ドクターズガイド

吉田 祥 医師 (よしだやすし)

吉田 祥 (よしだやすし) 医師

吉田診療所(大阪府)
院長 精神科・心療内科

専門

睡眠障害全般(特に不眠症、過眠症)

医師の紹介

吉田祥医師は、専門的な知識と豊富な経験をもとに睡眠障害の診療にあたる。睡眠医療認定医として、過眠症、不眠症、むずむず脚症候群、概日リズム睡眠障害、睡眠時無呼吸症候群など、生活に大きな影響を与える睡眠障害を適切に鑑別し、ひとりひとりの症状にあった治療を提供。2010年に院長に就任し「健康な精神(こころ)と健康な睡眠を守るホームドクター」として、地域の患者の話をしっかりと聞き、患者と一緒に治療方法や症状に対する対応方法について考えていく姿勢を大切にしている。

診療内容

1974年に吉田計夫前院長が開業した同院は、約40年に渡り堺の地域医療に携わってきた。主に、成人の気分障害(うつ病、躁うつ病など)、パニック障害や不安の病気、統合失調症、認知症などの診療を行っている。吉田医師は、日本では数少ない睡眠障害の診断・治療を専門とする日本睡眠学会睡眠医療認定医。大阪医科大学を卒業後、同大学精神科や米国スタンフォード大学精神神経行動学講座睡眠研究所ナルコレプシーセンターへの留学などで専門的な経験を積み、2010年4月1日に同院の院長に就任した。患者の健康なこころと睡眠を守ることを目指して、日々熱心に診療に取り組んでいる。
日本人の約20%が不眠症状を持つともいわれる現在、睡眠の問題は国民の健康を脅かす重大な要因となっている。睡眠障害には、昼間に眠い、一日中眠い、睡眠が長時間に及ぶといった症状がある過眠症群、不眠症、足がむずむずして寝付けないレストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)、朝方まで寝付けない、昼間まで起きられない概日リズム障害、睡眠時無呼吸症候群、ひどい寝言や手足のばたつきなどの睡眠中の行動の問題などが含まれる。
睡眠障害にはさまざまな原因があるため、鑑別は簡単ではなく、専門医が必要とされている分野。国際的には約90種類にも及ぶ睡眠障害や睡眠にまつわる病態が認知されているという。その一方で、有病率は様々である。有病率が高い睡眠障害としては、不眠症(群)、睡眠時無呼吸症候群、レストレスレッグス症候群などが挙げられる。そこで吉田医師は、睡眠医療認定医として特殊な睡眠障害の可能性も鑑別診断に置きながら、主に有病率の高い疾患の診療にあたっている。なお睡眠障害の診断に終夜睡眠ポリグラフ検査や反復睡眠潜時検査などの専門的な検査が必要な場合は、入院して検査が受けられる近隣の睡眠医療専門施設を紹介している。
ひどいうつ状態・うつ病だと紹介された患者が、実は重度の睡眠時無呼吸症候群やむずむず脚症候群による極度の慢性不眠状態で、それらの疾患を治療することで、抗うつ薬などを使用しなくても抑うつ症状が改善する例も珍しくないという。慢性の不眠症や睡眠不足は、様々な精神科の病気を引き起こしたり悪化させたりする。
こころの悩みは目に見えないため、どうしてもまわりからは気付かれにくい領域である。吉田医師は、ひとりひとりの患者とじっくり向き合い、患者と共に対応方法を考えていく姿勢を大事にしている。

診療を受けるには

予約制ではない。13:00~15:00は再診の患者で混雑するため、初診はなるべく15:00~16:30頃に受診する。院長の吉田医師の担当は、月曜・火曜・金曜。

医師のプロフィール

経歴
1993年 大阪医科大学卒業後、同大学附属病院にて臨床研修開始(精神神経科)
1995年 同大学大学院博士課程入学
1999年 同課程満期修了
2000年 学位取得(医学博士)、米国スタンフォード大学 精神神経行動学講座 睡眠研究所ナルコレプシーセンターへ留学(postdoctoral fellow)
2004年 大阪医科大学精神科 助手
2007年 大阪医科大学精神科 講師 (外来医長、医局長)
2009年 吉田診療所勤務、大阪医科大学神経精神医学教室 非常勤講師
2010年 吉田診療所 院長就任
所属学会・認定・資格

日本睡眠学会 睡眠医療認定医、日本精神神経学会 精神科専門医、日本老年精神医学会 専門医・指導医、Sleep Research Society、精神保健指定医、日本医師会認定産業医

予防に心がけたいこと

強い不眠を訴えて受診される方における不眠の原因は、1)アルコール多飲の問題を持った方、2)日中に寝て、夜眠れないと訴える方(睡眠衛生の問題)3)精神疾患(うつ病、躁うつ病などの感情障害、統合失調症など)、4)睡眠リズム障害(遅寝遅起)、5)レストレスレッグス症候群、などが多い。
寝酒はやめる、規則正しい生活やめりはりのある生活(日中の適度な運動)を心掛けることがまず重要である。

費用のめやす

睡眠障害の診察は、通常の保険診療の枠内での費用となる。