療内科、精神科あるいはメンタルクリニックと混同されることもあるが、その領域は大きく異なる。神経内科は、人体における脳神経・脊髄・末梢神経・筋肉・自律神経系統の疾患を内科的に診療するということから“脳神経内科”と考えると理解しやすい。
主な症状は、頭痛、もの忘れ、めまい、手足や顔のふるえ、筋力低下・麻痺・筋萎縮、手や足のしびれ、歩行障害、しゃべりづらい、飲み込みが悪い、動作が遅い、ふらつく、バランスが悪く転びやすい、瞼・顔・手足のけいれん、顔面の麻痺や痛みなど。「これらの症状をお持ちの方や過去に『脳梗塞の‘け’がある…云々』・『脳は年齢相応だから…云々』・『脳MRIには原因になるものはない…云々』のようなことを言われた経験をお持ち方はぜひ受診してください」と院長の磯部医師は呼びかける。


からだ相談Q&A『頭痛編』の回答医師としてご協力頂いております。

診療内容


神経内科分野は、昔は"希少性疾患内科"と定義された時代がありました。しかし、近年の神経内科学の進歩には目をみはるものがあります。近年は、「頭痛」・「パーキンソン病」・「認知症」・「脳卒中」・「てんかん」を代表とした益々増加する社会ニーズが高く,日本の医療の中で中心的な役割を果たす診療科となりました。特に頭痛医療において「日本人の約4割もが慢性頭痛に悩んでいると報告されております。年齢を問わず、小児から若年層・主婦層・働き盛り層・中高年層・老年層にいたるまで…“頭痛”は個人の日常生活・学業・仕事・家事・社会生活に重大な支障(生活・健康障害)となるばかりでなく、ひどい場合には人生に大きな支障になっていることも多々あります…『たかが頭痛』では済まされるものではありません! 決してひとりで我慢して悩むことはないのですよ…。さまざまな辛い思いをされている頭痛患者さまの立場に立った診療をすることをいつも肝に銘じて、妥協のない頭痛医療をモットーにしています」と語る。磯部医師が診療において最も大切にしているのは、患者との信頼関係だ。「初診では頭痛のアンケート(スクリーニング)に記載してもらった後に、急を要する疾患を除外するために,脳・頸椎MRI画像、BPASおよび適宜脳動脈MRA検査を施行するとともに,問診(丁寧な病歴聴取(頭痛もちの頭痛は画像に写らない)、神経学的診察、治療に必要な検査(帯状ヘルペスウィルス抗体価、甲状腺ホルモン濃度、高感度炎症反応、血清鉄、貯蔵鉄など)の採血、脳波検査(脳過敏を伴う片頭痛の診断)を施行し、片頭痛に影響する鼻・副鼻腔炎および脳脊髄液減少症の合併や無症候性病変の有無も調べます。そして、受診当日に頭痛の診断病名を脳模型・図譜やスライドなどでメカニズムの観点から分かりやすく説明いたします。“脳の精密検査では異常ありません。よかったですね、肩コリ頭痛、ストレス性頭痛、生理痛、ただの頭痛ですから痛み止めを出しておきます”というようなことでは、がっかりされたことと思います。頭痛治療のゴールは痛みをとることだけではありません。辛かった日常社会生活の質を改善させることを目標にしましょう!そこで、<頭痛ダイアリー>を渡し、つけていただきます‥片頭痛ひとつ取っても1人として同じ片頭痛の患者さまはいないのですから‥。次に、つけていただいた頭痛ダイアリーを再診時に患者さんと一緒に頭痛症状のパターン・内的、外的な誘因・ライフスタイルなどを含めて検証していきます。さらに、初診時の血液検査も参考に個々の患者さまに応じた(片頭痛治療薬の有効な内服方法、予防薬の選定など)治療法・日常生活や仕事生活での対処法(様々な予防法を伝授、日本・世界での頭痛医療や治療の最新の情報も提供する他、頭痛体操、東洋医学、物理療法、サプリメント・アロマテラピー、ツボ療法、認知行動療法などあらゆる代替療法を伝授)を助言します。改善方法を一緒に考えながら探し、そしてナビゲートし、患者さんご自身で快適な生活を実践していけるようにする診療を行っています。脳神経医療に精通したスタッフにめぐまれたクリニックで明るい雰囲気で受診しやすい外来だと思いますよ。まずは、気楽にご相談してみて下さい」(磯部医師)。言葉の端々から、医療に寄せる真摯な想いと、患者に対する思いやりが伝わってくるようだ。

