ドクターズガイド

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会社などの定期健康診断が多い時期です。結果に一喜一憂したり、健診に備えて生活改善に取り組んだりしている人も多いのでは? 定期健康診断は、いわば年に一度のカラダの総点検。健康づくりに生かすためには、検査の結果の見方や問題が見つかった場合の対処法を知っておきたいものです。

◆全体をおおまかにチェック

健康診断(以下:健診)はその人の健康状態を大まかに把握するためのもので、特定の病気を発見するために行うわけではありません。検診結果をもとに病気や不調の可能性を見つけ出し、精密検査を行うことで早期発見、早期治療を目指します。

健診は法律に基づいて多くの人が受けるものと、人間ドックのように個人の意思で受けるものに大別できます。

【法律に基づく健診】

労働安全衛生法で企業などが実施を義務付けられている職場健診や、40~74歳の自営業者や主婦などが受ける特定健康診査など。職場健診は生活習慣病を早期に発見・治療すること、特定健診は中高年の健康維持が検査の目的です。基本的な検査項目は、自覚症状の有無の確認、身長・体重測定、血圧測定、採血による血中脂質や血糖の検査、尿検査、胸部エックス線検査などです。

【個人の意志で受ける検診】

人間ドックなど時間をかけて多くの項目を調べるものや、脳ドッグ、がん健診のように特定の部位を精密に調べる検査があります。検査内容は医療機関によって異なり、CTや内視鏡など新しい医療機器を用いた検査も含まれます。

去年・一昨年の結果と比較

健康診断の数値の基準値は「健康だと思われる人の95%が入る範囲」です。

数値が基準値以内でも完全に安心するのは危険で、変化がある場合は注意が必要です。例えば、糖尿病の場合、グレーゾーンの状態が12年程度続くと、ある日突然に血糖値が跳ね上がって糖尿病になることが統計的に分かっています。健診結果は捨てずに取っておき、去年や一昨年の結果と比較して見ることが大切です。また、基準値を超えているのにも関わらず、今のところ体調に問題がないから様子を見ようと自己判断するのも避けましょう。

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