ドクターズガイド

伊藤愼芳 医師 (いとうまさよし)

伊藤愼芳 (いとうまさよし) 医師

四谷メディカルキューブ(東京都)17病院のクチコミ
消化器内科
部長、内科診療部長

専門

消化器内科(胃潰瘍・十二指腸潰瘍)

医師の紹介

伊藤愼芳医師は、長年にわたって消化器病診療、内視鏡検査に携わり、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会指導医および専門医、重ねてヘリコバクターピロリ感染症認定医など、多くの資格を持つ。その経験にもとづき、苦痛の少ない内視鏡検査を実践している。最近では、特に細い内視鏡による検査や、ピロリ菌の除菌治療で多くの患者の信頼を集めている。四谷メディカルキューブでは、開院時から伊藤医師が中心となってこれまでに約5,000件の除菌治療を行っている。

診療内容

胃潰瘍と十二指腸潰瘍は、合わせて消化性潰瘍とも呼ばれる、粘膜が傷つきえぐれ、痛む病気。ピロリ菌に感染していると発症しやすいことがわかっており、予防もできる病気になっている。決め手は「除菌治療」。「ピロリ菌(正式名:ヘリコバクター・ピロリ)感染は胃炎や胃・十二指腸潰瘍だけでなく、胃がんを生じる重大な因子です」と伊藤医師。なお、潰瘍については、痛み止めやアスピリンなどの消炎鎮痛剤から生じることもあるが「ストレス」は今ではあまり重要視されていないという。
ピロリ菌と胃・十二指腸潰瘍の関係は1990年代に広く認められるようになった。患者の多くがピロリ菌感染者であるという事実に加え、ピロリ菌を除菌すると再発を劇的に減らせることがわかり、欧米では1994年から除菌が本格的に行われるようになったという。日本では2000年に潰瘍に対するピロリ菌除菌が保険適用となり、今やピロリ菌感染のある胃・十二指腸潰瘍の場合、第一に行うべき治療となっている。
治療には胃酸を抑える抗潰瘍薬を投与するが、ピロリ菌の検査を必ず行い、感染している場合は除菌治療も平行して行う。除菌しない潰瘍では1年以内に60%以上が再発するというデータもある。
除菌治療では、胃酸を抑える薬と2種類の抗菌剤の計3剤を1日2回、7日間服用する。同院での初回の除菌成功率は現在約90%。うまく除菌できなかった場合は、薬を変えて2次除菌。ほとんどの人はこれで成功するが、それでもだめな場合は3回目以降の除菌を行うこともあるという。「初回の除菌治療で失敗された方もどうぞご相談ください」と伊藤医師。

診療を受けるには

ピロリ菌外来は木曜日の午後、伊藤医師が担当。完全予約制。ピロリ菌感染の検査を希望される方は、昼食を摂らずに来院すること。

累積症例数または患者数

2005年5月のピロリ菌外来開設から2016年12月までに、除菌治療の件数は約5,000件となる。

年間症例数

年間約1,000人の胃・十二指腸患者を診療。施設での上部消化管内視鏡は年間5000件、下部消化管2500件程度。

医師のプロフィール

経歴
1954年生まれ
1980年 東北大学医学部卒業
関東逓信病院にて研修、NTT東日本関東病院消化器内科医長、NTT東日本伊豆病院内科部長
医療法人社団あんしん会 四谷メディカルキューブ 内科診療部長・消化器内科部長
所属学会・認定・資格

日本消化器内視鏡学会(指導医、関東地方会評議員)、日本消化器病学会(消化器病専門医、関東支部評議員)、日本内科学会(認定内科医、総合内科専門医)、日本肝臓学会(肝臓専門医)、日本人間ドック学会(認定医、専門医)、日本ヘリコバクター学会(ピロリ菌感染症認定医)