ドクターズガイド

話題のキーワード

高樹沙耶、大麻所持の疑いで逮捕

高樹沙耶(益戸育江容疑者:53歳)が大麻取締法違反(所持)の疑いで厚生労働省麻薬取締部に現行犯逮捕された。現在容疑を否認していると言う。2016年夏の参院選で「新党改革」から出馬した元女優の高樹沙耶容疑者は、医療用大麻の解禁を掲げ「医療用大麻は現在、認知症をはじめ250以上の症例に効果があることが分かっており、大麻は麻薬ではないと敢え」落選した。また先日、3年前から鳥取県智頭町で行政の支援を受けて町おこしのために大麻草を栽培し種や茎から食品や衣類を作る会社の代表らも大麻取締法違反の疑いで逮捕された。

大麻にはうつ病や末期がん患者に効用があると言われるが、その他、鎮痛作用・沈静作用・催眠作用・食欲増進作用・抗がん作用・眼圧の緩和・嘔吐の抑制など様々な効能がうたわれ、日本国医療大麻合法化活動団体によるとアメリカ合衆国では慢性痛患者8.9%が自己治療で大麻を使用していると言う。また、他のサイトでも、アメリカの13の州では「メディカル・マリファナ」と言って、医療用のマリファナは特別なライセンスを持った薬局で大麻の購入ができ、がんやエイズなどの疼痛を緩和させるために、医者から処方され患者は処方箋を持って薬局に行けば、医療用大麻は購入できると言う。

2016年6月時点でアメリカ全50州中25州と首都ワシントン、他にカナダ、イスラエル、ベルギー、オーストリア、オランダ、イギリス、スペイン、ドイツ、フィンランド、オーストラリア、コロンビアなどで使われ、大麻の使用には処方箋が必要、現在大麻の医療利用について多くの研究が進められているとの発表もある。日本では、厳重に取り締まっている薬物の一つで逮捕となるが、先進G10参加国で医療大麻を禁止しているのは日本のみである。大麻は万能薬と言われ、HIV、アルツハイマー、うつ病、強迫性障害、不眠症、てんかん、気管支喘息、帯状疱疹、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、クローン病、パーキンソン病など、約250種類の疾患に効果がある。大麻は植物なので副作用が少なく、肝臓などにも負担が掛かる心配もないと言う。確かにいいことずくめのように思うし医療用としての使用を認めるべきとの声も多いが、今回のような事態が起こるとどんなに良いと分かっても合法化となる道のりは遠くなるのではないだろうか。


(2016.10.26.)



これまでの記事→