ドクターズガイド

瀧上隆夫 医師 (たきうえたかお)

瀧上隆夫 (たきうえたかお) 医師

チクバ外科・胃腸科・肛門科病院(岡山県)
院長 大腸肛門科

専門

肛門疾患、大腸疾患

医師の紹介

まだ、今ほど大腸疾患が増加していなかった30年も前から、苦痛の少ない消化器内視鏡検査を研究・実践してきた瀧上隆夫医師。大腸内視鏡検査の実績は今までに約7万5,000例を超える。「大腸がんの早期発見のためには、肛門から診ること」と提唱する竹馬浩会長と共に、中国四国地域ではトップクラスの4万2千人にのぼる痔の手術をおこなってきた。肛門疾患の中では特に痔瘻手術にこだわりがあり、従来の痔瘻のろう管を大きく開いてオープンカットする手術ではなく、肛門の括約筋をなるべく傷めず、手術後の肛門に大きな変形や瘢痕を残さないのが特徴だ。

診療内容

「日本人の3人に1人は痔の悩みを抱えていると言われていますが、病院に通っていなかったり、何も治療をしていない人を加えると倍くらいの患者数がいるとも言われているのです」そう語る瀧上医師。しかし、デリケートな部分だけについ恥ずかしさが先に立ち、ひどくなるまで病院に行かないケースが目立つのが現状だという。これは大腸疾患についても同じで、受診の機会を遅らせてしまう人も多い。
「今は検査前に沈静・鎮痛剤を使用するので苦痛が少なく、検査も数分で終わります。ぜひ、自己診断するのではなく、専門医のところで安全で確実な検査を受けることを勧めます」(瀧上医師)
肛門疾患・大腸疾患ともに潜在的に不安を抱えている人が多いだけに、瀧上医師のこのような声に耳を傾けたい。そんな瀧上医師が肛門疾患の中で特にこだわりをもってやっているのが痔瘻手術である。痔瘻は細菌によって肛門の周辺が化膿して穴があく病気だが、治すためには手術が必要となる。
我が国で従来行われてきたのは、痔瘻の瘻管を大きく開いてオープンカットする手術だったが、部位によっては肛門括約筋が傷つき、痔瘻が治ったとしてものちのち肛門が引きつれたり、肛門の締まりが悪くなってしまうことがあった。そこで瀧上医師がするのは、肛門の括約筋をなるべく傷つけないようにしながら瘻管を切除する括約筋温存手術である。この方法であれば、手術後の肛門が大きく変形したり、瘢痕が残ったりしないのだ。しかも、急性期に切開してからウミを出すところまでしておき、時間をおいて患者の都合のよい時に根治手術をするというやり方も多く手がけている。これならば、まずつらい症状を第一段階の手術で抑えておき、根治手術は自分の予定に合わせられるため、仕事や生活の予定なども立てやすい。

診療を受けるには

診療時間・休診日は、月曜・火曜・水曜・金曜・土曜で受付時間8:30~11:30、13:00~17:30。休診日が日・祝・木。瀧上医師の外来診察は、月曜・水曜・金曜の午前。予約や紹介状はなくても診察を受けられる。初診時の待ち時間は約1時間。医師の指名は可能、瀧上医師の手術待ちは約1週間程度。

累積症例数または患者数

これまでの胃・大腸内視鏡検査はそれぞれ約70,000例、肛門手術 約10,000例、開腹手術 約1,500例

年間症例数

病院全体では肛門手術数 年間約1,300例、開腹手術数 約180例、胃・大腸内視鏡検査 約12,000例。 個人では肛門手術 年間約400例、開腹手術 約100例。

医師のプロフィール

経歴
1978年 岡山大医学部 卒業
1978年 チクバ外科・胃腸科・肛門科
1982年 アメリカにて腸内視鏡検査研修。イギリスにて大腸肛門病学研修
2000年 チクバ外科・胃腸科・肛門科病院 院長
所属学会・認定・資格

日本大腸肛門病学会評議員、日本大腸肛門病学会指導医、麻酔科標榜医

予防に心がけたいこと

毎日お風呂に入り、お尻を清潔な状態にする。便秘や下痢に注意する。便秘になると硬い便が肛門を傷つけたり、強くいきんで肛門付近がうっ血するためよくない。下痢の場合は肛門を刺激し不潔にもなりやすい。また腰を冷やすのも肛門の血行が悪くなるため避けたい。その他、座りっぱなしや立ちっぱなしでいると、肛門がうっ血しやすくなるため、時々軽い体操をして、血行をよくするのがコツ。

費用のめやす

肛門手術 入院7日間位で3割負担の場合、約8~9万円

発信メディア(ホームページ、ブログ、Twitter、facebook等)

◆院長からのメッセージ「趣味は、将棋五段、囲碁二段です。入院中の方でお好きな方とはいつでも対戦。楽しんでいただけると思います」