診療を受けるには

診療日は、月曜・火曜・水曜(午前)・木曜・金曜と土曜(午前)。外来診察時間は、午前7:45分~11:30分.午後12:00~16:45分。クリニックHPで要確認。初診は予約が望ましい(受付に電話011-753-6000して予約をとる)が、当日受付も可能。外来の再診は、前回受診時におおまかな受診日時を決定。紹介状は、原則不要だが「だいたいの頭痛歴(いつからか、他病院の受診歴、経過、薬剤歴など)をメモして持参」休診日は、日・祝祭日。

累積症例数または患者数

頭痛外来開設前10年間(1996年~2005年)、1次性頭痛:概ね500例、2次性頭痛:概ね2000例
頭痛外来開設後10年間(2006年~2016年1月)、1次性頭痛:概ね3,400例 (片頭痛:約2,800例、緊張型頭痛:約300例、群発頭痛:約75例)、2次性頭痛:約550例(内、薬剤使用過多に伴う頭痛: 230例)

年間症例数

頭痛症例数約:1350例、うち、一次性頭痛:950例(片頭痛:約450例、緊張型頭痛:約65例、群発頭痛15例、二次性頭痛:約350例(うち、薬剤使用過多に伴う頭痛:250例)

医師のプロフィール

経歴
1969年 北海道生まれ
1996年 岩手医科大学 医学部卒業、岩手医科大学 神経内科入局。
2000年 同大学院(神経内科(主科目:薬理学))卒業(医学博士)、岩手医科大学医学部付属病院 神経内科助手
2001年 盛岡市立病院 神経内科医長
2005年 千歳第一病院 神経内科部長
2006年から同院で「頭痛外来」、2009年から「もの忘れ外来」を開設
2011年4月 札幌トロイカ病院 神経内科の「頭痛外来」・「もの忘れ外来」に勤務
2012年4月 札幌宮の沢脳神経外科病院「頭痛外来」・「もの忘れ外来」に勤務
2014年4月 札幌東徳洲会病院脳神経内科部長 専門外来「頭痛外来」・「もの忘れ外来」に勤務
2016年4月から『札幌いそべ頭痛・もの忘れクリニック』(脳神経内科・リハビリテーション科) 院長
所属学会・認定・資格

医学博士、日本神経学会専門医、日本神経学会指導医、日本脳卒中学会専門医、日本頭痛学会専門医、 日本頭痛学会指導医、日本認知症学会専門医、日本認知症学会指導医、日本内科学会認定内科医、日本糖尿病協会療養指導医、身体障害者指定医、指定難病認定医、臨床研修指導医、ボトックス治療免許、t-PA治療免許、救急救命BLS・ACLS講習受講医、認知症サポート医(厚労省)、HMS-Jポストテスト合格

主な著書(編集・共著含む)

<頭痛関連>
『頭痛診療のコツと落とし穴』(中山書店)amazonでみる ⇒
・起立性頭痛を呈する低髄液圧頭痛の診断のポイント
・慢性硬膜下血腫による症候性頭痛 の共著
和文論文
オルメサルタンの服薬が片頭痛の予防効果を示したと考えられた1例.Prog. In Medicine 26,2006.2月 ほか英文論文11編

予防に心がけたいこと

人生を楽しく生きるためには、いつまでも自由に動ける健やかな身体が必要です。そのための生活習慣改善を心がけましょう。1.に運動(体力)、2.に食事、3.がしっかり禁煙、4.に遺伝、5.にくすり

費用のめやす

初診料・神経学的検査料・採血検査料・MRI検査料(必要に応じて・脳波検査料・重心動揺検査料)

発信メディア(ホームページ、ブログ、Twitter、facebook等)

札幌いそべ頭痛・もの忘れクリニックHP: