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ポテトサラダで食中毒に

スーパー(埼玉県熊谷市内)の総菜店で加工販売されたポテトサラダを食べた客9人が腹痛などの症状を訴え、内6人から腸管出血性大腸菌O(オー)157が検出された。埼玉県は食中毒と断定。また、新たに5人の発症がわかったとも発表。市内の別の店舗でもO157による食中毒が確認された。

埼玉県食品安全課や同店を経営する「フレッシュコーポレーション(群馬県太田市)」によると、食中毒の原因とされるポテトサラダの食材は同県高崎市内の業者から納入され同店などが加工販売したポテトサラダを食べた客(4~69歳)の男女計13人が下痢や腹痛などを訴え、うち9人の便からO157が検出されたとのこと。うち、女児(5)が腎臓の機能が低下する溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症し意識不明の重体となっている。女児を含めた3人が入院し、2名は回復に向かっているとのこと。

腸管出血性大腸菌は少ない数の菌でも発症し、感染力が非常に強いので、生野菜などはよく洗い、お肉は中心部まで十分に火を通して食べるよう注意したい。O157は病原性大腸菌の一つで、本来は家畜の大腸をすみかとし、菌が付着した食べ物などを介して人に感染する。感染力が強いため、少ない菌でも症状を引き起こす。夏場は細菌が繁殖しやすいので特に注意が必要だ。


(2017.08.23.)



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