ドクターズガイド

危険な病気が隠れていることも

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喉がヒリヒリしたり、乾いてイガイガしたりする感じは、誰もが日常的に経験すること。気づかないうちに治ることが多く、医療機関を受診するという人は少ないのでは。喉のこうした違和感は、風邪や空気の乾燥といった環境の影響でよく起こるが、しかし、中には深刻な病気の症状として現れているケースもある。軽く考えてしまうのは危険だ!!

●細菌やウイルスの感染が原因

「喉がイガイガする」というのは、どんな状態なのだろうか?

感じ方には個人差があり、一般的には、それほど強くないチクチクとした痛みがある、乾燥して声を出しにくかったり不快感があったりする、声が枯れる、喉に違和感がある、咳やたんが出るといった状態を表すことが多いようだ。

では、なぜこうした状態がおこるのだろうか?

イガイガの主な原因のひとつに喉の炎症がある。喉は空気や食べ物が体内に入るための入り口で、外から侵入してくるウイルスや細菌が最初に接触する部分となる。普段は、体に元々備わっている免疫力の働きでこうした侵入者はシャットアウトされる。しかし、何らかの理由で抵抗力が低下していると、ウイルスなどが喉の粘膜周辺にはりついて炎症が起こる。喉に感染するウイルスや細菌は200種以上あると考えられ、炎症が起こる場所によって、咽頭炎、扁桃炎、鼻咽腔炎といった病名で呼ばれる。

〔対策編〕

ウイルスや細菌の感染が炎症の原因と考えられる場合は、体の免疫機能を高めるために、きちんと休養を取るようにしよう。食欲がないのに無理して食べる必要はないが、栄養バランスに気をつけるとともに、十分な水分を補給する。3~4日しても喉の不快感が治まらない場合は、一般的な風邪以外の感染症の可能性もあるので、医療機関を受診しよう。

●アレルギーも不快感の原因

 

アレルギーも口の中の違和感を引き起こす病気で、花粉症に代表される季節性アレルギーとハウスダストなどによって起こる季節に関係なく起こる通年性アレルギーがある。また、特定の食べ物に対して、口の中の粘膜が過剰に反応する「口腔アレルギー症候群」でも、口の中のヒリヒリ感やかゆみ、粘膜の腫れなどがみられる。

〔対策編〕

特定の食べ物を食べた後に、口の中に違和感をおぼえた場合は、医療機関を受診してアレルギーの検査を受けてみよう。アレルギーと診断されたら、アレルゲン(アレルギーの原因となる物質)を取らないこと(=除去)が基本だが、加熱したものや加工品なら食べられることも少なくない。食事制限は自己流で行わず、必ず医師の指導のもとで取り組むようにしよう。

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