ドクターズガイド

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10月29日は「世界乾癬デー」。「乾癬(かんせん)」の認知度を高め、正しい理解を深めるために、毎年行われている国際イベントだ。欧米では知られているが、乾癬は皮膚の疾患で、日本ではまだあまり馴染みがない。今年5月にモデルの道端アンジェリカさんが、ネットで「肌が汚い」という中傷を受け、自身のInstglamで乾癬患者であることを告白した。自ら症状の出ているすっぴんの写真を公開したことが反響を呼び、若い世代を中心に関心が高まった。

◆乾癬患者は欧米では3%

日本では昭和40年代ぐらいから増え始め、現在、日本の患者数は人口の0.3%、国民の約40万人と推定されている。欧米の男女比が1対1であるのに対し、国内では2対1と男性に多く見られ、年齢も男性の場合は40~50代、女性の場合は10代後半から20代と50代に多く発症する。

乾癬の症状は

全身のいろいろな場所に、皮膚が赤く盛り上がり、表面に銀白色の「かさぶた」のようなものができる。それがポロポロと剥がれ落ちてフケのような症状が起こるのが特徴だ。人によっては強いかゆみや痛みが起こったりするほか、関節の痛みや変形、発熱や倦怠感などの全体の症状が起きることもある。外見を気にすることがストレスになり、悪化することもある。

日本乾癬学会の理事で、乾癬の専門医でもある東京慈恵会医科大学附属病院皮膚科教授の中川秀己医師は「乾癬の原因はまだはっきりとはわかっていません。なりやすい体質に加え、精神的なストレスや気候、不規則な食事、生活習慣病など、外から加わった要因が複数重なり合って、細菌やウイルスを防御するシステムに異常が生じて炎症が起きていることがわかってきました。つまり体に抵抗力がなくなっているときに発症することが多いのです」遺伝病ではなく、ある日、突然症状が出る。いつ誰がなってもおかしくない病気だという。

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